今朝は一面朝靄が立ち込める、どんよりとした天気でした。
早足で立ち去った桜前線。
今年最後の桜見物は飯山でした。
飯山駅より北へ22km行った所に飯山西大滝ダムがあります。
昭和14年(1939年)に完成した、
年間発電量約13億KWを誇る日本有数の水力発電所。
ダム周辺は桜の名所としても知られ、
140本近いソメイヨシノがダム沿いに咲き誇り、
見事な景観を演出しています。
残念ながら曇り空でしたが目を楽しませてくれました。
ダムの駐車場から箕作飯山線(旧道)を西に行きます。
道端の空き地にはまだ雪が残っています。
300mほど行くと六地蔵があります。
東日本大震災の翌日に起きた長野県北部地震で、
被害が大きかった栄村と接する西大滝地区にある六地蔵。
地震の後、地蔵7体のうち、台座を固めていない6体が
南から東の栄村の方に向きを変えました。
西大滝地区も被災したものの、幸い大きな被害はなく、
「お地蔵さんが守ってくれた」と話題になっています。
その近くにある野々海川かかる鉄橋をJR飯山線が走っています。
2~3時間に一本しか走っていません。
車を飯山に戻ります。
道の駅千曲川近くの国道沿いには桜並木と菜の花が咲いています。
全長約4kmに渡り、千曲川に添って約700本の桜並木が続く美しい場所です。
ソメイヨシノ、オオヤマサクラの両方が見られ、
周辺の里山の残雪とのコントラストが見事です。
最後は飯山城跡。
桜は散り真っ最中でした。
上杉謙信築城の飯山城跡。
春になると、明治時代に植えられた古木をはじめとする、
ソメイヨシノ約400本が咲き誇り、桜の名所として知られています。
愛犬をモデルにするご夫婦。
こうして私の桜見物は終わりを迎えました。
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