先日、三泊四日で道東方面にカミさんと二人で行ってきた。
まず目指したのは屈斜路湖。
ここから流れ出る釧路川の源流部をカヌーで下ってみたかったから。
屈斜路湖に着くと、湖は結構荒れていた。
波が立ち、うねりも大きい。
カミさんと二人だけなら、絶対にカヌーには乗らない状況だった。
けど、お願いしていたガイドさんが、これなら大丈夫というので、湖に漕ぎ出した。
やはりうねりが大きいので、だっぷんだっぷんと船底を打つ。
カミさんは結構怖がっていたけど、なんとか湖を漕ぎ切り、釧路川の源流部に入っていった。
すると、そこは全くの別世界だった。
同じ釧路川でも、湿原を流れている釧路川とは全く違う。
水がものすごく綺麗。
こんな大きなウチダザリガニや
写真では見ずらいけど、30センチ級の大きなニジマスやヤマメがいる。
本当に魚が濃い。
そして、写真では撮れなかったけど、カワセミが小魚を捕って狩りをしていた。
湿原とは全く違う風景。
ぜひともここはカヌーで下ってほしいと思う。
翌日は知床のウトロに向かう途中、硫黄山に寄った。
結構ガスが出ていたので、大丈夫かな?と思ったが、ほとんど問題はなかった。
この黄色い岩肌を見ていると、なんだか金星か火星のような地球外惑星にいるみたいだった。
そして、ここからウトロに向かったが、途中の農道から望む斜里岳が綺麗だったね。
ここで写真を撮っているときに、ウトロの観光船からメールが入った。
知床を海から半島の先端まで行きたくてクルーザーを予約していたんだけど、波が高くて欠航になったようだ。
ま、これは仕方がないね。
でも、大型船なら出ているかもわからないので、とりあえず港までいってみることにした。
ウトロの手前にある、オシンコシンの滝。
こんなに天気が良いのにね・・・
港にあったゴジラ岩。
北海道でもゴジラと名の付く岩は結構あるけど、これが一番似ているかな?
そんなゴジラ岩を通り過ぎると、大型船の受付はやっているようだ。
聞くと、やはり波が高いので途中までしか行かず、場合によっては引き返す場合があるという。
でも、せっかくここまで来たので乗ることにした。
大型船なので、揺れはほとんど感じない。
知床半島の絶壁を見ながらカムイワッカの滝で折り返した。
先端までは行けなかったけど、それなりに満足。
この日はウトロに泊まり、翌日、知床五湖を見て
知床峠を越え、羅臼に向かった。
だが、峠からは霧で何にも見えない。
羅臼に入っても何にも見えない。
この霧状態は野付半島に行っても続いた。
これと言って何も見えなかったけど、野付半島のナラワラの手前をゆったりと立派な角を生やした雄鹿が歩いていた。
なんだか、もののけ姫を思い出してしまった。
そんな野付半島を離れ、天気が今一の海岸沿いから内陸に向かう、別海~厚岸線を走った。
ここの道路は360度地平線の果てまで牧場。
こんな景色は日本全国なかなかないんじゃないかな。
そんなことを考えながら厚岸を抜け、釧路に着いた。
今晩は炉端でゆっくりと酒をたしなんだ。
翌日最終日、白糠を抜け中札内の六花の森に行く。
途中寄った幸福駅。
幸せでありますようにと、つい手を合わす。
そして六花の森。
この六花の森は、北海道では誰もが知っているお菓子のメーカー六花亭がやっているんだよね。
ここは良いよ。
レストランも併設しているので3時間近くのんびりとしていた。
そしてここからは高速に乗り、一気に札幌まで帰ってきた。
夕方、家に着き、車のオドメーターを見てみると、三泊四日で1200km走っていた。
さすがに疲れた。
爆睡。
でも、楽しかったね・・・!!