貸し切りの頂上でしたが食べるものも飲むものも持って来ていないので手持ち無沙汰になってしまってたったの15分の滞在で下山しますが・・・姿を現してくれた日本一には後ろを振り返って別れを惜しんだ。
で、とりあえずはさった峠の方向を目指して下って行きますが・・・下り始めてから25分近く歩いた所でこんな分岐に行き当たった。
何年か前に一度か二度歩いたことがあるんですが・・・その後の台風でコースが荒れたなんて話を聞いたことがあった。
なので、この辺りの情報に詳しい知り合いに状況を問い合わせるメールを送っていたんですが返信がありませんでした。
まぁ、通れないようなら標識が出ていると思われますが・・・それがないので大丈夫だろうと思って久しぶりの但沼ルート。
ずいぶん前に歩いたことはあるんですが・・・ほとんど記憶に残ってはいなくてこんなトラバース道を気持ち良く歩いて行きます。
ただ、この後で一か所だけ嫌でも思い出さないわけにはいかない所に差し掛かった。
今から8年も前のことになりますが・・・地元で人気の竜爪山に登った後で下山してからそのまま歩いて浜石岳の登山口に向かい人気の二山を連続で登ったことがあるんです。
その時に熱中症になりかけて・・・先に進むかここから引き返すか悩んだのがこの場所でした。
結局、その時はなんとか頂上まで登り切ることが出来たのですが・・・その時の報告文に「二度と歩きたくないコース」なんて書いてありましたからあの時は本当に参ったんでしょうね~。
下り始めてから45分ぐらいでこんな所まで下りて来ましたが・・・ここから先は舗装された農道歩きとなります。
興津川の橋を渡ったらお次の目的地は但沼となりますが
ハウス栽培のミカンがもうこんなに色づいている・・・ぢゃまいか。
下り始めて1時間ちょっとで国道52号線の交差点を通り
山の方に向かって少しだけ行った所が但沼の車庫。
「あぁ、ここからバスに乗って興津駅まで戻るのか?」と思われたあなたは・・・残念ながら不正解。
この停留所をスルーしてどんどん興津川の上流に向かい・・・しばらく歩いた所でこのつり橋を渡る。
その後山の中の農道をひたすら歩いて次なるを目指す。
途中の道端で大好物のこんなものを見つけてゲットしましたが・・・この後の行程も含めて6時間半の歩きの間で口にした唯一の固形物でした。
やがて道は峠を越えて
ある集落に行き当たりますが・・・そこにはバス停があった。
もう歩くのはうんざりだったのでバスに乗ろうと思って時刻表に目をやると・・・なんと土日は一日に2本しか走っていない。
次のバスが出るのは夕方ですから勿論ここはスルーしてどんどん歩くしかありません。
やがてこんなトンネルをくぐり抜けて
しばらく行くと国道のバイパスに出ました。
ここまで来れば後はバイパス沿いに歩いて行けば・・・何とか目標の2時前には無事に自宅に帰り着いた。
この日の歩数が約43000歩ですから距離にしてちょうど30Kmと言ったところか・・・。
で、帰宅後は何をさておいてもまずはシャワーで汗を流してから一人打ち上げを開始して
頑張ったので特別にもう一本追加しちゃいました。
この時に気がついたんですが足のむくみが噓のように引いている・・・ぢゃまいか。
その代わり・・・と言ってはあれなんですが、手のむくみがひどいことになっている。
まぁ、手のむくみは長距離を歩いた時の定番ですから驚きはしませんがねぇ。
と、いう事で久しぶりのロングハイクで最後の方はヘロヘロになりながらも何とか完歩。
良い一日になりました。