↑ ハコネウツギ
知人から枝をいただき挿し木で育ちました。
25日の土曜日、キウイの雌花が咲き始めました。
そして昨日はほぼ満開の状態になりました。
咲き始めるとあっという間です。
こちらは雄花です。
雄花はだいぶ前に咲き始め、老体(笑)の花が多くなりました。
雨の天気予報となっていて、折角の花粉が濡れてはいけない。
雨が降ったら受粉はできません。
雌花についた花粉が流れ落ちてしまうからです。
受粉は晴れた日の午前中が最適です。
何を差し置いても先ずはキウイの受粉が先決です。
ところでキウイの受粉の仕組みは❓
改めて受粉について学んでみました。
(以下は某webにある記事を参考にしました)
雌花の真ん中の白い柱頭があります
雄花の花粉が雌花の柱頭につくことを「受粉」といいます。
受粉すると、花粉が「花粉管」を子房に伸ばします。
そうやって届けられた花粉が「胚珠」(子房の中にある卵細胞)に
結びつきます。これを「受精」といいます。
受精後、子房が膨らみ、実になります。
どうして人工受粉が必要なの?
大きくて甘い果実を作るためです。
キウイは受粉したときにできる種の数が多いほど、
大きくて甘い実になるのです。
自然でも、風や蜂などで受粉はします。
でも、全ての雌花に均一に花粉がつくことは難しい。
ついた花粉の量が少ないため、種の数が少なく、
小さい果実になることもあるのです。
そこで人工授精が必要な訳です。
受粉できる期間は雌花が開花して、3日以内。
それ以降は受精能力を失うので、
いくら受粉しても実になりません。
キウイの受粉を簡単に考えていたのですが、
大きく美味しいキウイを育てるのには大事な作業です。
そんな事を頭に入れて、作業を開始しました。
雄花から若い花を選んで採取します。
老体は役立たずか
雄花の花糸を雌花の柱頭に擦り付けます。
一つ一つ、根気よく受粉する作業も楽でありません。
今年は雌花の咲きが順調で9割がた終わりました。
3日位後にもう一度残りの受粉を行います。