妻!と子達は、盆前に広島に里帰りしていたのですが、
大原に残って、仕事と地域のお世話をしていた、若!
お盆16日に、久しぶりに休みを取って、お出かけしました。
貴重な一日ですので、どこに行くのか迷うところですが、
結構いさぎよく美山行きを決めた若!
(そんな山奥に何があんの、といぶかしがる妻!だったのですが)
大原より北
左京区最北端の久多を抜けて、美山に行くのは、こんな道ばかり。
JAFが来れないようなとこへ行くのは嫌なんだけど・・・
(携帯すら通じるか怪しい)
若!の楽しそうな顔・・・
やっぱり、山道ドライブが好きなようです。
さて、しいて期待せずに若!の休暇に付き合った感の私でしたが・・・
石垣の匂いを感じる場所を見つけたので停車
とても古そうな神社です。
場所は、久多の郵便局の横でした。
そこそこ民家があって、中心地?のようです。
石も良いのですが、建物も風格があり、とても惹きつけられました。
説明書きには、由緒がはっきりしないとありましたが、
神社の造りは、どうしてこんな場所に?と思うくらい、とても立派!
かなりの有力者が関係しているのではないかと、想像してしまいます。
1233~34年にはすでに建てられていたそうです。
ここらの川を見てみますと、白っぽい石が多いです。
積み石が角ではなく丸っぽいのは、石質によるものでしょうか?
実は、子供の自由研究は、いろんな石の観察をさせたのですが、
結構奥深くて、思ったより大変でした。
白っぽい・・・石英?石灰岩?
難しいです。
とても立派でしょう。
神社にはそれほど興味ないのですが、
こちらの神社は、写真で見るたび、とても素晴らしいと思います。
お盆の後、久多では、花笠踊りが行われるのですが、
この神社が会場になるのだそうです。
(新聞記事で知りました。)
なんでも、祭りの後、笠にさした花を、好きな女性にプレゼントして、
告白していたのだそう。
ロマンチックですね。
さて、
久多から、さらに山中を行くこと、30~60分くらい?
美山のかやぶき集落に到着しました。
集落ぐるみで保存されています。
半観光地ですが、普通に生活してはったりで、大原とよく似ています。
粟かヒエのようなのを育ててはった
集落の向かって左側の奥に鎮座された稲荷神社
樹齢の古いトチノキ
栃の実を使った和菓子も多い美山です。
自然と一体化した石たち
お昼ごはんは、ちょっと久多方面に戻ったところにある
山の家みたいな施設で食べました。
河鹿荘
宿泊施設なので、ちゃんとした料理人さんがいはるようで、
予想に反して、とても丁寧な料理が頂けて、びっくり!
街のレストランでも、出来合いの詰め合わせみたいなとこがあるのに、
松花堂弁当の一つ一つ丁寧に作られているようで、驚きました。
これで、私は、すご~く機嫌よくなりましたよ。
ご飯の後は、みんな、付設の温泉に入りに行きました。
私は、ゆったりしたロビーでまったりしてました。
その後は、丹波ワイン工場に行って、亀岡通って帰京
直売限定ワインで、無濾過・酸化防止剤不使用のを買いましたが、
炭酸水のように発酵が進んでいて、
赤・フルボディなんですが、飲み口軽くて、甘くないブドウサイダーのよう
これは、これだけ目的で丹波までドライブする価値あり!ですよ。