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自然の中で見つけたステキなモノ

久住登山(大分県竹田市久住町)その1

2013年03月01日 | 山のお話

今年度のT小登山隊の活動も残すところ2回となり、昨年と同じく2月は一泊二日の久住登山に行ってきました

今年の日程は図らずして2月の9・10(く・じゅう)日となりました。今回の参加者はちょうど10名。昨年は15名の参加でマイクロバスを一台借りたのですが、今年は人数も少ないし、経費節減ということで、隊長号とY本さん号の2台に乗り合わせて、いざ大分へ出発

2月9日(土)

最初に訪れたのは昨年11月21日に『パヴァリエ エコエリア山田』としてリニューアルオープンした山田サービスエリア(下り)。驚くのは辺り一帯に敷き詰められた太陽光パネルの数々。この太陽光発電設備で発電した電力でエリア内の電気を賄っているのだとか。地産地消をテーマにしたメニューやオリジナルの焼きたてパンなどが食べられるちょっとワクワクするサービスエリアです。トイレもとってもきれいでしたよ~

高速道路を下りてお昼ご飯を食べるために訪れたのは、『春日うどん』という定食屋さん。メニューはたくさんあったのですが、隊長オススメのとろろご飯とお豆腐の定食と大分名物とり天を頂きました。このボリュームでお値段は750円。リーズナブルでとっても美味しかったです

次に訪れたのは久住高原内にある八丁原地熱発電所。昨年は山の上から水蒸気がもくもくと上がっているのを見ただけだったのですが、今年は登山日を二日目に設定したので、初日を有効利用するためにも施設見学を入れることにしたのです。 

 

施設の中では地熱発電についての映画の上映や説明が行われ、ガイドさんに案内で実際に発電している様子を見せてもらうことができます。標高が高く冬は気温がマイナスを下回るので、水蒸気が凍って巨大なつららと化していました。

地熱発電の仕組みもさることながら、我々がハマったのはこの変身モニター。このモニターの前を通ると人の顔が認識され、アフロヘアーやお公家さんに変身してしまいます。どういうわけかどちらもバッチリはまってしまう私とY本さんと、なぜか顔が認識されないshihoちゃんとのギャップに一同大笑い どうやっても最後までアフロになれないshihoちゃんなのでした~。 

さてさて、お次は翌日の登山に備えて足慣らしをするために八丁原発電所から程近い場所にある一目山(ひとめやま)へ登ります。一目山の標高は1287mあるのですが、ここからだと20分程度で登れる距離です。

20分程度とは言いながら、なかなか急な傾斜を登っていきます。足慣らしなので辺りの景色を確かめながらゆっくりと登りましょう~

こちらは一目山を登る途中の景色。ご覧の通り去年に比べると全く雪がありません。唯一白く積もっているのはスキー場のみです。うーん、この様子だと霧氷は見られそうにありませんね

辺りの景色を眺めているうちに一目山に到着~ 

 

ここからの景色はまさに絶景 この山に登ると一目で辺りの久住連山の景色を一望できることから『一目山』と呼ばれているそうですが、実際に登ってみるとその名前を付けた人の気持ちがよく分かります

 

登ったということはもちろん下るわけなのですが、これがぬかるんでいる上に滑るという悪条件が重なって、結構大変でした k原隊員に至っては滑ってお尻を付いてしまいこの有様 明日もこんな状態だったらいやだなぁ~

道端で噴水のように立ち上がっている霜柱を発見 その一本一本はまるで糸のように細く、水晶のようにキラキラと輝いていました この辺りでは当たり前の景色も、私たちの目にはまるで芸術家が創造したアートのように映ります。感性を磨くためにも、時には少し離れた場所に足を運び、普段目にすることのできないものに触れ、心を動かす体験をしていきたいものです

この後は牧場とワイナリーを訪れます

その2に続く