永い永いコロナ禍での時が流れた。
その昔職場を共にした四人組。
お互に高齢であり、永い間会食の場を控えていた。
今回5年ぶりに再会の機会が来た。
4月2日 二日目です。
昨夜浴びるほど飲んだアルコールは何処に行った
今日は瀬戸内海の離島、岩城島へ。
10種類以上もの桜が植樹され、その総数3000本とも言われる積善山。
知る人ぞ知る瀬戸内有数の花見どころだ。
NHKのドキメント72時間でも放映されていた。
桜にはまだ早いと知りながら、意気揚々と出かけた。
尾道駅前から路線バスに乗る。
ここでも便利なスマホを利用する。
Googleマップでバス停を探す。7番乗り場だ。
バスは向島と因島に架かる、因島大橋を渡ります。
芸予汽船土生港到着。
土生港の中央桟橋から出る高速船に乗る予定。
荷物をコインロッカーに預け中央桟橋へと急ぐ。
人が誰もいない
芸予汽船の事務所があった。
中からおじさん風の方が出てきた。
「10時10分の船の切符は何処で?」
おじさん「無いよ」
時刻表を見せて「岩城島行きのこの船です」
おじさん「無い無いよ」
某君「今日は4/1、エイプリルフールじゃないよ」
おじさん「本当に無くなったんだよ。困っているだよ」
うそー
一日遅れの四月バカにあった四人組。
四月一日から時刻改正で予定の船が間引きされた。
おじさん「向こうに生名島に行くフェリーがあるから聞いてみな」
フェリー乗り場へと急ぎ、売り場のお姉さんに聞く。
対岸の船着き場から岩城港のバスがあるらしい
ただバス停が何処か分からない?
困り果てた四人組。
行っても帰りのバスの時間まで帰れる保証はない。
某君「止めよう」
今回のメイン観光がすっ飛んだ。
(お借りした写真)
某君「何処か代わりに行こう」
お姉さん「因島テレビ塔展望台まで1時間ぐらいかな」
317歳の4人組、もくもくと歩き出しました。
歩いては休み、歩いては休み。
「あと〇〇分」「あと15分」と励ましあい。
1時間15分で山頂(?)のテレビ塔に到着しました。
展望台から眺める景気、霞んでいて今一でしたが。
帰りは地元の人が教えてくれた近道を下る。
兎に角疲れました。足が棒のようです。
疲れた足をバスの中で休め、福山駅まで戻ってきました。
お疲れ会は「安べえ」
美味して生ビールをいただきお開きとなりました。
家に着いて歩数計を見ると、なんと15,293歩。
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