一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

ストーブを買いに

2012-11-28 21:34:39 | 日記・エッセイ・コラム
 今日、前々から欲しいと思っていた、昔ながらの電気のいらない対流式の石油ストーブを買いに行ってきた。
今冬の電力需要や今回の暴風雪による停電被害を考えると、万が一に備えてぜひ欲しいと思っていたやつだ。
 近くのホームセンターに行くと、すでに売り切れており、在庫もないという。
そこで発寒にオープンする某家電量販店のチラシに、そのストーブが格安で載っていたので発寒まで行ってきた。
 その量販店に着くと、オープン日だというのになぜか駐車場がガラガラだ。
おかしいなぁ~ と思いつつ入ろうとしたところ、店員さんに、
「オープンチラシは今日入りましたが、オープンは明日です」
と言われてしまった。
 ストーブの価格だけ見て、オープン日までは見なかったんだね。
 まいったなぁ~ と思いながら、すぐ隣にある、完全に競業状態にある家電量販店にダメもとで行ってみた。
すると、やはり店頭にはない。
店員さんに聞くと、バック在庫は一台だけあるという。
そこで、某量販店のオープンチラシの話をすると、
「その価格で良いですよ」
と二つ返事で了承してくれた。
 これは本当にすごいことだと思った。
まだオープンしていない競業店のチラシ価格で売ってくれる。
消費者にとっては嬉しい限りだが、それだけ競争が激しんだね。
 帰ってきて、一応ネットでも価格を調べたが、どこもそんな格安で売ってはいなかった。
正直言って、店頭価格よりも三割も安かったので本当に得した気分だ。
 なんだか嬉しい一日だった。


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今年初めての雪かき

2012-11-27 22:15:52 | 日記・エッセイ・コラム
 午前中から、天気予報通り大荒れの天気となった。
カミナリを伴い、横殴りの猛吹雪。
高速道路は止まり、道内各地で停電になっている。
こうなるとそれなりに仕事も暇になり、いつもより早めに帰宅した。
 家に着く頃には風も弱まり、先に帰っていたカミさんが家の前の雪かきをしていた。
湿った重たい雪が10cmほど積もっている。
直ぐにカミさんと交代し雪かきをする。
カーポートから玄関前まで積もった雪を押す。
見た目の積雪から、大したことはないと思っていたが、これがめちゃくちゃ重たい。
押し集めた雪を跳ね上げようとすると、雪かきの柄が折れそうだ。
こんな重たい雪が毎日降ってきたら本当にたまらん。
早いとこ北海道らしい乾いたサラサラの粉雪が降って欲しい。
つくづく今日はそう思った。


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着物

2012-11-24 19:20:25 | 日記・エッセイ・コラム
 孫の七五三の写真撮影が来週の休みにある予定だ。
その時に、カミさんと娘は着物を着るという。
家にある着物は、カミさんや娘が着ていたもの以外に、母や義母、そして祖母の着物まである。
さて、どれにしよう?
 あれこれと出してきて、娘にはカミさんが若い時に着ていた着物が良い。
だが、カミさん本人は?
色々ととっかえひっかえ迷っている。
どうも着物にはその時の状況に応じて着るものがあるようだ。
そんなもの私には分かるはずもない。
結局、母を呼んで聞いていた。
そして選んだのは、カミさんが一番気に入っていた、母が店に出るときに着ていた着物だった。
 本当に日本の着物というのはすごいと思う。
時代や世代を越えて着ることができる。
特に祖母が着ていたものは、祖母自身が自分で縫った着物だ。
 改めて日本の文化というものに誇りを持ちたい。
ふと、そう思う日だった。


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初雪・・・ ただし、吹雪、時々カミナリ

2012-11-18 20:30:55 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日から降り続いていた雨が、今日の昼ぐらいから雪に変わった。
それも横殴りの吹雪。
会社の駐車場に止めてあった車の右側一面だけが湿った雪が張り付いている。
雪は止むことなく降り続き、道路はシャーベット状態。
自分の車は、タイヤも含めすべて冬の装備にしているけど、中には夏タイヤのままでいる連中がいる。
さすがに外を見て焦りだしている。
「仕事はもういいから、帰ってタイヤ交換した方がいいぞ」
そう言うと、仕事もそこそこに帰って行った。
日中はまだ良いけど、夜になって路面が凍ると、それこそやばい。
 私が帰るころには、車の上にはかなりの積雪があった。
重たい湿った雪なので、雪を降ろすのに10分ほどかかる。
渋滞を予想したが、思ったよりはスムーズに車は流れていた。
 家に帰ってくると、中央区はそれほどでもない。
だが、時々、ピカッと光ってはゴロゴロドカーン!
近くでカミナリが落ちている。
 初雪というと、深々と静かな夜に降る。
そんな情緒のあるものだと自分では思っているんだけどね。
カミナリが落ちる初雪は、なんだか初めてのような気がする。


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母の年齢、改めて自分で数えなおしている

2012-11-16 22:44:54 | 日記・エッセイ・コラム
 母の年齢は81歳。
さすがに足腰が弱くなり病院通いが続いている。
医者に掛かるたびに聞かれるのが母の年だ。
「あぁ~ 81歳かぁ~」
 この一言が、どうも最近の母には堪えるらしい。
それまでは、まだまだ60代だと勝手に思っていたようだ。
でも、さすがに最近は自分の年を数えなおし、改めて、「もう、81なんだねぇ~」と悟っている。
 年を考えると、ま、相応かなと思うのだが、本人にしてみると納得がいかないようだ。
確かに、今までは勝手気ままに遊んでいたオテンバばあさんだったからね。
今でも食欲は落ちていないし、それなりに美食家でもある。
父が生きていた頃は商売をやっていたせいか、味にはかなりうるさい。
今度の休みも、カミさんに、「食べたいものがたくさんあるから、買い物に連れてって欲しい」と言うぐらいだ。
ま、食欲が旺盛ということは、年を数えなおしてもまだまだ元気なオテンバばあさんだろうね。


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母の土地

2012-11-14 20:04:51 | 日記・エッセイ・コラム
 今から50年近く前、母が買っておいた土地がある。
私が子供の頃だったが、その存在は知っていた。
不動産業者から、「今は市街化調整区域だが、いずれ調整区域が外れるので値上がりする」という触れ込みで買ったようだ。
だが、その土地は石狩にあると言うだけで、見たこともないし現地に行ったこともない。頭の片隅に忘れ去られていた。
最近になって、母も高齢になったことから、一度その土地を確認しておこうと思い母に聞いてみた。
すると、ある年からその土地の納税通知書が来なくなったという。しかも面倒くさいのでそのまま放っておいたようだ。
確かに納税通知書を見ると、最後が昭和60年代で終わっている。
固定資産税の通知書が来なくなったのはどういうことだ?
どうにも考えられない。
グーグルマップで登記簿の住所を入力するが、区画整理が進んでいて昔の住所ではまったく検索できない。
だが、大体の場所は分かったのでストリートビユーで画像を見てみた。
すると・・・ なんと住宅が建っているではないか。
知らない間に市街化区域になり、宅地になったのか?
ではどうして納税通知書が来ない?
私とカミさんとの頭の中で悪いことが過った。
誰かにだまし盗られたか?
とにかく石狩市役所に行って確認してこよう。
そう思い先日行ってきた。
 石狩市役所で母の土地のことを聞くと、担当者は親切丁寧に調べて教えてくれた。
それによると、現在は区画整理が進んで、違う地番になっているという。
新しい地番で調べると、確かに母の土地は昔のままに存在していた。
ではどうして納税通知書が来ない?
その件を聞くと、昭和60年代から土地の評価額がほとんど無くなり課税対象にならなくなったからだと教えられた。
早い話、バブルが弾けて評価額がゼロになったようだ。
ちなみに地目は現在も原野のままになっている。
担当者に今後課税対象になることはあるか?
と尋ねると、それは絶対にないと言い切られてしまった。
今で言う原野商法とやらにやられたんだろうね。
 帰り道、実際にどのような場所なのか、母の土地を見に行ってきた。
すると、そこはやはり原野そのもの。
それこそ家庭菜園もできないような荒れた土地だった。
でも、母の土地がそのまま現存するということが分かっただけで正直ホッとした。
今は荒れた原野でも、将来、それこそ私の孫の代には、また変わるかも知れない。
そんな淡い期待を持ちながら・・・


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喪中ハガキ

2012-11-10 20:52:50 | 日記・エッセイ・コラム
 今年は義母が亡くなり、喪に服しているので年賀状ではなく喪中ハガキを作らなければならない。
年賀状のように自分勝手に自由に作るわけにもいかず、さてどうしようかと思っていた。
やはり、ここは普通に作るべきと思い、PCに入っているソフトのひな型を使うことにした。
 背景は選んだが文章は?
これもひな型だと味気がない。
だが自分勝手な文章にするわけにもいかず、過去に頂いた喪中ハガキの文章から参考にさせてもらった。
 そして宛名。
今までの住所録からの宛名のソフトは古いワードを使っている横書きだ。
やはり喪中なのだから縦書きが良いだろうと思い、これも新しいPCのソフトに入力し直した。
 なんだかんだと時間がかかったが、やっと今日プリントし郵便局に持って行った。
 喪中ハガキを投函すると、やはり淋しさがこみあげてくる。
そんな今日この頃。


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月寒高校同窓会

2012-11-04 21:18:31 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、母校である月寒高校の同窓会があった。
今回はクラス会だけでなく、21期、31期、41期卒の全学年の総会も含んでいる。
総会に出席するのは初めてだ。
ちなみに私は21期卒。早い話、40年近くになる。
 高校の時からの悪友と二人で会場であるプリンスホテルに行くと、正直言って見慣れない顔ばかりだ。
ある程度予想していたので、前の日に高校の卒業アルバムを見ていたのだが、皆の変貌ぶりは自分の予想をはるかに超えていた。
名前と顔がまったく一致しない。
 少なくとも同じクラスメートは何度かクラス会をやっていたのですぐに分かったが、クラスが違うと本当に分からない。
 会場の隅で、悪友と二人でタバコを吸っていると、違うクラスの男子生徒に声を掛けられた。
「お前、〇田だろ?
その髪型どうしたんだ?
高校の時、肩まで髪伸ばしてたろ!」
 これには自分も吹き出してしまった。
「お前な~、この歳で肩まで髪伸ばしていたら変人だろ~」
 早い話、この男子生徒にとっては、私のイメージは高校の時のままのようだ。
嬉しいやら、ちょっぴり悲しいやら。
不思議な気分だった。
 一次会の総会が終わり、21期卒だけの二次会が同じプリンスホテルで始まった。
この頃になると、クラスが違っても、顔と名前が一致するようになってくる。
それこそ高校の時の悪さをしていた時代の話が花盛りになった。
バイクで吹っ飛んでいたことや、高校生のくせにススキノで飲み歩いていた時の話など・・・
酒を飲みながら、皆と話をしていると、本当に皆良い顔をしている。
男子も女子も。
それぞれ自分の人生を精一杯生きてきた。
本当に良い顔をしていた。
 二次会が終わると、三次会はクラスだけでやろうと、ホテルを後にした。
この歳になると、やはり肉系よりは魚が良い。
 ホテル近くの電車通りにある居酒屋に入った。
席に着くと、すでに皆はほろ酔い気分。
また高校の時の話に盛り上がる。
皆の顔を見ていると、高校時代、ススキノで飲んでいた時そのままだ。
(確かに18歳未満でしたが、この歳ですので時効ということで勘弁してください)
 本当に楽しい同窓会だった。
ここまで酒を飲み、腹の底からから笑い、語り合ったのはそれこそ高校生以来だったのではないだろうか。
 この次の同窓会は、また10年後の予定だったが、私の発案で還暦の60歳の時にもう一度やろうということになった。
つまり二年後だ。
いまから本当に楽しみだ。
 家に帰ってきて、カミさんに同窓会が楽しかったことなど、翌日二日酔いが収まってから話したら、
「同窓会に出れる人生で本当によかったね!」
 と言われた。
 確かにそうだ。
今回の同窓会も、体調不良で出たくても出れなかった奴や、所在不明の人間が何人かいる。
私も何人かの他クラスの生徒から、所在を聞かれた奴は三人ほどいた。
いろんな理由があるんだろうけれども、当然私も分かるはずがない。
 カミさんの言うように、
『同窓会に出れる。そんな人生が単純だけれどもどれほど良い人生なのか・・・』
 今になってふと思っている。
そして最後に、高校一年の時の担任の言葉が強く思い出された。
それは、
「高校の時の友達が、小中学校や大学の友人よりも、人生で一番長く付き合える」
そう、今思うと、まさにその通りだ。


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