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ぐんぐん青い空を引き裂くイプシロン4号機



天気は快晴。雲ひとつない絶好の打ち上げ日和。そして展望日和。
いつもは、ロケットの打ち上げ時間になると慌てて外に出て眺めていたので、今日は打ち上げ予定の20分程前にタイマーをセット。
打ち上げ時刻は午前9時50分20秒だ。タイマーをセットすると、不思議なもので時間を忘れることがない。ということで、ベルがなる直前にタイマーをストップ。デジカメを持って車で6、7分の公園の展望台へと出かけた。ロケット打ち上げ場は、隣県鹿児島県肝属町内之浦。展望台からは南南西に約93km。一筋しか見えないかもしれないと思いながら、展望台への階段を急ぐと、久しぶりのためか息が切れそうだった。
目的とした展望台に登ると残念なことに少し樹木が邪魔だった。それよりいいのは少し下った岬のようなところ。展望台からみると、既にそこには7、8人の人だかりが出来、あれこれロケット談義に花が咲いているようだった。私も仲間に入れてもらい、三言四言談義の後、予定の時刻。
南の空に一筋の白い筋が天へと向った。まるで青い空を引き裂くようにオレンジの光がぐんぐん登って行く。オレンジの光は小さな砲弾の形だ。遠く離れた昼間に、ロケットが出す光が見えたのは始めての経験。皆、そうだったらしく、その場にいた人たちは「時間よ止まれ!、時間を巻き戻して!」の感激の声。ちょっとお裾分けしたい朝の一時だった。
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恒例のシイタケこま打ち



コマうちと今朝のシイタケ

今朝の温かさはどうしたことだろう。雨上がりのせいもあるのだろうが、春はもうすぐの感じ。夕暮れは随分遅くなったが、夜明けはちっとも早くならず、明るくなるのは7時頃。
その夜明けを待って、冬のうちにやっておかなければならないブルーベリーの剪定を済ませた。30年を過ぎるものが3本、10年程のものが20数本。鋸と剪定ばさみを使って約2時間。どうにかすっきりなった。
その後、シイタケのこま打ち。自家消費用のために、年末にコナラを一本切り倒すのが恒例になっている。数年前までは手鋸で切り倒していたが、今はチェンソーでなくては歯が立たなくなってきた。一本のコナラを6本程に切り分けておいたのだが、コナラも毎年大きくなり、切り分けたものでも根元の方は動かすのが大変だ。年輪を数えてみたら14年。太くなるはずだ。
ということで、コマうちを終え、仮伏せまで終わった頃には少々筋肉疲労。ふと気がつくと、2、3年前に知人からいただいた蝋梅が、初めてほころび始めていた。春近しか。


ほころび始めた蝋梅
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プロジェクションマッピング国際大会 in みやざき




正月3日夜、宮崎県立美術館に出かけた。但し収蔵作品を観るためではなく、1995年の開館以来はじめてのプロジェクションマッピングを観るため。夜6時過ぎわが家を出発。寒いだろうと思い、ホットカイロと簡易イスを持参。空には星がまたたき、空気は澄みわたり絶好のマッピング日和。駐車場に車を止めて会場に向かえば、たくさんの人とすれ違う。ちょうど1回目が終わったところだった。
会場は若いカップルや子供連れの家族などですでにいっぱいで、後ろは立ち見模様。立ち見はきついので、人垣をぬって最前列へ。持参したイスに座ったが、後ろの人のことも考え、別に持参していたダンボール箱をつぶして座ることにした。これはよかった。ばっちり落ち着いたところで、司会者によるコンペティション紹介など。少し長いと感じたが、県知事などのあいさつの後、ようやく開演。
岩をイメージして設計されたという美術館の壁面いっぱいに、大音響と共に映像が写し出された。世界各国作家による1分間の映像作品だ。内容は、あれこれ説明するより、ライブ配信映像をみてもらった方が感じはわかるというものだ。



実際にあの場で見た映像と配信映像では、感じは違うが、現場での印象は、劇画を観ているような感じだった。「破壊」と「創造」が織り込まれ、対立の構図が共通しているようでもあった。願わくば、澄み渡った夜空に共鳴するような作品があってもよかったように思う。帰り着いたわが家から見上げた空には、星々が美しかった。

テレビを付けると、熊本県和水町で震度6弱の地震のテロップ。あわてて、熊本市内の友人にお見舞いの電話。友人曰く、「市内は震度5弱、熊本地震より短かったので大丈夫」。宮崎市内も震度2だったようだが、車を運転していた時間だったためか全く気付かず。和水町内でも、震度の割に大きな被害がなかったようなので、一安心。

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