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交尾中のジョウカイボン






ン! なんだこの虫。地蜂かと思いながら一旦通り過ぎたが、気になって引き返した。とはいっても、ギャラリー軒下の縁石の上。
やはり引き返したのが正解だった。当初真上からみたので変な虫としか思わなかったが、よくみると二匹で重なり合ってナニの最中だ。ナニとはナニだ。つまり交尾の最中なのだ。といことでカメラにおさめることにしてゆっくり観察。
上に乗っかっているのが当然オス。メスの頭の脇を押さえるようにして励むのだが、メスは時々イヤイヤをするように這い始める。するとなだめるように頭の両脇を撫で撫で。そしてまた励む・・・・。そのくり返しだ。

この虫、何かと調べれば「ジョウカイボン」というたいそうな名前がついたカブトムシ亜科の甲虫。漢字で書けば「浄海坊」。一説には、平清盛の法名=淨海坊(じょうかいぼう)から付けられたとか。林の周辺や草むらなどいろんなところでよく見られるようだが、私自身は認識するのは初めて。幼虫も成虫も、他の昆虫を捕まえて食べる肉食昆虫だそうだ。

何枚か写真に撮ったが、途中で仕事にもどるため観察中止。そして一仕事を終えて、ひょっとするとまだいるかもしれないと思い、観察場所へ戻ってみた。するとまだナニの最中。最初見始めてから一時間は過ぎている。
ウーン!。人間様のオスは草食化しているようだが、子孫繁栄のために少しは見習うべきなのか・・・。
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タマネギの陰干し


今年はタマネギが大きく育った。写真のタマネギは3月末に収穫した早生。当初、手前の金属パイプに吊るし始めたら、パイプが大きくたわみ始めてしまったので、あわてて古いもの干し竿をさがして2列にして吊るした。玉から伸びた太い茎を締めて吊るすのだが、その茎は乾燥が進むと細く痩せこけてくる。そのため、時おりドスーンという鈍い音がすることになる。そして、下の斜面をころころころがり、悪くすればすぐそばの用水へ「どんぐり ころころ どんぶりこ」だ。こちらは用水でなくお池だったか・・・。

早生といっしょに植えた晩生も畑ですくすく育っているから、5月の連休過ぎには収穫できそうだ。うん、畑もなかなかおもしろい!
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セイタカシギ




早朝の田んぼは、風もなく穏やかだ。朝日が少し登った頃、田んぼの水回り。3月末に田植した稲(コシヒカリ)も、どうにか活着。葉色も健康的になってきた。その隣りには、4月末に田植え予定の飼料用米の田んぼ。そこに見慣れない二羽のシギ。長い脚のピンクが印象的で、かつ水面に映る姿も超きれいだ。
これは撮影しておかなくてはと思い、カメラを取りに自宅へ帰った。その間に、飛び去っているかもしれないと思ったが、「おー!、まだいるいる」。
まず遠くから1枚。そっと近づいてみたが、逃げないのでまたパチり。こちらの姿は二羽には見えているはずだが、それでも逃げないので、歩道脇に立つガードにカメラを固定して何枚かパチり。
ということで、「早起きは三文の徳」ならぬ「早朝の水回り三文の徳」。この二羽、調べてみればセイタカシギだった。ありがとうセイタカ君。





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