日頃感じたこと、思ったこと事などを書きとめておきます。
野のアザミ
二年ぶりのメジロ
2019-12-17 / 自然
昨年は一羽もこなかったメジロが、今年はやってきた。モミジの枝間をあちらこちらとせわしく飛び回り、ほどなくしてミカンがさしてあるヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)の小枝に、飛び移った。キョロキョロと周りを警戒しながらミカンに嘴を突み、またキョロキョロ、キョロキョロ。
ガラス越しの観察だからこちらには気付かないらしい。警戒している相手はヒヨドリだ。メジロの体調は約12cm、一方ヒヨドリは28cm前後。大きさが圧倒的に違うため、メジロはヒヨドリに追い払われてしまう。しかし、追い払われてもしばらくすると、ヒヨドリが立ち去ったのを確認してまたやって来る。
昨年は一羽も見ることができなかったが、それは多分台風のせいだ。近年にない暴風雨で、近くにあるゴルフ場では大きな松が何本も根から倒れたり、直径30cmもある幹すら折れたりした。その上、ギャラリーから見渡す山の北斜面では崖崩れがあちらこちらで発生し、樹間もすけすけになった。そのような状態だったから、メジロたちも大きな被害を被ったに違いなかった。そのため、2年ぶりのメジロの姿を目にして、ホッと一息だ。
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ヒイラギの花
2019-12-15 / 自然
夜、玄関先で記憶にある匂い。結構強い匂いだ。キンモクセイの匂いのようだが、時期も違うし以前あったキンモクセイは今はない。頭の中は正体を探して高速回転。 その結果、ヒイラギを導き出した。
夜があけてじっくり見てみれば白い花がびっしり付いていた。もう20年ほど経った木なので3m近くにもなっている。カーポートのすぐ横なので伸びるたびに枝を切っていたため、毎年花の数が少なく、今まで気がつかなかったのだ。しかし、今年門柱を撤去したこともあり切らずに伸ばし放題にしていた。そのため、花がいっぱい付いたようだった。
白い花びらはぐっと反り返り、真ん中の雌しべの脇からまるでモヤシのように雄しべがにょっきり伸びている。図鑑などによればヒイラギは雌雄異株とあり、雌株は雌しべが長い。しかし、我が家のヒイラギの雌しべは未発達なので雄株のようだ。
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