幸運のシャープペンシル

　振り返ると、今年はバタバタとして、あっというまに終わってしまいそうだ。
でも、最後の最後に今年一番最高のことがあった。
思えばクリスマスプレゼントとして娘からもらったシャープペンシル。
私が書き物をしているのを知って送ってくれたものだ。
ウイスキー樽のオーク材を削り出して軸に仕上げたシャーペンなのだが、これがなかなか書きやすく重宝している。
これが今年最高の運を引き寄せたようだ。
そう、『good book 大賞』だ。
この幸運を呼ぶシャーペンは、一生大事に使い続けようと思っている。
本当にありがとう。
　あと何日かで今年も終わる。
よいお年を。

夢はこの手で・・・

『夢はこの手で、自分の手で掴むもの』
そう思ってやってきたことが、ついに叶った。
実は good book　というちょっと風変わりな出版事務局の『goodbook大賞』に小説を応募していたのだが、今日、発表があり、やっと夢が叶った。
正直言って三度目の挑戦だった。
順調にいけば、来春には出版できそうだ。
今日は本当に嬉しい。
最高のクリスマスだ。

good book　のサイトはここ
http://goodbook.jp/

興味のある人は覗いて見て下さい。
小説のタイトルは
『もう一人の自分』
「けん あうる」のペンネームで書いています。

きょうも美味しいバーボンを飲めそうだ。

ビビの亡霊？

　二週間程前だったと思う。
ある日の朝。裏庭にいたカミさんが血相を変えて戻って来た。
「ビックリした～！」
「どうしたんだ？」
新聞を読みながら訊くと、カミさんは息を整え、やっと話し出した。
「今、庭の掃除をしていたら、ビビのお墓に真黒いネコがいたの。
お墓の真上にちょこんと座ってこっちを見ていた。
それもすらっとした尻尾の形までビビそっくりだったの」
と言う。
どうやら墓の中からスーッと出てきたようにこちらを見すえていたらしい。
そりゃ驚くよな。
まったく同じ黒猫が墓の上に座っていたら・・・
　それからはカミさんの悪い癖がまたでたようで、この黒猫にも餌をやりだした。
でも、こいつも根っからの野良のようだ。
餌を食べたいのだが、人間をかなり警戒している。
それでも気がついたら、こいつも毎日裏庭に顔を出すようになった。
そこでこいつにも名前を付けた。
お前はクロだ。
　しかし、どうして我家の裏庭には黒いのばっかり集まるのだろう。
猫は皆黒いし、おまけにカラスまで・・・
でもまあそれも良いか。

８７６０回転

　いつも見ている good book のホームページで８７６０回転というのがあった。
なんでも時計の長針が一年間に回る数だという。
電卓をたたいてみると確かにそのようだ。
一年と言われると長いように感じるが、８７６０回転と言われると、とても忙しく感じる。
私の車なら完全にレッドゾーンをオーバーしてエンジンブローになっている。
振り返ると今年は本当にあっという間だった。
大好きなカヌーに乗ることもなく、毎日が馬車馬のようだった。
そのためかどうか、左目がブローしてしまった。
今は落ち着いているので、気長に考えるしかないと思っている。
こんなことでもないかぎり、自分の身体に目が向かないからね。

枝切り

　今日、気になっていた裏庭の白樺の枝を切り、高さを詰めた。
知っての通り、白樺は放って置くと家の屋根以上に伸びてしまう。
二年前にも切り詰めたのだが、すぐに伸びてくる。
数年前までは自分で切っていたのだが、最近はさすがに木に登る体力がなくなってきた。
そこで前にも頼んだ便利屋に頼もうと、新しい電話帳で探したが見つからない。
しかたがないので、他の便利屋に頼んでおいたのだが、木に登る人間が交通事故にあってしまい、できなくなったと言う。
また他の便利屋を探さなければならない。
しかし、何軒かの便利屋に電話をしたのだが金額が途方もなく高かったり、電話が不通になっていたり、違う会社になっていたりしている。
結局、たまたま家にいた息子に手伝ってもらって切ってしまった。
若く体力があると言うのは本当に良いね。
スルスルっと登って行く。
ただ、木が太いので、切り落とすのに「ヒーヒー、ハーハー」と言っていたが・・・
　ここで便利屋の話に戻すけど、たった2～3年で商売替えしたり、会社がなくなったりで、結構大変な稼業だと思ったね。