水曜日に弟が電話で話すのはなく、主治医に会いに行ってくれた。
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画像を見せられ気道が塞がれそうになっているのを見て「気管切開は必要」と判断し、そのあしで老人ホームに行って父に説明した。父は「昨日先生からも言われているので、そういうことなんだね」と応じた。というようような電話でのやり取りを、音声をスピーカーに出して主人と二人で聞いた。
で、結局翌日の木曜日に入院し、今日金曜日の夕方気管切開手術、となった。そして、昨日入院に付き添ってくれた義妹からメールで、再度詳細な説明が送られてきた。さすが看護師、である。
病院に行ってきました。手術は明日の17時か18時頃の予定だそうです。主治医からの説明をお伝えします。もともとは下咽頭腫瘍だが、現状喉頭まで広がり、気道が狭くなっている。いつ窒息してもおかしくない状況。手術は局所麻酔で1時間程度。今後、腫瘍が増大して再度圧迫してくる可能性を考えて、普通より少し大きめに切開する。切開部位にはカニューレを入れるが、体にとっては異物が入るわけで、その為どうしても痰が増え、また重いのでしばらく飲み込みづらさを感じるだろう。カニューレは状態によって種類が変えられる。まずは①誤嚥防止のため、管の部分が風船を膨らませたようになっているカニューレを使うため喋れない。紐で首に結びつけて使用。②穴が安定してくればスピーチカニューレに。風船がついてないし、一方向弁がついているバルブをつけることにより、息を吸え、吐く時に声帯を通過するので声が出せる=喋れる。これも紐を首に結びつけて使用。③更に安定すれば、レティナという軽くて紐のないカニューレを使用。こちらもバルブをつけることにより喋れる。順調にいけば、レティナの状態で退院となるが、カニューレは定期的に交換が必要。痰については、退院後は本人や家族が吸引する。吸引器はおそらく入院中に業者さんを介して、小型の吸引器を購入してもらうようになるのでは?以上、あくまでも経過が順調に進んだ場合の話だそうです
お父さんは多少不安そうで、帰る私をいつまでも見送ってらっしゃいましたが、「必要な手術だから頑張らなきゃね」ともおっしゃってました。土曜の朝に病院に行きます。明日の夜は主人が行くかも?です。また連絡しますね
老人ホームのケアマネさんとも、父の住む市の市役所の地域包括センターとも電話やメールでやりとりしている。ケアマネさんには父の現状をおしえてもらい、包括センターには万が一老人ホームが受け入れないといった場合、どういうオプションがあるのかを相談した。みんな本当に親身になってくれて、地域包括センターのIさんは「自分も父を看取りましたが、入院したのは最後の1週間だけでした。お父様にもできればそういう生活をさせてあげたいですね」と言ってくれた。主人とふたりで「みんな、本当に親切な人たちだよね」と感謝。
それから、父の老人ホームは看護師のいない夜間は医療行為である痰の吸引ができないので、それが帰還のネック。水曜日に仕事の合間を縫ってネットで見つけた、痰を自動で吸引してくれる自動吸引機を夜間使ったらどうかと思い、義妹に先生に相談してもらったりもした。入院中に業者を紹介してくれるというので、普通の吸引機は日中、自動の吸引機は夜間、と用途を分けて用意してあげられると老人ホームの受け入れ判断にいい影響がないかなと思う。そもそも高齢なので自分でやらせるのは無理かもしれないし。
そして、老人ホームは「主治医が退院できると判断した場合は、基本的に受け入れる方向です」と市の地域包括センターの担当者に伝えたらしい。あたしたち家族も、気管切開しても中心栄養になるまでは、なんとか今の暮らしをさせてあげたい、と思っているところ。
日曜日は筆談の用意をしてお見舞いだ。ケバさんもまるまってそば耳たててる。
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画像を見せられ気道が塞がれそうになっているのを見て「気管切開は必要」と判断し、そのあしで老人ホームに行って父に説明した。父は「昨日先生からも言われているので、そういうことなんだね」と応じた。というようような電話でのやり取りを、音声をスピーカーに出して主人と二人で聞いた。
で、結局翌日の木曜日に入院し、今日金曜日の夕方気管切開手術、となった。そして、昨日入院に付き添ってくれた義妹からメールで、再度詳細な説明が送られてきた。さすが看護師、である。
病院に行ってきました。手術は明日の17時か18時頃の予定だそうです。主治医からの説明をお伝えします。もともとは下咽頭腫瘍だが、現状喉頭まで広がり、気道が狭くなっている。いつ窒息してもおかしくない状況。手術は局所麻酔で1時間程度。今後、腫瘍が増大して再度圧迫してくる可能性を考えて、普通より少し大きめに切開する。切開部位にはカニューレを入れるが、体にとっては異物が入るわけで、その為どうしても痰が増え、また重いのでしばらく飲み込みづらさを感じるだろう。カニューレは状態によって種類が変えられる。まずは①誤嚥防止のため、管の部分が風船を膨らませたようになっているカニューレを使うため喋れない。紐で首に結びつけて使用。②穴が安定してくればスピーチカニューレに。風船がついてないし、一方向弁がついているバルブをつけることにより、息を吸え、吐く時に声帯を通過するので声が出せる=喋れる。これも紐を首に結びつけて使用。③更に安定すれば、レティナという軽くて紐のないカニューレを使用。こちらもバルブをつけることにより喋れる。順調にいけば、レティナの状態で退院となるが、カニューレは定期的に交換が必要。痰については、退院後は本人や家族が吸引する。吸引器はおそらく入院中に業者さんを介して、小型の吸引器を購入してもらうようになるのでは?以上、あくまでも経過が順調に進んだ場合の話だそうです
お父さんは多少不安そうで、帰る私をいつまでも見送ってらっしゃいましたが、「必要な手術だから頑張らなきゃね」ともおっしゃってました。土曜の朝に病院に行きます。明日の夜は主人が行くかも?です。また連絡しますね
老人ホームのケアマネさんとも、父の住む市の市役所の地域包括センターとも電話やメールでやりとりしている。ケアマネさんには父の現状をおしえてもらい、包括センターには万が一老人ホームが受け入れないといった場合、どういうオプションがあるのかを相談した。みんな本当に親身になってくれて、地域包括センターのIさんは「自分も父を看取りましたが、入院したのは最後の1週間だけでした。お父様にもできればそういう生活をさせてあげたいですね」と言ってくれた。主人とふたりで「みんな、本当に親切な人たちだよね」と感謝。
それから、父の老人ホームは看護師のいない夜間は医療行為である痰の吸引ができないので、それが帰還のネック。水曜日に仕事の合間を縫ってネットで見つけた、痰を自動で吸引してくれる自動吸引機を夜間使ったらどうかと思い、義妹に先生に相談してもらったりもした。入院中に業者を紹介してくれるというので、普通の吸引機は日中、自動の吸引機は夜間、と用途を分けて用意してあげられると老人ホームの受け入れ判断にいい影響がないかなと思う。そもそも高齢なので自分でやらせるのは無理かもしれないし。
そして、老人ホームは「主治医が退院できると判断した場合は、基本的に受け入れる方向です」と市の地域包括センターの担当者に伝えたらしい。あたしたち家族も、気管切開しても中心栄養になるまでは、なんとか今の暮らしをさせてあげたい、と思っているところ。
日曜日は筆談の用意をしてお見舞いだ。ケバさんもまるまってそば耳たててる。
でも弟さんも義妹さんもケアマネさんはじめスタッフの皆様も、信頼できる方ばかりのよう。
難局かもしれませんが、良い方に向かうと信じて乗り切るしかないですね。
お父様が一番不安な筈。
皆がついていると感じられたら、きっと心強いですよ。
その背景をいろいろ勘ぐったりもしたのですが
弟が画像を見て説明に納得した以上
そういうこと、だったら、回りで動いて
父がもとの場所で穏やかな生活に戻れるよう
市役所を味方につけたり(笑)、ケアマネさんになきついたり(笑)
できることはなんでもやるぅ~って決めたんです。
父が一番不安で辛いわけですもんね
あるどうですね
ところで その切開をすると 食事は どうなるのですか
普通に経口で可能なんですか
痰 姑の時も ドキドキしました
医療機関で 医師もスタッフも 夜間詰めていたので
任せることは 出来ました
やはり、本職が とると すっきりするらしい
又帰省なさるの ??
周りの方が 頼りになる方ばかりで 救われますね
手術が始まったところでしょうか。看護師さんが
家族にもしっかり説明してくれて心強く
全てに行き届いた病院と感じました。
日曜日に会いに行かれるのですね。
父上がどうぞ良い結果になりますように。
まだ食道までは塞がってないので。
明日は義理の妹が、あさっては私たち夫婦が
顔を出す予定です。
弟がさっき病院からメールをくれました。
主治医によると、手術は上手くいき、付き添いの必要なし
目が覚めたら帰るつもり、とのことで、一安心。
上手くいった、付き添い不要、とのことらしいです。
うちは義理の妹が看護師なので、いろんな意味でありがたいです。
先生との会話も聞くべき点をちゃんと押さえて質問してくれるし
家族への説明も冷静かつ的確、そのうえ父のことが好きだし。
周囲に恵まれていると感じる今日この頃です。
あと、ブログのパワーも。
励ましのコメントや自分の経験などをいただけて
ほんとうに勇気付けられます。
まだ体力がおありだし しっかりされているので 前向きに生活なさるでしょう。
病名を伝えなかったことで気力を衰えさせない いい方法だったですね。
でも これから何が突然あるかわからない段階に入っていかれて
すぐに駆け付けられないだけに もどかしい思いが強く
なられていることでしょうが きょうだい力を合わせていらっしゃるので
決して後悔するようなことにはならないと信じます。
そうなんです、本人はガンではないかと疑っているとは思いますが
「疑い」と「事実として告げられる」の間には大きな違いがあるので
手術や処置の一つ一つと、「ガンがどんどん進行している」という思いを
直結させないで済んでいるのかな?という気はしています。
あたしにとって主人がそうであるように、
弟にとっては義理の妹が支えになってくれていると思います。
そうやって4人でお互いを信頼して、時には頼って、乗り切っていきたいと思います。