水晶小屋でカップ麺休憩した後
行きに登らなかった三俣蓮華岳と双六岳を経由して双六テント場まで戻る計画。
時刻は12時過ぎ。
朝から6時間くらい歩き続けて疲労が溜まってる。
なんとか4時半くらいに着かないかな?
って甘かったのです。
帰りは鷲羽岳には行かず、ワリモ北分岐を下り、岩苔乗越の十字路の分岐点。
ここから黒部源流の谷筋を下って三俣山荘まで戻ることに。
実は今回の山行ルートで一番心地よかったのがこの道でした
緑が鮮やかなV字の谷を小さな沢がず~と流れてまして
水が流れる軽やかな音を聞きながら下りていく。
なんていうかね
沢沿いに咲く花たちも他と違って輝いて見えるんです。
ここが黒部の源流かと思うとよけいに神秘的に感じる
神が創造した大自然のど真ん中にいる!
って体感です。
ただただ美しい自然
この苔なんて緑黄金色?っていうか
眩しいくらいの美しさで見とれてしまった
黒部川水源地標
天国気分はここまで・・・
こっから三俣山荘までの登り道では雨に降られ
足が重くてつらかった(; ̄д ̄)ハァ
なんとか辿り着いた三俣山荘
大休憩しちゃおうぜ!
ビール飲んじゃったし
うどんとカレー食っちゃったし
飲んで食ったら
一気に疲れがでて
力が抜けちゃって
眠くなっちゃってさ
もう動きたくなくない
地図を確認すると
双六テント場まで
まだ3時間かかる
歩き出さなきゃ帰れないぞ!
励ましあって雨の中歩き始めたのでした
何も見えない上り坂を40分登り続けて
ようやく三俣蓮華岳への分岐に到着
行きに通った近道を行けば早く帰れるけど
登って帰るって決めたことだからね。
三俣蓮華岳へ向かって登り始めました。
もうこの辺から会話がなくなって
ただ足元を見ながら一歩一歩重い脚をあげる作業に専念するだけ
クタクタになって三俣蓮華岳山頂!
2人とも頭のネジが2・3本抜けて思考回路はぶち壊れてます
だぁ~れもおらんし、
何にも見えない・・・
なんじゃここは?
このまま天のお迎えでも来るんじゃねえのか? ナハハハ?
ここからは次の分岐まで下って・・・
最後の目的地双六岳へ無言で登りだす
ここからまた雨が降り出して・・・
足が重くて上がらない・・・
息も絶え絶え・・・
何も見えない・・・
何やってんだ俺たちは?
ただの苦行じゃねえかよ?
"(-""-)"
そして・・・
この最後の急坂で事件が起こったのです!
とうとう
折れてしまったのです!
ポキッっと・・・
カミさんの心が!!
先を登るカミさんが鼻をすすりだしたんで
あれっ?と思ったんだけど・・・
涙がでてたとは気づかず。
ようやく
ホントにようやく
双六岳山頂にたどり着いた途端・・・
「ウウゥ エ~~~ン」
ウワァァ━━━━━。゜(゜´Д`゜)゜。━━━━━ン!!!!
泣いちゃった
落ち着いて話を聞くと
右足… 左足… 右足…
唱えながら歩いてきたけど
最後の上り坂で切れちゃったらしい
疲れ果てて動かない脚
あたりは真っ白で
歩いた道も向かう道も見えない…
他には誰もいない
いつまで続くかわからない登り
テント場まではまだ遠い
あとどんだけ歩けばいいの?
たどり着けるのか?って不安
もう2度と山なんて来ない!
切れてしまった自分自身に・・・
いろんな感情が噴き出した。
俺まで泣きそうになりました。
慰める言葉も出てこず
悪いことしちゃったなって
それでも笑顔で登頂写真
えらい! よく頑張った!
この写真見ると泣けてくるよ。
双六山頂付近は
月面か? 火星か?
晴れていれば前に槍ヶ岳がドカンと見えるんですがね。
膝も腰も足も全部痛い
フラフラになって帰りついた双六山荘にてカンパイ!
時刻は夕方5時半
スタートから12時間後の帰着でした
晩飯をこしらえて食べて今日はよく眠れるぞ!
ところが・・・
苦行はまだ終わらなかったのです・・・
隣りにやってきてた単独テント泊のオジサンのイビキ
ガ・ガガガゴォォォ~~
フンッガッ!
ガゴゴゴゴォォォ~~~
吸うも吐くもどっちもすごい!
テントなんて壁がないも同じです。
響きわたる爆音
勘弁してくれよ!なぜ隣に来たんだ?
端っこ行け!なんで先に寝るんだよ!
後の祭り
でもゲンゴロウは寝ちゃえばぐっすり
爆音はオールナイト営業だったらしく
ただカミさんは耳栓してもあまり眠れなかったようで・・・
たまに鳴りやんだ瞬間に寝るぞ!
って力んだところで耳についたら離れない。
かわいそうに
さぁ明日はお家に帰ろう!
行きに登らなかった三俣蓮華岳と双六岳を経由して双六テント場まで戻る計画。
時刻は12時過ぎ。
朝から6時間くらい歩き続けて疲労が溜まってる。
なんとか4時半くらいに着かないかな?
って甘かったのです。
帰りは鷲羽岳には行かず、ワリモ北分岐を下り、岩苔乗越の十字路の分岐点。
ここから黒部源流の谷筋を下って三俣山荘まで戻ることに。
実は今回の山行ルートで一番心地よかったのがこの道でした
緑が鮮やかなV字の谷を小さな沢がず~と流れてまして
水が流れる軽やかな音を聞きながら下りていく。
なんていうかね
沢沿いに咲く花たちも他と違って輝いて見えるんです。
ここが黒部の源流かと思うとよけいに神秘的に感じる
神が創造した大自然のど真ん中にいる!
って体感です。
ただただ美しい自然
この苔なんて緑黄金色?っていうか
眩しいくらいの美しさで見とれてしまった
黒部川水源地標
天国気分はここまで・・・
こっから三俣山荘までの登り道では雨に降られ
足が重くてつらかった(; ̄д ̄)ハァ
なんとか辿り着いた三俣山荘
大休憩しちゃおうぜ!
ビール飲んじゃったし
うどんとカレー食っちゃったし
飲んで食ったら
一気に疲れがでて
力が抜けちゃって
眠くなっちゃってさ
もう動きたくなくない
地図を確認すると
双六テント場まで
まだ3時間かかる
歩き出さなきゃ帰れないぞ!
励ましあって雨の中歩き始めたのでした
何も見えない上り坂を40分登り続けて
ようやく三俣蓮華岳への分岐に到着
行きに通った近道を行けば早く帰れるけど
登って帰るって決めたことだからね。
三俣蓮華岳へ向かって登り始めました。
もうこの辺から会話がなくなって
ただ足元を見ながら一歩一歩重い脚をあげる作業に専念するだけ
クタクタになって三俣蓮華岳山頂!
2人とも頭のネジが2・3本抜けて思考回路はぶち壊れてます
だぁ~れもおらんし、
何にも見えない・・・
なんじゃここは?
このまま天のお迎えでも来るんじゃねえのか? ナハハハ?
ここからは次の分岐まで下って・・・
最後の目的地双六岳へ無言で登りだす
ここからまた雨が降り出して・・・
足が重くて上がらない・・・
息も絶え絶え・・・
何も見えない・・・
何やってんだ俺たちは?
ただの苦行じゃねえかよ?
"(-""-)"
そして・・・
この最後の急坂で事件が起こったのです!
とうとう
折れてしまったのです!
ポキッっと・・・
カミさんの心が!!
先を登るカミさんが鼻をすすりだしたんで
あれっ?と思ったんだけど・・・
涙がでてたとは気づかず。
ようやく
ホントにようやく
双六岳山頂にたどり着いた途端・・・
「ウウゥ エ~~~ン」
ウワァァ━━━━━。゜(゜´Д`゜)゜。━━━━━ン!!!!
泣いちゃった
落ち着いて話を聞くと
右足… 左足… 右足…
唱えながら歩いてきたけど
最後の上り坂で切れちゃったらしい
疲れ果てて動かない脚
あたりは真っ白で
歩いた道も向かう道も見えない…
他には誰もいない
いつまで続くかわからない登り
テント場まではまだ遠い
あとどんだけ歩けばいいの?
たどり着けるのか?って不安
もう2度と山なんて来ない!
切れてしまった自分自身に・・・
いろんな感情が噴き出した。
俺まで泣きそうになりました。
慰める言葉も出てこず
悪いことしちゃったなって
それでも笑顔で登頂写真
えらい! よく頑張った!
この写真見ると泣けてくるよ。
双六山頂付近は
月面か? 火星か?
晴れていれば前に槍ヶ岳がドカンと見えるんですがね。
膝も腰も足も全部痛い
フラフラになって帰りついた双六山荘にてカンパイ!
時刻は夕方5時半
スタートから12時間後の帰着でした
晩飯をこしらえて食べて今日はよく眠れるぞ!
ところが・・・
苦行はまだ終わらなかったのです・・・
隣りにやってきてた単独テント泊のオジサンのイビキ
ガ・ガガガゴォォォ~~
フンッガッ!
ガゴゴゴゴォォォ~~~
吸うも吐くもどっちもすごい!
テントなんて壁がないも同じです。
響きわたる爆音
勘弁してくれよ!なぜ隣に来たんだ?
端っこ行け!なんで先に寝るんだよ!
後の祭り
でもゲンゴロウは寝ちゃえばぐっすり
爆音はオールナイト営業だったらしく
ただカミさんは耳栓してもあまり眠れなかったようで・・・
たまに鳴りやんだ瞬間に寝るぞ!
って力んだところで耳についたら離れない。
かわいそうに
さぁ明日はお家に帰ろう!