大船渡の朝日。今日はひたすら移動の日。なんたって京都に行くんだもん。まずはホテルで朝食をとってBRTで気仙沼まで1時間。
BRTとはBus Rapid Transit=バス高速輸送システムの略。東日本大震災で甚大な被害を受けたJR東日本の気仙沼線や大船渡線を、復旧のため電車のスピードと大量輸送能力と、バスの簡易さのいいとこ取りのために選ばれたのが、このバス専用道路利用による輸送サービス。途中からは普通の道路を使っているけど、例えばこの大船渡丸森駅あたりはJRの線路だったんだなぁと容易に想像のつく構造をしている。あ、ちなみに、良い子は路線に降りて写真なんか撮っちゃダメですよ〜(苦笑)。
「奇跡の一本松」停留所もあった
1時間後に気仙沼駅に到着、ここからは大船渡線で一関まで
津波被害がなかった内陸は、線路に被害が少なく電車が走っている
ここからは一関まで1時間20分山の中を走り、そこからは新幹線。途中仙台でやまびこに乗り換えて東京へ。東京駅で岩手旅行で使った衣類をロッカーに預けて乗り継ぎ1時間弱でのぞみにのって京都へ。大船渡のホテルにはコインランドリーがあり、温泉に浸かって晩御飯を食べてる間に、岩手の旅行で汗まみれになった衣類をほぼ全て洗濯して乾かして、バッグに詰め込んであった。ここで帰宅してからの洗濯物の量を半減できたのはとっても大きかった〜。
はさておき、京都へは18時15分着、約11時間の電車の旅であった。飛行機ならハワイまで行ってる(笑)。京都駅からはホテルの送迎バスでホテルへ。京都で使う衣類は東京から宅配便で送ってあったので、チェックインして荷物を部屋に運び入れ、予約してあったチドリアシへ。
大将が「観光客で2度来る人は珍しい」と笑っていた
2度で終わるかどうかわかりませんよ〜、と応じて大笑い。いろいろ食べて徒歩でホテルへ。翌日は歩くだろうから、と途中コンビニでお水やお茶を多めに調達して戻った。
岩手から京都まで、移動距離が長いですね!
ホテルでお洗濯したり、衣類を送ったり、準備万端さすがです。
こんなアクティブな旅がしてみたいです。
未曽有の大災害が起きた2ヵ月後に 私は定年退職しましたからよく覚えています。
今ちょうど朝ドラ『あまちゃん』をやっていますが
kebaさんの写真からは 大船渡も気仙沼ね当時大災害を受けた地が
立派に復興していますね。
kebaさんたちのように この地を旅行してお金を落とすことが
一番の復興支援になりますね。
計画倒れになりそうなら途中で引き返してもいいや、と思って作った計画でした。
それが、お天気に恵まれ、粉んランドリーのあるホテルに偶然泊ま結果オーライで京都まで行けました。
確かに勢いも必要ですが、天気とか運とか、どうしようもないものが味方してくれたんだなぁと思います。
初日の座敷童子のおかげかも
あたしは大震災の翌日から海外出張だったので、海外から日本の原発の水素爆発の映像を見ました。
どの国に行っても日本人だとわかると」お気の毒さまです」と何度も声をかけられました。
もう10年、まだ10年、です。
主人の実家は内陸にあるので津波の影響は受けておらず、むしろ復興需要で潤った人たちがたくさん出た土地柄です。
奇跡の一本松にしても震災遺構にしても、主人は話に聞いたことがあってもみたことはないものだったようです。
今回はそういうものを多く目にしました。
楽しかった一方で、いろいろな思いが頭を巡る旅行でした。