京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

南禅寺・永観堂

2016-11-16 13:29:38 | 京都観光に役立つ?話

ご無沙汰しております

9/13の投稿以来、すぐにでも次の投稿のありそうな書き方をして、すっかり中断しておりました。

しば漬についての「続き」はもはや後回しにしまして、近況より投稿することにします。

 

つい先日(11/14)、子供の学校の懇談会がてら、東山界隈をぶらぶらしていました。

進学して、通学所要1時間ほど、ずいぶん遠くなりましたが、ついでに風光明媚な散策ができる所が嬉しいものです。

紅葉シーズンまっただ中で、「こんな時期に懇談ですか・・・」とも思いましたが(混んでますので)

一時間早く家を出て、(結局普通通りについたので)時間までぶらぶらしておりました。

 

東山界隈、紅葉見ごろです!

予定の方、お急ぎくださいね!

 永観堂

携帯カメラではうまく映りませんでしたが、もっと赤が鮮やかです。

中のお堂でゆっくりするのも気持ちがいいですよ

 

そして、永観堂からてくてく5分ほど歩くと、南禅寺。

きほん永観堂の隣の敷地ですが、なにせ大きいので

門も大きいです。

学校の野球部の子たちが、観光客の人にお茶を配っていました

大きな門から門への参道(入り口からは逆方向に向いてますが)

紅葉はそれほどありませんが、苔とのコントラストがきれいです。

一番奥の水路閣。

琵琶湖疎水の水道です。

疎水は、北側は松ヶ崎・下鴨(北山にある植物園の手前ら辺)まで流れています。

京都市の子供たちは、社会の授業で習って、校外学習でここの近くの疎水記念館に行きます。

明治時代に田邉朔郎という人が中心になって作りました。

南禅寺で特筆すべきこと。

バナナが生えてました(まあ、大原でも生えているんですが・・・)

 

よく見ると、花がついてます!

しっかり撮れませんでしたが、花の上に、バナナの実の房が出来てました。

どうも熟れなさそうなので、このまま枯れていきそうですが。

どなたが植えたのか気になります。

 

*永観堂と南禅寺。

 二つをつないでいる道路を散策するのが、また趣きがあっておススメです。

 一方通行ですが車の通れる道・・・いくつか門をくぐりながら行くのです。

 

また、ここら辺は別荘地(とか、昔別荘だった美術館とか料亭とか)が多いです。

昔は南禅寺の巨大な敷地だったそうですが、維新後に接収されて・・・

琵琶湖疎水を利用した風車動力を利用した工場(だったかな)を作る予定だったそうです。

ですけど、田邉朔郎氏が外国に視察に行ったとき、もはや風車発電は時代遅れ、ということに気づいて、計画変更・・・

結局これらの土地は別荘地などに利用されたそうです。

結果的には、それでよかったと思いますね

 

とても気持ちの良い所なので、大原とセットで遊びに来てくださいね。