スタートは日産スタジアムのトラック内で、そこから外に回っていくところですが、まあ皆さんスピード出すは出すは。ヒュンヒュンいって次々抜かれます。二時間の長丁場なんで、出だしはゆっくりと行かないと、と慎重に連られないようにペダリングしますがそれにしても抜かれすぎ。ほぼ平坦コースなんで平坦専用機のkeihさんでもいけそうかという淡い期待は雲散霧消。
あとでわかったことですが、このスタートはリレーとかとも一緒でして、まあ単純に考えてソロよりチームのほうがハイペースではいけますよね。そもそもの個人的な能力が足りていないのは、、、さておいて。
それにしても、いろんなバイクが走ってて、思わず人さまの持ち物を観察してしまいます。まあ、わき見運転ってやつになってしまいますが。しかし、直径20インチくらいのミニベロっぽいロードにぶち抜かれるといささかへこむなぁ。こっちは27インチロードに乗ってるのに。
日差しに夏の気配は残すものの、秋を感じる空気の中、周回を重ねていきます。4周目までは6分30秒を切っていましたが、それからは6分30秒から40秒あたりのせめぎあい。途中ラップを取り逃したり、ということもありましたが、8周目まではほぼ同じペース。ペダリングは極力回転数を高く回していくことを心がけます。ついつい、ガツンとギア重くして踏み込みたくなるんですけど、それは我慢。
こんなところでのアウトインアウトは基本、というかそういうところこそが、バイクレースに出ているんだなと実感します。
しかし、そろそろ一時間が経過しそうなあたりで、ゴールに向けて心の天気の雲行きがやや怪しくなってきます。時間ベースで半分以上を残して、保有ドリンクがボトル1本を切っている様子。もちろん、スタート時には600mlのボトルを2本満タンにしてましたが、このの絶好の好天で減りが早い、というかこのままでは相当節制しないと2時間は困難な状況。気温は30度いってなかったと思いますが、ジリジリとした暑さが水分を奪っていきます。
一周終わる際のスタジアム周回時に、応援に来ている0930さんに、「お茶買ってきて」とボトルをもってアピールします。待っているほうは何のことだか、みたいなことになりそうですが、運良くそれが通じたのか、次の周回でたぶんこのブログ書いてて初めて本来の意味で使うピットインを敢行。お茶ではなく水ではございますが、ボトルを水を満タンにして再出発します。
この周回が7分13秒と、まあ許容範囲かな。ペースが極端に落ちなければ18周いけるかどうかという瀬戸際。その次の周回は6分40秒とリカバリしましたが、、、というところで再びアクシデントが。
いくら日差しがいいとはいえ、決して高くない気温に、いささか冷たい風も時速30kmとかで走っていると、強烈なそれに変わってきます。そう、腹がカキーンと大ヒット、でございます。
もちろん力が入るわけもなく、まいった、、、とペースダウン。周りを見ると、、、コースの一番外側をゆっくりと救護のゼッケンをつけたマウンテンバイクに乗った方がいるので、その人にトイレの場所を聞くことに。スローダウンして併走しながら、トランシーバーでやり取りを聞くと、トイレの場所が判明。
ちょうど、救護の方に場所を聞いた少しばかり手前、ということで、あとこの状態で一周ほどしないといけないということ。すなわち、腹痛とのさらなる7分ほどのバトルが課せられることに。
なんてこったい。
まあ、最終最後までの我慢してのaskやHELP!!!ではないんで、なんとか耐えながらの周回の末、このブログ的なところでいういつものピットイン!軽く経過を省略後俺様晴れやか!ということで、再度レース復帰を果たしますが、この2周回のラップが7分41秒と10分03秒。都合4分ほどのロスか。。。まあピットインに間に合ってるし、転んで怪我してってわけじゃないんでいいやいいや。実際二人ほどの転倒を目にしましたが、痛そうでねぇ。。。
その後は特に大きなアクシデントなく、6分40秒あたりのペースで完走!とあいなりました。最終周回で少し勘違いしてスピードを緩めてしまい、1分ほどロスしましたが、まあいいでしょう。
リザルトは、17周終了時点で1時間58分21秒。あと2、3分くらい短縮できていれば、18周目突入できたかもと考えると惜しいばかりですが、最後までほぼ同一ペースで、事故なく周回を重ねられたことについては素直に喜べることかと思います。
で、残り一周のクールダウン周回を加えたところで心拍計をストップ。
バイク55km 2:07'03 HR/AVR153 1493kcal
という結果でした。カテゴリー別では200何人か出てての140番手とかそういうレベルでしたが、とてもエンジョイできたいいレースでした。しかし、バイクだけでもこんなに楽しいのに、トライアスロンは一回レースに出るだけでもう二種目楽しめる、んだよなぁ。そう考えるとあれはほんとに贅沢なスポーツなんだなぁと思った次第。
***
ついついレースとか大会とかいうと、気合入れてバリバリな要素が強くなってしまいますが、そういった方々にはキングオブエンデューロということで、5時間耐久なんかもありますし、一方では大会ではママチャリ部門なんかあるとおり、裾野を広げてという意図を感じるところでありました。まあ強いていえば、バイク試乗とか食べ物屋台なんかもう少し数あってもいいのかな、と感じましたが。来年は、、、人誘ってあえてママチャリ部門でもいいかな。
ちなみにラップは次の通り。すこーしづつ時間かかっていくもんだね。
1周目 6'36
2周目 6'09
3周目 6'26
4周目 6'22
5周目 6'35
6周目 6'46
7周目 ↓ LAP取り忘れ
8周目 13'24
9周目 7'13 給水
10周目 6'40
11周目 7'41 おなかが、、、
12周目 10'03 ピットイン!
13周目 6'30
14周目 6'34
15周目 6'40
16周目 6'46
17周目 7'49 もう最後と勘違いしてペースダウン。ばか。
last 8'41