今日のうた

思いつくままに書いています

ガラパゴス政策

2016-12-03 12:37:12 | ②一市民運動
あまりにもデタラメな政策が目白押しで、怒るどころか気力が萎えてしまった。
絶望が続くと、人間は考えるのをやめる生き物なのかもしれない。
何を書いても、何を訴えても、何を叫んでも、この国は変わらないのでは・・・?
私はせいぜい生きてあと10年。
もう書くのをやめようかとも思ったが、子供や孫はこれから何十年もこの国で
生きていかなければならない。
訴えるのをやめたら、この国はもっともっと手の付けられない国になってしまう。

※ガラパゴス その1-1
「もんじゅ後継炉、開発推進 10年かけ基本設計 政府方針 
 11月30日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12683859.html

「世界最高レベルの高速炉の開発、実用化」、
 よくもぬけぬけと言えたものだ。
 欧米諸国は「コストが合わない」と撤退したのに、なぜ日本は撤退できないのか。
 青森県六ケ所村の使用済み核燃料は、「核燃料サイクル」が破綻したことによって、
 資源ではなく、単なる「核のゴミ」と化した。
 核燃料サイクルの失敗を認めれば、青森県から使用済み核燃料を
 運び出さなければならないのだ。

 「こんなに大量の核のゴミ(原爆約6000発分のプルトニウム)をどうするの?」
 「1兆円を超える税金を使って、今さら失敗だったとはいえないよ」
 「それに48トンものプルトニウムをかかえていたのでは、海外から【核武装の恐れあり】と
  非難されてしまうよ」
 「だったらお友達会議(高速炉開発会議)で、『世界最高レベルの高速炉の開発、
  実用化』とのお墨付きをもらって、核燃料サイクルの失敗はうやむやに、
  このまま先送りしようよ」
 「そうすれば、核のゴミとも向き合わずに済むし、外国への言い訳にもなる。
  それに将来の核兵器のためにも、プルトニウムを手放すわけにはいかないしね」

 税金を1兆円以上使っても、何も得られなかったことへの検証もなしに、
 あと10年も、多額の税金と人手をかけて、何をするの?????

          その1-2
「(耕論)もんじゅの知恵どこに 大島堅一さん、宮崎慶次さん、河野太郎さん 
 12月1日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12684248.html

※ガラパゴス その2-1
「カジノ法案審議 人の不幸を踏み台にするのか 12月2日 YOMIURI ONLINE」

http://sp.yomiuri.co.jp/editorial/20161201-OYT1T50136.html

          その2-2
「依存症対策・経済効果…疑問残したまま カジノ法案可決 
 12月2日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASJD252NPJD2UTFK00Q.html

          その2-3
「ギャンブル依存症対策 後回し カジノ法案採決強行 衆院委で可決 
 12月3日 東京新聞」

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016120390065921.html

          その2-4
「シンガポール、カジノ運営会社が赤字転落 VIP部門不調 
 2016年3月4日 Sankei Biz」

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160304/mcb1603040500012-n1.htm

この人の短絡的な思考に、国中が振り回されている。
 シンガポールでカジノを見学すれば、すぐにまねしたがる。
 金が儲かりそうだと思えば、何でもしたがる。
 失敗した国の事例には目もくれないし、国の諸事情などお構いなしだ。
 中国やシンガポールのまねをして後追いしても、勝てませんよ!
 「美しい国」どころか、ますます国の品格が失われつつある。
 
 シンガポールのカジノは、赤字転落です。↑
 トランプが所有するカジノは、相次いで倒産しました。
 国民の多額の税金を使うには、あまりにも無謀で、時代錯誤ではないですか!

 新聞によれば、カジノ参入を狙うゲーム・パチンコ機器大手
 セガサミーホールディングスの経営者と安倍首相は、会食をしたり、
 家族の披露宴に招かれたりする仲だそうだ。
 個人的なウィンウィン政策?(国民不在)
 日本維新の会とは、補正予算・TPP承認案・年金改革関連法案で賛成する見返りが
 IR(統合型リゾート・カジノを含む)・大阪万博・リニア新幹線の大阪延伸だという。
 党と党とのウィンウィン政策?(国民不在)

※ガラパゴス その3-1
「次の戦闘準備」国連調査団警告 子どもら動員も 南スーダン 
 12月1日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12685808.html

          その3-2
「南スーダン陸自、弔慰金増額 駆けつけ警護付与 最高で9000万円 
 12月3日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12688157.html

          その3-3
「国際連合南スーダン派遣団 ウィキペディア」  
 ※欧米諸国はほぼ撤退してしまい、たった14か国だけです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88%E5%8D%97%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3%E6%B4%BE%E9%81%A3%E5%9B%A3

国連調査団が「政府軍と反政府勢力の双方が子どもを含めた
 民間人らを戦闘員として動員し、次の戦闘の準備をしている」と指摘した国に、
 「駆けつけ警護」の任務を付与してまで、なぜ自衛隊員を派遣するのか!
 私には狂気の沙汰としか思えない。
 自衛隊は軍隊でないので、もし現地で誤って住民を殺傷することがあったら
 自衛隊員個人の犯罪になるのだろうか?
 (だから速やかに憲法を改正して、国防軍にするべきなのです、との
  甲高い声が聞こえてきそうだ)

 弔慰金を増額してすむ問題ではない。
 万が一、自衛隊員が殉職した場合、安倍首相・稲田防衛大臣・・・は、
 どう責任をとるのだ!
 次の自衛隊員のお母さんの叫びを、あなたたちはどう聞くのですか?
              ↓
「自衛隊を南スーダンに送るな!! いのちを守れ!! 青森集会」での、
 自衛官の母親・平和子さん(北海道)のスピーチ 戦争させない・9条壊すな!
 総がかり行動」

http://sogakari.com/?p=2318


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする