コンクリートの隙間に逞しく生えるマンネングサ
ある日、道路沿いで友人を待っていると「ちょっと遅れます」とのこと。少し時間ができたので、「何かステキなものはないかな」と辺りを見回してみると、あまり見かけない花が用水路のそばにたくさん咲いているのに気が付きました。近づいてよくよく見てみると、これはまさしく私の好きな多肉植物
花は似てるけど、葉っぱが違う!?
コチラはプランターに植えられていたマンネングサ。一時期多肉植物が無性に欲しくていろいろと調べたことがあったのですが、花がついている姿は初めて!家に帰って調べてみると、ベンケイグサ科のマンネングサであることがわかりました。学名はセダムといい、ホームセンターなどではよくこの名前で販売されています。
セダムは、水の少ない岩の隙間などに葉や茎に水分を蓄えた状態で逞しく成長することから、ビルの屋上に植えられ、緑化や断熱に用いられるようになったそうです。その工法はセダム工法と呼ばれ、ヒートアイランド現象が悪化する昨今、注目を集めているそうです。種類は500種類ほどあり、上の写真はマルバマンネングサ、下の写真はメノマンネングサだと思われますが、あまり自信がありません
他にも小さくて可愛いオリヅルランの花も咲いていました。 こちらはユリ科の植物でなんとアフリカ原産なんですって。これも外来種だったとは驚きました。決して目立つ花ではないけれど、マンネングサ同様、見つけた時の喜びはひとしおです。ほんの少しの待ち時間でも、ステキな発見があるものですね
今日の長崎は曇り空。外では蝉が鳴き始めました。梅雨明けも間近かな!?