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田んぼの困りもの


どうしてこうなのか。まっすぐの市道に面した田んぼがある。白い中央線が引いてあるアスファルト舗装道路だ。それに幅約1.8mの歩道が付いている。そして高い法面。法面は市の所有だが、草刈りは田んぼが面しているため私がやっている。厳密に言えば、無料奉仕ということになる。ここではその話ではない。
草刈りは、畔は主に畔草刈り機。畔以外は刈り払い機。したがって道路の法面は刈り払い機だ。草刈りで最も困るのは、ヒモ類だ。バチッと止まる。危ないのだ。もうひとつ困るのは、空き缶。こちらはブアッと切ってしまうことがある。コーヒー缶や飲料ボトルにまじってビール缶も多い。車からの投げ捨てなのだろうか。まさかとは思うが、飲酒運転・・・・。いづれにしろ、田んぼ脇の草むらにポイ捨てだ。時には田んぼの中まで。日本人のマナーも地に落ちたものだと思う。国や自治体をリードすべき政治家や役人の劣化も激しいが・・・・。
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ゴマフリドクガの交尾


トラクタに「イザ!」乗り込もうと足をかけたら、前輪のタイヤに何やら黄色いものが目についた。よく見れば小さな蛾のようだ。それも大小2匹、交尾の最中だ。私は邪魔をしたらしい。家の中に引き返し、カメラにおさめることにして、しばし観察。しかし、なかなか離れない。ドラクタを動かそうにも、このまま動かせば、踏みつぶしてしまうこと間違いなし。じれったくなり、手で払いのけたら地面の上に。それでも離れない。なかなかしぶとい交尾だ。それでまたパチり。そして、田んぼへと出かけた。
どういう名前の蛾か調べてみて、ちょっとびっくり。名前は、悪名高いドクガ科の蛾で、ゴマフリドクガ。名前のとおり、羽にゴマがふりかけたような模様があり、毒を持っている蛾だったのだ。触ったりしていれば、今頃体のあちこちを、赤く腫らしていたかもしれない。払いのけただけだったのが幸いだったらしい。おお、恐!

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ブルーベリーの花に無我夢中


4月ももう半ば。ブルーベリーの花ももう終わりが近づいてきた。雨上がりの朝、畑のブルーベリーを見て回った。20本ほどの内、3本はもう20年ほど経っている。他は10年ほど。全部自家用だ。ブルーベリーの花は、釣り鐘状の白い小さな花だ。花も終わりに近づき、受粉後の小さな粒も目につくようになった。
先日までは、時折ヒヨドリが来ていた。冬場から春にかけては、畑の困り者だ。キャベツやブロッコーリーの葉っぱを食べたりする。ちょうど食べごろの葉っぱを狙うから始末が悪い。畑だけではなく庭のモクレンの花も餌食になる。ブルーベリーの花も格好の標的のようだ。油断しているとその花をついばんでしまうのだ。20本ほどの内1本だけは、花が半分ほどになってしまった。
しかし、今朝はブーンという羽音。「ブン、ブン、ブン蜂が飛ぶ・・・・」ではなく、「ブーン、ブーン、ブーン・・・。」まだ朝露が残っているのに、もうミツバチが来ていた。白い小さな花から花へ頭を突っ込み無我夢中。よく見れば何匹も飛びまわっている。うれしい羽音を聞きながら数枚パチり。これで受粉はOK、今年もブルーベリーが口に入る。
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野の草花

キンポウゲ

4月に入って雨が多い。特に昨日は午後から風が強くなり、夕方から大荒れ。串間市では避難準備情報さえ出た。空の便では欠航も・・・。小さな台風のような様相だった。今朝は雨こそあがったが、どんより雲。しかし遠くに見える九州山地は、いつもより青い。雨に洗われたためだ。
ところで、ギャラリー野の苑のすぐ南は地域の公園だ。ここは、隠れた桜の名所。人がたくさん訪れるわけではないが、地元自慢の桜が並ぶ。この桜の下での花見会が、地元にとって田植え後の恒例行事となるはずだったが、今年の開花は遅かった。いつもなら、宮崎は全国で1、2の開花宣言となるはずが、今年は4月の2日。平年より9年遅れで、1988年と93年と並んで観測以来最も遅かった。。曽我公園の開花は、それより1日遅れの4月3日。やきもきしたが、満開近くになるとやっぱりきれいだ。一昨日の日曜日は、公園横に車が何台も止まり、スマホを出してはパチり、そしてまたパチり。ほとんど若い女性や家族連れ。装いも春、撮影する人も春という感じだった。
私の方は、ギャラリー近くの田んぼ見学。他の人の田んぼを見るのは、様々な違いがあるのでとても参考になる。それはそれとして、農道脇やあぜ道の草花を新たに追加した。名前を知らなかったものもあったので、 [花の名前小辞典][花の図鑑][葉の図鑑・蕾の図鑑・実や花後の図鑑]というページなど参考にした。田んぼ周辺で学ぶ事も多い。


ノアザミ


オランダミミナグサ


オオジシバリ


オニタビラコ


アメリカフウロ


オオバコ


ヘビイチゴ
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佐土原の五月人形展


ギャラリー野の苑南側の曽我公園にはぐるりと桜があるが、宮崎では、桜の花が遅れに遅れている。昨日(4月2日)になって、やっと宮崎地方気象台が開花宣言を出した。平年より9年遅れ、1988年、93年と並び最も遅いという。昨日は、その咲かない桜の下で地区の花見会が行われていたが、強風も相まり寒い宴だったようだ。しかし、季節はもう春。もうすぐ青空に鯉のぼりが映えるはずだ。
この時期、野の苑では毎年「五月人形展」を催す。佐土原人形や木目込み人形を中心に、鯉の図柄の手ぬぐいなど男の子の節句にふさわしいものを展示販売する。
今年の展示会の中心には「鯉抱き」を据えた。黒い鯉もあるが、今年は緋鯉だ。高さが約50cmほどあり、佐土原人形では最大級である。これほどの大きさになると作るのにも大変だ。工房でちょうど制作過程に出会ったことがある。石膏型に溶かした粘土を入れ終わり、型をひっくり返されるところだった。一人でひっくり返すにはとても重そうだったので、私も手伝った。人形と言えど、力仕事なのだ。佐土原人形と一般的には言うが、正確には佐土原土人形。素焼きしたものに絵付けしたものだ。何の仕事でも苦労はつきものだ。
それはそれとして、展示する木目込み人形などの写真も幾つか掲載しておきたい。














ギャラリー野の苑
佐土原の五月人形展
2017年4月6日(木)〜30日(日)火・水定休
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朝露の畑、そして田んぼのあぜ道

サヤエンドウ

早期水稲の田植えが済んで1週間。どうにか田んぼが落ち着き始めた。ということで、畑や田んぼ周辺の植物などを写真におさめておくことにした。

早朝の植物はみずみずしい。畑には白いサヤエンドウの花や黄色いハクサイの花。名は白菜というのに、花は真っ黄色。昔から地域で受け継がれてきた米良(めら)ダイコンの花もきれいだ。朝露が落ち始めるころにはミツバチもやってくる。
あぜ道では、元気はつらつだったツクシはもう終わりに近づきどこか寂しげ。しかし、スミレの花がいっぱい。スミレ同様花盛りなのは、ホトケノザ。カラスノエンドウは昨日までは我が世のごとく伸びていたが、先日草刈りしたばかりなので写真には少し。一昨年まではシロツメクサが増えすぎて困っていたが、ほどほどの量になりちょうどいい。しかし、昨年から急に少なくなったので、何が原因なのか少し気にかかっている。チガヤは、根がしっかりしているから困りもの。でも、これからツバナとよぶ花穂が出てくる。綿毛のような花穂が葉っぱにくるまれている間は、それなりにおいしい。ヨモギもしっかりもの。ヨモギ団子でおなじみだが、若葉は天ぷらでもおいしい。ケガした時には揉んで傷口を押さえれば、血も止まる。セイタカアワダチソウの若芽も天ぷらで食べられる。黄色い花がつけば染料としても使える。
スイバも茎が伸びれば塩をつけて食べられるが、同じ仲間のギシギシは、牛に食べさせていた。このほかにも・・・・・。

というように、畑も田んぼのあぜ道もにぎやかになってきた。これから夏の稲刈りまでは、草刈りばかりだ。


ハクサイ


米良(めら)ダイコン


ツクシ


スミレ


ホトケノザ


カラスノエンドウ


シロツメクサ


チガヤ


ヨモギ


セイタカアワダチソウ


スイバ

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