京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

お盆に向けてがんばるぞ!

2015-06-26 21:13:09 | 妻!日記

赤紫蘇発売前、最終のお休み・・・

長女を連れて、伊吹山に行ってきました。

ドライブウエイで山頂近くまで行けます

けっこう良い値段の通行料ですが、その価値があります。

 

なんだか、ちゃんと登山してるみたいでしょ。

ほとんど事務所から動かない、運動不足の私でも楽々登れました。

 きれいな山のアジサイ。渋い色合い。

 マムシグサ

 ミヤマコアザミ

他にも、いろいろ・・・

すべてが、いつものお散歩コースと違う草花たちで・・・

すごく楽しかったです。

花の好きな長女を連れてきて、ゆっくりできたのも良かったです

伊吹山の頂上には売店がありました。

私にとっては理想的な山です。

とてもフレンドリーな店主さんがいて、私にしては、けっこう一杯しゃべってしまいました。

ぽかぽか陽気の頂上だったけど、天候の悪い時は大変なんでしょうね。

たいして歩いていないのに、こんな景色が見れるなんて!

目からウロコです。

年々ストイックさのなくなっていく自分・・・

いえ、ストイックなことをたまにすると、すぐに関節とか足裏に影響するので、最近はちょっとそこまで歩くのも慎重になっています。

でも、今日は酸素が薄いせいか?体が軽く感じた。

気分のせいでしょうか。

気持ちの良い所に来ると、心身ともに軽くなれるのですね

飛行機が真上を通過。

近くで見る飛行機はすごく早いです。

普段見るのとは違う速さです。

くだりは、長女がやたら早かったです。

わたしは膝が笑いました。

笑うだけならいいけど、体重支えきれなくて、よろけてしまいそうなので、無理はできません。

でも、やっぱり置いていかれたくないので、頑張ります。

 

翌朝から、筋肉痛・関節痛が怖かったですが…

意外とマシでした。

伊吹山は、下界から見るより大きな山でした。

それほど難易度は高くなさそうですけど、ひたすら歩くのが辛いかもね。

体力たっぷりの長男&次男に登山させたいと思いました。


6/16 赤紫蘇畑の様子

2015-06-18 08:18:08 | 赤紫蘇畑の様子

久しぶりに赤紫蘇畑を覗いてきました

ここは一番小さい畑で、他の場所にも2か所あります。

6月収穫分は、こちらの畑で賄うそうで・・・

確かに一番先に植え付けた場所だけあって、良く育っています。

すでに業務用の注文も入っており、しば漬・もみじそ・ジュース用にも6月中に必要なので、

とても心配でしたが、ここに来て安心しました。

あと少し、雨とムシムシが続けば、ずいぶん大きくなることでしょう。

メジャーを持ってくるのを忘れたので、私の足ではかりました。

ジーパンのしわが寄るところ(笑い)高さ60センチくらいです。

赤紫蘇畑の横には、青しそが植えてあるのですが、無法地帯っぽくなっています。

青しそとまじって、コスモスなどが・・・

雑草たちも、必死に変装して?「どうか駆除しないで下さい」という感じに頑張って育っていますね

化けの紫蘇(大原の古来種と違うもの)も発芽したりします。

他所から飛んできり、運んできた土砂の中から他種が育っていたりするのでしょうか。

こういうのは、苗の時点で伐採します。可哀想ですけど・・・

ビニールハウスの苗床は、何かわからない状態です。

余りの苗がボウボウに育っています。

私は、こういうので家用しば漬を作ったり、紫蘇ジュースを作ります。

相当カラカラになっても、しば漬はちゃんと色が出るので不思議です。

 

赤紫蘇は、6月26日に販売開始いたします。

よろしくお願いいたします

6月中は、収穫量が少なく、皆様にお送りする分を確保しておきたいのですが・・・

できれば当店のしば漬・もみじそ製造も同時進行していきたい、という我儘もございまして・・・

もし、ご都合頂けるようでしたら、7月に入ってからの発送をお願いしたく存じます。

 

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 


感動!

2015-06-07 18:20:06 | 妻!日記

家族が増えました!

って、メダカの話。

 

今日は、一日中お店番していたので、メダカのエサやりとか卵さがしとかしていまして…

どうやら卵が孵化したらしい、というのも感動なのですが ↑ ↑ ↑ 

なんと

私がイジコジ卵のついた水草をいじくっていたうちに・・・

生まれました~                        

うれしいです

下手すりゃ、わが子の出産より感動しました。ほんとうに

もうすぐ殻から出てきそうな子もいます

殻はけっこう硬いそうです。

今見たら、しっぽが動いてました

このブログを書いているうちに出てくるかもしれませんね~


しば漬けの漬け込みが始まっています。

2015-05-25 13:45:13 | お漬物の話

とてもありがたい話ですが…

予想以上に、しば漬がよく売れており、在庫が乏しくなってきました。

本来、味付けのしば漬は、生しば漬では出せないような、ひねもの(1年以上たったもの)を使って製造しているのですが、

味しば用のしば漬も足りなくなってきました。

そういうわけで、少々フライング気味ですが、しば漬の漬け込みが始まりました。

こんなかわいらしい、苗床の紫蘇を使います。

鶏で言ったら、若鶏、ひよこです

味はどうなのでしょうか。

優しく穏やかなイメージですが、意外にも生えたてでバイタリティーあふれた味なのかもしれません。

泳いでいるなすを捕まえて・・・

スライサーにかけます。

今日のニュースで、野菜高騰、と言っていますが、

こちらのお茄子の仕入れ値は安いほう(この時期にしては?かな)だったそうです。

こういうタイミングの仕事が、後々功を奏してくるかもしれません。

さきほどの赤紫蘇のひよこ

お茄子にかけて・・・

お塩を振って・・・

混ぜます

混ぜます

こちらは、本当ならば、撹拌の機械の仕事ですが、

まだ機械の設置が出来ておらず、人力ですることになりました。

毎年、しば漬の機械は、夏期限定で設置しているのです。

そうしてできた、しば漬

茄子の和え物、みたいですね。

そうです。

しば漬って、もともと家庭料理であるだけに、(しかも昔からある)

やることはすごく簡単なのです。

分量と重石加減だけ気を付ければ、簡単にできます。

 

何が大変かというと、1年分のしば漬を貯蔵しておく場所の確保が大変です。

街中では、匂いがするから絶対に苦情がきますね。

なるべく臭くならないように、掃除することも大事です。

 

さあ、2015年しば漬がスタートしました。

今年も美味しいしば漬を皆様にお届けできるよう、頑張っていきたいと思います。

新しいしば漬で作った、味付けしば漬も楽しみです。

辻しばグレードアップしたいと思います

 

 


<2015年赤紫蘇>今週の様子。

2015-05-23 16:22:44 | 赤紫蘇畑の様子

農作業はかどる…京都大原です。

 ↑ 若い農家さんの洗練された夏野菜栽培の様子

 

そして、いつもの辻しば農園 ↓ 

紫蘇植え前の、苗床での様子。

良く育ちそうな苗を選んで引いていきます。

ひょろひょろでなくて、茎が太くてしっかりしたもの…

化けの紫蘇を選ばないことも大事な仕事。

(他のしそ科の野菜とブレンドされて、ちぢれのなくなったやつとか)

 ここのは、みんな大原美人ばかり

 

ハウスとハウスの間には、お花畑が出来ていました。

ハウスの横の紫蘇畑。

里いもとかトウモロコシも一緒です。

最初の方に植えた苗も、すっかり定着して、わき芽も立派に育ってきてます。

今年は定期的に雨も降り、お日さんも照りすぎず、程よい栽培環境です。

近年まれにみる穏やかさ。

心配なのは社長の腰かな・・・

 高い場所にある紫蘇畑の景色もいいけど、ここも良いですね。

ここは川の横だから、大原の中では低いほうです。


蒸した日にはね・・・

2015-05-22 10:02:53 | 大原の風景

雨上がりの後

大原の山に小野霞がかかるような朝…

今日は居るなと思ったら、やっぱり来ています。

農道に、白いポツポツが・・・

居ります居ります、大群です

今日は、アオサギ、シロサギ、カモがいます。

上では、シロザキとトンビがケンカしていました。

 

体格ではトンビが圧倒的に優っていますが、

どういうわけか、シロサギの方が執拗に追っかけて攻撃を仕掛けている感じ

いったい何の戦いなのでしょう。

下の世界は(お陰様のためか・・・)すごく平和です。

カモの場所、指定席です。

いつも、ここに座っています。

黒カモ(そんな種類はあるのか?)のグループが遊んでいることもあります。

朝のウオーキングでの・・・年に数回の楽しみ。

鳥たちの姿に癒されますね

 


晴天が続いています。

2015-05-14 16:35:41 | 大原の風景

鯉が勢いよく泳いでいる大原。

今年も稲作が始まりました。

水を張った田んぼは鏡みたいできれいですね。

鴨のグループもやってきてます。

のどかです。

稲の苗。

朝づゆでキラキラしています。

玉ねぎ坊主、花ざかり。

花の中の花。

 

気持ちがいいので、うちのビニールハウスも覗いてみました。

紫蘇の植え替えも始まっています。

苗もいいサイズに育ってきました。

ちりめんじわが出てきましたね。

ハウス横のはたけ。

この間の台風の雨でしっかり水分補給出来ました。

元気に育っています。

横には、青しそも。

雑草?

あまり区別がつかないけど、葉っぱのにおいをかぐと・・・

立派に青紫蘇です。

倉庫横の山椒の木。

こちらも、たわわに実ってきました。

さ~あ、来月は実仕事が待ってます。

収穫が楽しみです。


地球にやさしいお出かけ。

2015-05-01 10:31:17 | 京都観光に役立つ?話

先週、バスで出かけました。

長岡京まで。

大原から京都駅までバスで1時間ちょい。

それからJRで長岡京駅まで10分(笑)

複数人で出かけるならば、明らかに車の方が融通が利いてお得なんですが・・・

どうしても譲れない理由があって、バス。

それは・・・

サントリービールの京都工場の工場見学の申し込みをしたのでした。

当然試飲をするから、車は×。

飲まないともったいないですし。

 最初はサントリー山崎のウイスキー工場に行きたかったのですが、

やはり朝ドラの影響からか大人気で、予約がいっぱい連日満員です。

まあ、いいか、ということで、ビール工場へ・・・

 

でも、お出かけの行程を考える時に気づいたのですが、

山崎って大阪だったのですね。

山崎と大山崎と長岡京は別行政区なのでした。島本町と大山崎町と長岡京市。

国道・高速・電車では、あっという間に過ぎる距離(5キロほどですが)なので、混同してしまいます。

 

で、サントリービール工場は、山崎じゃなくて、長岡京にありまして、長岡京駅に到着したのでありました。

工場見学は11時からの予約で、それまで何しようと思って地図を見ましたら・・・

なんと!

 お城と古墳、という、私には最高な組み合わせ。

隣で若!は苦笑い。

これは、神様のお告げだ、絶対に行くべし、と急にテンションが上がって

暑い中頑張って歩きました。

駅から徒歩5分ほど。

まっすぐ歩くと、この風景にたどり着きます。

 長岡京の代表花?キリシマツツジがきれいです

勝竜寺城・・・

細川ガラシャが新婚時代を過ごしたお城として有名。(ミーハーな言い方をしますと)

室町時代に京都の守護・畠山氏あたりが築城したと言われていて、

松永久秀や三好三人衆などが入った後、信長より拝領された細川藤孝(幽斎)がこの城に入りました。

そして、1578年、藤孝の息子・忠興と明智光秀の娘・玉(ガラシャ)が盛大な結婚式を挙げて、この城で新婚時代を過ごしたのだそうです。

 アルビノ?珍しい白いタンポポ

 ちょうど、きのうファミマで買った歴史コミックに、勝竜寺城を端的に説明するくだりがあって、

それにならって説明しますと・・・

細川藤孝と明智光秀は互いに信頼し合い、姻戚でもある。

光秀が本能寺の変を起こした時、当然細川父子が加勢してくれるものだと考えていた。

しかし、細川氏も、同様に援軍を求めた筒井順慶も、味方についてくれなかった・・・誤算。

計算が外れた光秀、大幅な兵力の差、なすすべもなく、孤立。

一方、備中高松から驚異的なスピードで戻ってきた秀吉が天王山に集結した。

山崎の戦い。

光秀は、娘婿の居城・勝竜寺城に布陣し、態勢を整えるが、間に合わず・・・

「三日天下」と言われるような悲惨な結末に。

娘の玉(ガラシャ)は「逆臣の娘」として疎まれ、丹後の山深い地に幽閉された。

 

お堀を渡って、石垣に囲まれた敷地の中に入っていくと、

中はきれいに整備された公園になっていました。

櫓のような建物は管理棟。

そして・・・

下の写真 ↓

右端の建物、覗く時間がありませんでしたが、多分あそこにお城から発掘された石仏が祀られているみたいです。

安土時代のお城の石垣には、石仏が使われていますね~。

科学的にみると意味はなくても、仏像を石垣に使うなんて、ちょっと嫌ですね。

罰が…とか思いますが、どうでしょう。

安土城(信長)とか、福知山城(光秀)とか・・・

基本的には最近整備された公園という印象ですが 

↑ ところどころお城の名残が感じられる部分があります。

萌え、ますね~

 

ガラシャさん、幽閉後も忠興公のところに戻っていますし、仲の良い夫婦だったみたいですが…

 暑いし、時間が押しているので、ゆっくり説明板を読んでられませんでしたが、

こちらを管理されている方らしき紳士に、細川氏について、いろいろお話を聞かせて頂きました。

元首相の細川護熙氏は子孫にあたられるそうで・・・

応仁の乱とかで名前をよく聞く細川氏も、この細川氏で・・・

ビックリすることばかりでした。

歴史はほんと複雑ですけど、それを一つひとつ紐解いていくのが楽しい作業ですね~

 

さて。

予想以上にゆっくりしていたので、工場見学の時間が迫ってきました。

住宅地の中で、いかに道をショートカットしていくか・・・

野生の勘で進んでいたら、見事に迷ってしまい

こんなところに来てしまいました。

 

まあ、おかげで場所が把握できたし良かったですけど。

この古そうな線路の石橋に萌え~

JR東海道線のこの区間は明治9(1876)年に開業

なんとなく、その当時っぽいたたずまいじゃないですか。

きっと、この橋のどこかに施工年が書いてあるのでしょうけど。

気になります。

そして、小川の先には学校があって、その先に、古墳

あの曲線に萌え、ます。

恵解山(いげのやま)古墳

円墳部分は、市民墓地として使用されています。

方墳部分には竹林があり、小学生がタケノコ掘り?に来ていました。

目的がタケノコなのか、社会見学ついでにタケノコ掘りなのか・・・

向こうから挨拶してくれる気持ちいい子たちでした

昨年整備されたところで立派です。

こんな便利なところに、こんな素敵な古墳ができるなんて

長岡京市、あっぱれです

↑ すぐそこが線路なので、JRの電車から、よ~く見えますよ。

うれしいな、近くにこんな古墳ができるなんて

さて。

古墳から歩いて5分ほどで、

サントリービール工場に到着です。

時間がないし、すごい早足で歩いたから、もう汗だく

こんな快適空間に案内されて、幸せです

長岡京はタケノコの産地だから、やっぱりフロアからも竹林が見えています。

ビールの原料、ホップが花壇に植えられていました。

ホップ、麦じゃないのですね

麻科の植物で、ベルみたいな形の実がなります。

ビールの苦みの元になるそうです。

いよいよ、工場見学。あのタンクにビールの元がいっぱい入ってるらしいです。

温かい部屋に・・・(発酵臭がします)

冷たい部屋。

(瓶詰め作業、無人、とても衛生的です

そして、最後に楽しい試飲

試飲?いや、本格的に飲む量ですよ、これは

(1杯目)プレミアムモルツ ↑

(2杯目)マスターズドリーム

(3杯目)↓ プレミアムモルツの違う盤、だったかな 

この細かい泡に感激しました。

そして、サントリーの太っ腹にも

おつまみも美味しかったです。通販しているのなら買いたいです。

 

工場見学、もちろん、飲んだら運転禁止、ですが・・・

ここまで、ちょっとやそっとで醒めない量、飲ませてもらうとは

嬉しいような、申し訳ないような、でもやっぱり、もう一度行きたいな

次の日に、即!サントリー山崎・ウイスキー工場の見学を申し込んだのでした。

 

さて、ふわふわとした足取りで長岡天神に行きました。

キリシマツツジが満開です

背丈を超える大木です。

ここまで大きくするのは大変だったのでしょうね。

そして、長岡天神の境内に、どういうわけかトルコ料理のレストラン。

不思議なシチュエーションです。

ランチを頂きました。

お豆のスープに、料理とトルティーヤ(だったかな)

 インド料理に近い味

豆料理が多いです。

地中海料理、っぽくもあるし・・・

お店の人も優しいし、ここは長岡に来たら必ず行く店になりそうです。

食べた後にお参り。

新緑と小鳥の声で爽やかです

緑が光っています

大木の深緑の新緑もきれい~

長岡天神のお池の端、菖蒲園では手入れをされていました。

 長岡京は、京の工業地帯、あとは高速道路のイメージなのですが、

すごく充実したお出かけになりました。

ほかにも、遷都・長岡京の跡もありますし、史跡がいろいろ残っています。

まだまだ穴場が残っていそうです。


春爛漫♪

2015-04-22 13:56:59 | 大原の風景

今年は雨が多いみたいですね。

4月に入ってから、子供の登校についてウオーキングをしていましたが・・・

雨の日は長歩きがしんどいので、ショートカットのコースで。

 

今日は、久しぶりに朝からカラッと晴れましたので、

遠回り、農道コースを行きました。

 

この季節、農道コースのお散歩は、お目当てが沢山あります

気になっていたアケビのつるの場所。

なんだか、今年はえらい満開になっていました。

今時分の鳥は、アケビの実を食べないの?

同じ場所で繁殖して、えらく茂ってました。

花のつき方に、独特の規則性があって面白いです。

次に…

民宿茶谷さんの桃

茶谷さんは、いつでも花爛漫で素敵です。

茶谷さんの先からは、景色が開けて、大原が一望できます。

田んぼの色も、季節によって変わります。

草も新芽が出ているようで、素敵な色合いです。

農道から見る竹林の風景。

新緑に強い日差しが当たって、きれいな青緑が見えています。

どなたかに水彩画を描いてもらいたい、微妙な色合いの、緑の競演です。

こちらは、うちの倉庫の山椒の木です。

花が咲きました。

美味しそう

おこぶとジャコと炊いたら美味しいですよね~

紫蘇の苗床。

ぴよぴよぴよぴよ~

幼稚園です。

元気に育ってきました

 


霊山観光。

2015-04-06 09:12:26 | 京都観光に役立つ?話

4月4日、霊山歴史館・維新ミュージアムに行きました。

維新土曜トーク「梅田雲浜と松陰」の講演がありましたので。

 

幕末の尊王攘夷派のリーダー格・小浜藩出身の梅田雲浜。

安政の大獄でつかまりました。

大河ドラマでは、きたろうさんが演じてらっしゃいましたね。

 

その雲浜公の子孫の方の講演でした。

約2時間。

梅田雲浜公は、幕末小説では、ちょくちょく名前の出てくるお方ですが、

大義を成し遂げる前に亡くなられたせいか、いまいちどんな方か分かりませんでした。

マンガ「風雲児たち」での印象と、生誕地小浜で見た説明書きでの印象があまりに異なったから・・・

なんだか気になっていた、というのも講演に来た理由にあります。

 

テーマの一つにあげられた、梅田雲浜と吉田松陰の関係。

残っている松陰公の文献からは、どうも嫌っていたようなことが読み取れ、

仲はさほど良くなかった、との通説がありますが・・・

その他さまざまな証言に基づいていくと、そんなことはなかったのではないか、とおっしゃられていました。

お話からは、雲浜公が周りの人々に慕われ尊敬されていた姿が見えてきました。

まあ、情勢の不安定な時代においては、誰かをかばうために、心にもないことを書き残す、ということもあり得ますし・・・

あとは、想像するばかりで、あの世に行って聞いてみなければ分かりませんね。

でも、私の偏った知識に、また別の角度からの情報を加え入れることが出来ました。

新たな雲浜公の姿を想像できることに、喜びを覚えます。

幕末史は、近現代政治にも結び付いているためか、情報歪曲した部分も否めませんし。

客観的かつピュアな視点で読み解いていきたいと思います。

そこが幕末の最大の魅力かもしれませんね~。

 

さて。

この花めいた賑やかな時期に、家族をおいて出かけるのは後ろめたかったので・・・

暇そうな次男を連れていきました。

講演への同伴はあっさり断られたので、待ち合わせの時間を決めて、自由行動をしてもらうことに。

中1ですしね、早いもので。

おこづかいと入場料を渡し、歴史館前で別れました。

 

以下、次男のカメラ撮影。

しぶい!観光コースです。

 霊山護国神社

ここから、竜馬の墓のある霊山墳墓へ・・・

母が恋しかったのか、歴史館の建物の写真。

雲浜公生誕地の福井県小浜からは

歴史の同好会の方が団体で来られていました。多分そのバスですかね。

焦点がどこかわからんけど、なかなか良い写真。

この時期どこも花爛漫ですが、霊山からの眺めも良いですよ

志士をたたえる碑があちこちに・・・

母と一緒で、長州びいきなのか・・・

 木戸孝允公の墓

 品川弥二郎の碑

オフシーズンはひっそりとしていますが、この季節は子供一人でも楽しく散策できたようです。

次男は、その後維新ミュージアムに入りました。

行くのは3回目で勝手は分かっているし、安心です。

特別展「松陰をめぐる人々」で、映像も新しいものに変わっていたし、

きっと楽しめたことと思います。(歴史好きには楽しめます。)

 

さて、この時期ミュージアムの数少ない駐車場に停めるのは気が引けたので、

東山三条の格安駐車場に停めておりました。

往復4キロ。

次男とおしゃべりしながらなので、あっという間です。

長男の反抗期の始まりと同じように、最近は母へのダメ出しが増えてきて、

時々ケンカのようになりますが、楽しい道中です。

東山三条~古川町商店街~知恩院前~円山公園~石塀小路~霊山

 円山公園の桜

 石塀小路

すごい人です!

 知恩院前。

人ひと人です!

日曜からの雨で、市内の桜は散ってきているでしょうか。

でも、大原はこれからですよ!

 

次男と、しみじみ「大原にはなんで人が来てくれないんだろう・・・」って。

「遠いからね・・・」

でも、人の少ない分二酸化炭素が少ないから?桜のコンディションも良いはずです。

自然のきれいな大原にも、ぜひ来てくださいね!