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この日は夜9時の便でリガに移動する日。ホテルをチェックアウトし、荷物を預け、空港に向かうタクシーを予約して、ビリュニュスにまたまた「電車出勤」。昨日トロリーバスに乗ったので、今日はバスで駅まで行ってみる。お金を払って切符を買い、その切符を近くにある機械に入れて日付を印字する、というのがルールのようだ。これをやってないと抜き打ちの検察で罰金をとられるらしい。
写真はホテルの最寄りのバス停の「次に来るのは?」表示。週末は本数が少ないかな?と思いきや、すぐに来た。
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前日は帰りがいつになるかわからなかったので往復別々に買ったけど、今回は何時に帰らなきゃ!という時間が決まっているので、カウナス駅でビリュニュス往復をゲット。こんなレシートがチケット。一等車は各駅停車も座席指定。駅の窓口の女性が隣り合わせの席が空いている場所を選んで指定してくれた。乗車券は1.05ユーロの往復割引ありのようだ。所要時間の長短によって料金が変わってるから、急行料金みたいなのがあるみたい。このぺろんぺろんのチケットに、車掌が検札に来て日付をスタンプしていく。
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ビリュニュス駅からはバスで聖ペテロ&パウロ教会に向かった。旧市街を回避して大通りをぐる〜っと回るので、昨日は見られなかったオペラ・バレエ劇場、リトアニア国立博物館、ゲディミナス城と博物館などを車窓から見学。
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大鎌をもってこの世の権力を踏みにじる死神。踏みにじられているのは軍人や王侯貴族だけじゃなくて、聖職者も。自戒の念を込めた死神の像なんだね〜。
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その後バスでゲディミノ大通りまで戻って、主人が是非行きたいと言っているKGB博物館(ジェノサイド犠牲者博物館)を目指す。
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旧ソ連時代KGBが入っていた建物が、KGBの拷問室や牢獄を残したまま博物館として保存してある。ゲディミノ大通り側の壁には、ここで銃殺されたり拷問しさせられた人たちの名前が記してあった。殺されたときはまだ20代だった若者たちの名前が、数多く刻まれていた。
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この旧KGBビル内で銃殺されたリトアニアの愛国者たちが、祖国が名誉と自由と独立を勝ち取った姿を見て、その犠牲が報われますように、との碑がある。
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主人も「グロかったぁ〜」と意外に早く出てきた。この国はナチス占領時代に24万人が亡くなり、旧ソ連時代には3万人近くが強制収容所に送られている。そういう歴史を記録や記憶にとどめておくことを「自虐的」とは言わない謙虚さがある。どっかの国のアホ政治家には逆立ちしてもできんことよのぉ〜と、思った。怖くて中が見られなかったくせに(苦笑)。
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お昼を食べた後はおみやげ屋さんを覗いたり、日本とはちょっと違うけどそろばんがあるんだぁ〜、とカメラに収めたりして、旧市街をぶらぶら散策。
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めざすハレス市場に到着。市場はどこにいっても外せない。彼女からはブルーベリーとさくらんぼを買い、勢いでドライクランベリーも買った。小腹が空いてたので帰りの電車内でドライフルーツはムシャムシャ、おいしかった。
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ホテルで汗を拭いて荷物をスーツケースに詰めて、たくさん買いすぎちゃったブルーベリーとさくらんぼを半分おすそ分けして、それから空港だねぇ〜なんて話しながらホテルに戻ってきた。
入ろうとしたときに、碑文があることに気づいた。「あれ、このホテルなにか歴史的ないわれがあるのかな?」と近づいてみてびっくり、杉原千畝さんがここに最後の数日滞在していたことが記されていた。あたしはそんなこと全く知らずにこのホテルを予約してた。
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初日は暗くなってからチェックインしたし、昨日は他のことで頭がいっぱいだったから、出入りするときにこの記念の碑文には全く気付かなかった。2日続けてビリュニュスに通勤したからこそ、最後の最後に発見できた。そもそもビリュニュスの空港が滑走路の補修工事に入っていなかったら、カウナスには泊まってなかっただろうから、そうするとここには泊まることはおろか足を運ぶこともなかった。見えない力に導かれたかのようにここにいることに、しばし絶句。
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いろんな偶然があるねぇ〜、と日が傾いた頃機上の人となり、リガ空港ではお迎えの車でホテルにチェックイン。主人は車を降りた直後に「猫がいたぁ〜」と興奮気味。そういえば今まで杉原千畝記念館そばで2匹見ただけだった。
写真はホテルの最寄りのバス停の「次に来るのは?」表示。週末は本数が少ないかな?と思いきや、すぐに来た。
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前日は帰りがいつになるかわからなかったので往復別々に買ったけど、今回は何時に帰らなきゃ!という時間が決まっているので、カウナス駅でビリュニュス往復をゲット。こんなレシートがチケット。一等車は各駅停車も座席指定。駅の窓口の女性が隣り合わせの席が空いている場所を選んで指定してくれた。乗車券は1.05ユーロの往復割引ありのようだ。所要時間の長短によって料金が変わってるから、急行料金みたいなのがあるみたい。このぺろんぺろんのチケットに、車掌が検札に来て日付をスタンプしていく。
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二等車の座席でも日本人には十分広かったけど
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一等車はさらに広く、クッション性のあるヘッドレストと電源があって便利だった
ビリュニュス駅からはバスで聖ペテロ&パウロ教会に向かった。旧市街を回避して大通りをぐる〜っと回るので、昨日は見られなかったオペラ・バレエ劇場、リトアニア国立博物館、ゲディミナス城と博物館などを車窓から見学。
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17世紀後半にバツァス大公が建立した教会
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壁や天井を埋め尽くす漆喰彫刻に圧倒される
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大鎌をもってこの世の権力を踏みにじる死神。踏みにじられているのは軍人や王侯貴族だけじゃなくて、聖職者も。自戒の念を込めた死神の像なんだね〜。
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結婚式やその撮影するカップルと一族が多かった
その後バスでゲディミノ大通りまで戻って、主人が是非行きたいと言っているKGB博物館(ジェノサイド犠牲者博物館)を目指す。
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旧ソ連時代KGBが入っていた建物が、KGBの拷問室や牢獄を残したまま博物館として保存してある。ゲディミノ大通り側の壁には、ここで銃殺されたり拷問しさせられた人たちの名前が記してあった。殺されたときはまだ20代だった若者たちの名前が、数多く刻まれていた。
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この旧KGBビル内で銃殺されたリトアニアの愛国者たちが、祖国が名誉と自由と独立を勝ち取った姿を見て、その犠牲が報われますように、との碑がある。
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あたしは怖くて入れなかったので、外のベンチで待ってた
主人も「グロかったぁ〜」と意外に早く出てきた。この国はナチス占領時代に24万人が亡くなり、旧ソ連時代には3万人近くが強制収容所に送られている。そういう歴史を記録や記憶にとどめておくことを「自虐的」とは言わない謙虚さがある。どっかの国のアホ政治家には逆立ちしてもできんことよのぉ〜と、思った。怖くて中が見られなかったくせに(苦笑)。
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大聖堂広場に戻ってきて、今日もビリエス通りでお昼を食べる
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こっちは王宮
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お昼を食べた後はおみやげ屋さんを覗いたり、日本とはちょっと違うけどそろばんがあるんだぁ〜、とカメラに収めたりして、旧市街をぶらぶら散策。
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市庁舎広場を通過し
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めざすハレス市場に到着。市場はどこにいっても外せない。彼女からはブルーベリーとさくらんぼを買い、勢いでドライクランベリーも買った。小腹が空いてたので帰りの電車内でドライフルーツはムシャムシャ、おいしかった。
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屋外にも市場は広がっていた
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屋内には魚や肉を売るセクションもあり
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見慣れた野菜や見慣れないルバーブのような野菜も並んでいた
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樹木の形をした伝統のお菓子は、一番小さいのをおみやげにゲット
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昨日見た夜明けの門を外から眺めて駅へ
ホテルで汗を拭いて荷物をスーツケースに詰めて、たくさん買いすぎちゃったブルーベリーとさくらんぼを半分おすそ分けして、それから空港だねぇ〜なんて話しながらホテルに戻ってきた。
入ろうとしたときに、碑文があることに気づいた。「あれ、このホテルなにか歴史的ないわれがあるのかな?」と近づいてみてびっくり、杉原千畝さんがここに最後の数日滞在していたことが記されていた。あたしはそんなこと全く知らずにこのホテルを予約してた。
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初日は暗くなってからチェックインしたし、昨日は他のことで頭がいっぱいだったから、出入りするときにこの記念の碑文には全く気付かなかった。2日続けてビリュニュスに通勤したからこそ、最後の最後に発見できた。そもそもビリュニュスの空港が滑走路の補修工事に入っていなかったら、カウナスには泊まってなかっただろうから、そうするとここには泊まることはおろか足を運ぶこともなかった。見えない力に導かれたかのようにここにいることに、しばし絶句。
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いろんな偶然があるねぇ〜、と日が傾いた頃機上の人となり、リガ空港ではお迎えの車でホテルにチェックイン。主人は車を降りた直後に「猫がいたぁ〜」と興奮気味。そういえば今まで杉原千畝記念館そばで2匹見ただけだった。
マロちゃんが、そちらの猫ちゃんに「下僕たちは元気か見て来て~。」って思いを送ったかも
とても興味深かったです。
感想をかく言葉がまとまりませんが。
わたしも 市場の果物売り場 はずせません。
うらやましい~~
私も入れないわ。
でも教会の内部、凄いですね。
旅先での生もの、買いすぎると困りますね。
どなたにお裾分けしたのですか。
杉原千畝が泊まったホテルで泊まる、これも何かのお導きでしょうか。
なのに外務省を追われ、亡くなるまで名誉は回復されませんでした。
旅すると、楽しい・美味しいだけじゃなくて
いろいろと考えさせられます。
そして、考えるべきだとも思う。
それも、グループではなく個人で行きたい、という理由の一つかな。
それ以来以外に日本では目立たない、だからガイドブックのるるぶも
過去3年くらい更新されていなかったりします。
でもね、マリメッコの製品はリトアニア製だったり、
以外に近くに居るんです、バルト三国。
おかげで、マリメッコのワンピースを衝動買いしたりして(苦笑)。
市場、いいですよね〜
アジアだとコンビニも楽しいです
市場で買ったブルーベリーとさくらんぼは
ホテルに戻ってトイレで汗を拭いたりしたついでに
入っていたビニール袋にじゃ〜っと水を入れて洗い、
半分ずつに分けて、ブルーベリー&さくらんぼミックスのパックを2個作って
一つはお世話になったホテルのレセプションに「食べるの助けて」と渡しました。
思いがけないことだったらしく「いいの〜」ってもらってくれました。
あたしたちは、その半分を空港で飛行機を待ってる間に食べました。
ホテルといいトロリーバスの運転手さんといい
不思議なものを感じました。