一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

晩秋

2006-11-08 20:35:09 | 日記・エッセイ・コラム
Banshu13
先日、ご主人様と奥様、それに娘と彼氏の四人は実家のある深川の音江に行って来た。
すでに紅葉は終わり、雪虫が飛ぶ中、落葉(赤松)が夕陽に映えている。
Banshu23
家の横にある大きな楡の木もすっかり葉を落としていた。
そんな中でも紅い実をしっかりとつけているものもあった。
Banshu33
Banshu43
Banshu53
『ひめりんご』『つるばらもどき』『すずばら』などなど・・・
ほっとするひと時だった。
ちょっとした陽だまりの中で優しい顔を覗かせている。
Banshu63
溜池の方に行くと『がまの穂』があった。
娘の彼氏が、がまを見ながら何やらぶつくさ言っている。
「俺の方が立派だ・・・」
奥様と娘は意味がわからなかったようだ。
しかし、ご主人様は言ってやった。
「お前の一物は、このように白い粉を吹いておるのか・・・?」
すると何を言うのかと思ったら、
「いや、すでに通り過ぎて、赤玉がでるかも・・・」
一同大笑いだった。
Banshu73
帰り際、山の上から満月が浮かんでくる。
あと何日かで、ここら一帯は真っ白な雪に覆われているのだろう。


コメント (2)
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