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新型コロナウイルス感染爆発前夜か!



友人が送ってきた空っぽの食品棚

新型コロナウイルスが世界に広がり、日本でもじわりと広がる気配をみせている。東京では3日連続で感染者が40人を超え、不要不急の外出自粛が呼びかけられている。じわりというより、爆発的に感染が広がる前夜なのかもしれない。
外出自粛が呼びかけれて以降、首都圏に住む友人は、空っぽになったスーパーの食品棚の写真とともに次のようにLINEしてきた。「卵ない、乾麺うどんない、冷凍うどんない、鶏肉、ひき肉、なー(ん)もない、カップ麺、米、小麦粉なーい、スパゲッティ、バナナ、なーい」と。食べ物を求めて買い込まれているのだろうが、一方では食事処はがら空だ。外出自粛とはいえ、食料や医薬品の買い出しなどは制限されていないので、ここは冷静に対応したいと思うのだが・・・。

人の行き来が多い現在だから、田舎に住んでいても感染が広がらない保証はない。このところ、地区での会合をはじめ、関係する市民団体やグループ等の会合も中止や延期が相次いでいる。例年なら、3月〜4月は決め事の多い時期だから中止や延期は頭がいたい。しかし、新型コロナはすぐすぐ収まるわけではないので、今年は長期戦を覚悟して様々な事に対処することにした。そのための情報源のひとつが、ノーベル賞を受賞された山中伸弥さんが個人的に立ち上げられたホームページだ。ぜひみんなで共有したいと思う。

◎山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
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タンポポの「最期の一花」




ある日、田んぼ脇の農道一面にわっと咲いた西洋タンポポ。見慣れていた農道は、タンポポの黄色い花で埋め尽くされていた。写真に納めていればよかったのだが、その時はカメラもスマホも持参していなかった。残念。
次の日にカメラ持参で行ってみたが、チラホラで前日の半分の様相。ということで、これも写真はパス。そのうち、「3.11」関連行事のことや知人のスミレの話題に気を取られ、タンポポのことはすっかり頭から抜け落ちてしまった。巷では新型コロナウイルス感染拡大防止のため学校も休み、公共施設も使用禁止となり、「3.11」関連行事も中止となった頃だ。

田んぼの準備のこともあり、久しぶりにタンポポの農道へ行ってみた。雨上がりの早朝である。おおっ!、そこには雨粒をいっぱい携えたタンポポの花が数個。その姿をLINEで「タンポポの成れの果て」の文字を添えて友人らに送った。
でも、「成れの果て」という言葉は良くなかったように思う。一般的には、「成れの果て」の意味は「落ちぶれはてた姿」などだ。タンポポは花を咲かせ、種を飛ばし、立派に役割を果たした姿なのだから、落ちぶれはてた姿ではない。人間で言えば、子どもを産み、育て上げ、余生を送り、最期を迎えている姿だ。「最期の一花」の方が適切だった。
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