勤め先のお茶屋は、系列店全部合わせても従業員は100名未満なので、年収の壁は130万円です。
私も数年前、手芸屋さんや魚屋さんと掛け持ちしていたときは、年末に調整が必要になりました。
今はなんとか壁を超えずに収まっていますが、小学生の子どもがいるMMさんが、介護用品のお店と掛け持ちをしているために、このままでは130万を超えてしまうことが確実となってしまいました。
それで、今月から調整するようにしています。
この人手不足の時代に、まだまだ余力のあるMMさんですから、とても悔しがっています。
130万の壁が無ければ、まだまだ働けるのです。
政府の働きかけで最低賃金は上がるようですが、上がれば上がったで働く時間を少なくしなければならなくなりますから、問題は残ったままです。
もちろん、時給は高いほうがいいです。
ですから、それに合わせて年収の壁も引き上げてもらわないと、働きたくても働けなくなってしまう。
改正で、2年間は超えても、一時的なものだと証明できれば、扶養から外れないで済むらしいのですが、その後はどうすればいいのでしょう。
思い切って扶養の範囲から出てしまえばいいのでしょうけれど、よほど大きく超えなければマイナスですもんね。
これがまた微妙なもので、ちょっとだけ出るんですよねえ。
他の方たちからも聞きますし、うちの夫もそうなのですが、扶養の範囲で働いてほしいって言うんですよ。
また、独身のかたたちにしてみたら、扶養手当があるというだけで不公平に感じられるかもしれませんし、実際、独身時代が長かった私は、当時、不公平と感じていました。
かといって、今更扶養手当を撤廃されても、それはそれで困ります。
どうして年収の壁って、130万とか106万なんでしょうねえ。
いっそ、150万くらいに引き上げてくれないかな。
10月で稲刈りも終わりますから、MMさんがセーブしなければならない分、私が入れますし、戻ってきたMAさんも入れると思いますから、何とかなるんですけどね。
ただ、勤め先がこれですから、他の店舗も苦労しているんじゃないかと思います。
MMさんが手伝いに行っている介護用品のお店では、そもそももとからいるスタッフが、年収の壁を超えてしまうからとセーブしなければならなくて、それで人手が足りなくなりMMさんを誘ったのです。
私はMMさんに、年末年始が人手要るから、あまりとばさないでね~って冗談ぽく言っておいたし、当人も大丈夫って言っていましたが、やっぱり調整が必要になってしまいました。
年収の壁を超えないギリギリまで、目いっぱい働きたいMMさん。
まだまだ働けるのにセーブしなければならいことを理不尽に感じています。
そして、職場にとっても損失だと思う。
勉強不足で判らないのですが、この年収の壁は引き上げることが出来ないのでしょうか。
パートの時給が上がったら、働く時間を削らなければならなくなるなんて、この人手不足の時代に、本末転倒じゃないですか。