I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

GW前半 突然の来客

2007年05月06日 | 五島のお話

          hiroponとcarryが福江島にやってきた!

今年のゴールデン・ウィークも今日でおしまい。皆さんはどんな休日を過ごされましたか?

我が家のゴールデン・ウィークは、旦那さんが部活動の遠征でいない代わりに、私の家族が福江島に遊びに来る、というパターンが定着しつつあります。今年も後半の5月3日~5日にかけて両親と祖母が来島することになっていましたが、前半は特に予定もなく、日曜大工でもしようかと思っていたところ、突然の来客があり、去年にも増して充実したゴールデン・ウィークとなりました

ゴールデン・ウィーク初日の4月28日、福江の中央体育館で中学生のバスケットボールの試合を観戦していると、私の携帯に一本の電話が入りました。相手は諫早に住む高校時代の同級生、デナムちゃん。

「今日私の大学時代の友人二人が福江島に来るらしく、kero-keroと旦那さんと一緒に今夜飲みたいって言ってるんだけど、どうかな?」

「え?今日来るの

最初はちょっとびっくりしたけど、話をよく聞いてみると、彼らは自然が大好きで、毎年いろんな島を巡っているのだとか。「なんだかおもしろそうだな」と直感的に感じた私は、スケジュールを確認して、旦那さんと一緒に待ち合わせ場所の某飲み屋さんに行くことに。待っていたのは、私と同じ匂いのする、なにわのパイロットhiroponと奈良のエンジニアcarry。会ったこともないのに「お久しぶり!」の挨拶で始まったプチ宴会は、思った通り楽しいひとときとなりました

一軒のお店で長々と飲んだ後、宿泊場所を尋ねると、レンタカーの中で寝袋で寝るつもりだと言うので、狭い我が家に招待し、布団の上で寝てもらうことにしました。掛け布団もあったのですが、「せっかくなので」と言って敷き布団の上で寝袋にくるまって寝ていたhiroponとcarry。たいてい島を訪れる時は野宿が多いんですって。本当にどこまでもおもしろい人たちなんだろう

翌日はタイミング良く私も一日フリーだったので、早朝から遠征に出掛ける旦那さんを港へ送り、三人で朝食を食べた後、hiroponとcarryを福江島エコツアーへと案内することに。二人はそれぞれこの日の最終のフェリーと飛行機で帰る予定だったので、あまりいろんな場所を見て回る時間はありません。さてはて、kero-keroが自然大好きな彼らのために厳選したコースとは

次回へつづく


黄島探険記 その5

2007年05月06日 | 五島のお話

                 黄島で出会ったサクラちゃん

熔岩洞穴で洞窟探検を楽しんだ後は、再び遊歩道に戻り、ミノハエ鼻へと向かいます

          

ミノハエ鼻へと続く遊歩道は、みずみずしい新緑に包まれてとってもきれい!子どもたちと野草を観察しながら歩いていると、たくさんの花々を発見することができました


中にはちょっと珍しい白いアザミやシロバナタンポポも見つけることができました アザミの花の先に見える白い粉は花粉で、指で落とすと、下からどんどん湧いてきます。虫が蜜を吸いに来た時、できるだけたくさん花粉を運んでもらえるように、そのような仕組みができあがってるんですって。自然界の植物たちは子孫を残すために必死なんですね

                 

持ってきた画用紙の縁に沿って穴を開け、道端で摘んだ草花をさせば、花の額縁のできあがり midoriちゃん、ステキなアイデアだね~!

                   

こちらは以前紹介したニシキミヤコグサ。同じ茎から黄色と橙色の花が咲いています

                   

手先が器用なaoiちゃんは、島にたくさん咲いていたシロツメクサを使って冠作り。とっても上手にできました!

        

大きな二本松を過ぎればミノハエ鼻はもう目の前!

こちらが熔岩海岸が広がるミノハエ鼻。向こうに見える小さな島は美漁島(びろうじま)といいます。「美しい漁の島」なんて、かつて鰹漁や鯨漁が大変栄えていた時代に付けられた名前なんでしょうね。一体どれだけ釣れてたんでしょうね

                   

ここでしばらく海を眺めながらひとやすみ。すっごく気持ちよかったですよ~

                 

お絵描きが好きなmidoriちゃんは、水でぬらすと水彩絵の具に変わる色鉛筆を使って、真っ青な海を描いていました。目に映るきれいな景色はずっと残しておきたくなるもんね

                 

ミノハエ鼻を後にして漁港の方へ戻る途中で、一番お姉ちゃんのsakuraちゃんが大きな大きな四つ葉のクローバーを見つけました 人があまり入らないと、植物はこんなにも大きく成長するものなのでしょうか

         

黄島では人よりネコの方が多いのでは?というくらいネコがたくさんいます。のんびりごろごろ気持ちよさそう

                   

民家の玄関先で、私たちの方をじーっと見ていたこちらのワンちゃんは、柴犬のサクラちゃん 。とっても大人しくて可愛いワンちゃんでした 飼い主のおばあちゃんが快く写真を撮らせてくれましたよ~。

                 

港の近くでオニサザエを発見!頭にのっけてハイ、チーズ

                   

        

港の周辺で巨大なサボテンを発見しました 下半分は木で、上半分は多肉植物。こんなサボテンは初めて見ました 福江島からそう離れていない島(福江港からは約20㎞)なのに、植生がちょっと違うみたいですね。本当にびっくりしました。

緑豊かな遊歩道と、ミステリアスな洞窟、そして黒々とした熔岩海岸に映える青い海。福江島の東部に浮かぶ黄島は、ありのままの自然が今もなおたくさん残っており、思いがけない発見に大人も子どももみんな笑顔になれるステキな島でした。今回はあまりお天気がよくありませんでしたが、次回はぜひとも青空の黄島を訪れてみたいと思います

                   
                    民宿「やました」の看板犬 気の優しいワンちゃんです

ブログをアップする時間がなくて、黄島探険からすでに2週間も経ってしまいましたが、黄島探険記はこれでようやく完結! 自然が大好きな人はぜひ一度訪れてみて下さい。民宿「やました」もオススメで~す

                                          黄島探険記(完) 

 

黄島海運

電話:0959-73-6922
運賃:往復1520円 (片道760円)