長崎といえば、おくんち。おくんちといえば、諏訪神社。その諏訪神社のほど近くにある松ノ森神社で、ステキなモノをたくさん発見しました
函館生まれなのにやけに長崎のことに詳しい母に話を聞き、無性に行きたくなった松ノ森神社。諏訪神社の駐車場に車をとめ、そこから五分ほど歩くと、樟の木に囲まれたステキな神社が見えてきます。中に入ると、たくさんの鶏さんがお出迎え。さらに奥の方に進んでいくと、「職人尽絵」という昔の職人達の様子が彫り込まれている数々の欄間を見ることができます。
例えばコレは「餅作り及び踊商人の図」。(ん?「桶商人」の間違い!?まさかね。誰か日本史に詳しい方、「踊商人」って何か教えてください)おもちをついている姿が見えますか?このような欄間がずらりと並んでいるのです。とても珍しい代物なので、見る価値は十分あると思います。裏の方へ回ってみると、蝋梅の花が美しく咲き乱れていました。以前紹介した「素心蝋梅」と比べると、明らかに花の形が違います。香りは素心蝋梅の方が強かったような…
蝋梅の花をカメラにおさめていると、どこからともなく現れたきれいなネコ。とても人なつっこくて私の足下を行ったり来たり。じっとしていないのでなかなかうまく撮れません。でもコレはベストショットかな?小さな花芽をつけた梅の木に頭をスリスリしています。何本か小枝がボキッと折れる音もしていましたが、まぁ悪気はないのでしょう(笑)。
この神社では天然記念物の大樟を見ることもできます。大きすぎて写真には収まりませんでしたが、雰囲気だけでも感じていただけたらと思います。樟の木って力強い生命力を感じますよね。
神社ってなんだか不思議なところだなぁ。
日本には昔から八百万の神さまが存在するって言われているけど、そういう思想って日本独特のものなんだそうです。「神道」と言ってしまうと、国家とか政治とかを連想してしまうけど、もともとはこういった木や山に住む神様を祀っていたのではないでしょうか。神社に大きな木が多いのはそのせいかも知れません。
松ノ森神社には他にも見所がいっぱい!
今日は写真満載でお届けしてみました。松ノ森神社の魅力が少しは伝わったでしょうか?明らかに人を祀っている大きな神社よりも、こういったこぢんまりとした神社の方が私は好きです。この神社の歴史についてはよくわかりませんが、何かわかったら改めて紹介したいと思います。
松ノ森神社の情報をお持ちの方は是非とも教えてくださいませ