昨日はバラ園の仕事が休みだったので久しぶりで山歩きして来ました。
候補として考えていたのが
1.権現山に登ってからトリカブトの段経由で牛妻に下って白鳥食堂でビール、酎ハイ+おでん
2.取りあえず由比駅から浜石岳に登って下りのルートは頂上に着いた後で考える
の2案でした。
朝飯を食べている時までまだどちらにするか決めかねていて・・・さんざん迷った挙句選んだのが浜石岳の方でした。
ずいぶん長いこと浜石岳には登っていなかったので賢のお墓参りを兼ねて行って来ることにしたんです。
6時半ぐらいには家を出ようとしたんですが・・・思わぬトラブルが発生したお陰で10分ほど遅れて部屋を出ました。
ご覧のような曇り空ですが暑くなくて良いかも知れない。
浜石岳と言えばなんと言っても頂上からの富士山ですが・・・あいにくこの日は雲の中にお隠れのようで・・・。
この写真の中央に写っているのがこれから向かう浜石岳で、雲がなければこの後ろに富士山が見えているんですよ。
最寄り駅を7時13分発の電車に乗って・・・由比駅に着いたらすぐにここから歩き始める。
駅前から10分ぐらいは旧東海道を東に向かって歩きますが・・・いつも気になっているのがこちらの看板。
もっと若いころに知っていれば相談に行っていたかも知れませんがねぇ。
歩き始めてから25分ぐらいで最初の休憩所に着きますが・・・残念ながら相変わらず富士山は雲の中ですな。
退屈な農道歩きが続きますが時々は後ろを振り返ってみて海の方に目をやると・・・ちょうど漁船が港に帰って来たところでした。
この平らな所が頂上までの中間点ぐらいになりますが・・・スタートしてからジャスト45分で通過したので頂上に着くのは9時前後になりそうですな。
この分岐までは舗装道を歩いて来るしかないので嫌でも舗装道歩きでしたがここからは自然道に入って行くことにして左へ上がる。
で、ここから10分ちょっとで標識に書かれていた「三本松」に到着します。
双眼鏡が備え付けられていて・・・富士山が見えている時は必ず覗かせてもらっているんですが、この日はご覧の通り富士山が見えていない。
なので初めて富士川の河口を覗いてみました。
ここまで来れば後はさくさく山頂まで登ることが出来ますが・・・油断してはいけない所が一ヶ所だけあるんです。
トラバース道を行くと待ち構えているこの木製の小さな橋なんですが
2年ほど前にこの橋で頭を出している釘につまづいて頭からこの排水路に落ちた。
不幸中の幸いでメガネを壊したぐらいで済みましたが下手をすれば大怪我をしてもおかしくはない状況でした。
まぁ、「けが無い」人間なので当たり前と言えば当たり前のことではあるんですがねぇ。
そんなことをしながらも何とか頂上直下の最後の上りまでたどり着いて
どうせ富士山は見えないんだろうななんてふてくされて最後の登りに差し掛かる。
やっぱりな~なんて思いながら先に進んで行くと・・・あれはどう見ても日本一に間違いないぞ。
なんと、あきらめていた富士山がその麗しいお姿を現してくれた。
伝説の晴れ男と言われた賢パパの面目躍如となりましたよ。
これにすっかり気を良くして山頂でのポーズ大会をしたり
愛犬の骨の欠片を埋めてあるお墓に手を合わせたり
写真を撮ったりしてしばらくの間滞在しましたが
悲しいことに飲み物も食べ物も持って来ていないので下ることにいたします。
ピストンは考えていませんので取りあえずはさった峠の方に向かって下りますが・・・最後にもう一度富士山に別れを告げた。
さて、この後どうなったのか?
明日さ続ぐ。