Light in June

文学やアニメ、毎日の生活についての日記。

退学の危機!

2009-03-11 00:01:16 | お仕事・勉強など
退学の危機!などと冗談を言っている場合ではないのです、実際は。

きのう、学校からメールがあって、それによると、修士課程の在学延長届を早く出してくれ、とのこと。ぼくは留年するつもりでいたのですが、このまま何もしないでいたら留年ではなく除籍になってしまうようなのです。それで、書式をコピーするために大学のホームページを見てみたら、本当はこの届は4月の一ヶ月前に提出しなくてはいけないようなのです。ぼくは慌ててプリントアウトして、今日それを大学の事務に届けに行きました。受領してもらい、これで一安心。

ところが、です。そこには主任の先生のハンコを押す欄があるのですが、研究室で別の先生のハンコを押してしまったようなのです。それを夕方の6時に助教の方に教えてもらいました。つまり、不備のある書類を提出してしまったことになります。間違ってたら事務の方から知らせてくるよ、と助教の方は言うのですが、やはり心配なので、明日改めてきちんとしたものを提出することにしました。はあ、めんどくせえ。でもこれをしなければ退学の危機なのです。やばいやばいぞ。まさかもう手遅れなんてことにはなってないよね…

それにしても、自動的に留年するものだと思っていたら、大間違いでしたね。まさか書類を出さなくてはいけないとは。そういうことは掲示しておいてもらいたいです。っていうか、事務の人に学生証の更新のことは聞いたのですが、そのとき教えてくれればよかったのに…

もちろん、悪いのはぼんやりしていたぼくの方なのですが。心配性であれこれ考えてすぐに不安になるから万全の準備をするくせに、肝心なところは抜けているのです、ぼくは。『秒速』で「あの子ぼんやりしてるから」とカナエは言われますが、大人になったらちゃんとしっかりした人になる、みたいなことも示唆されます。…ぼくは年齢を重ねても成長しませんね。やれやれ。

そういえば、今日は大学の合格発表でした。門のところにすごい人だかりができていて、掲示板の前は一匹の黒い大きな生き物が体をくねらせているみたいに見えました。←群衆の比喩です、念のため。急いでいたので人混みを掻き分けて受験生の悲喜こもごもを観察することはしませんでしたが、遠くからなんとなく冷めた目で見ていました。ふんって感じ。挫折した人間の方がいとおしいです。大学に合格して有頂天になっている人を見ると、なんだか悲しくなってきます。ぼくも同じ大学にいるわけですが、色々と屈折した感情があるのです。人生がこのまま順調に進むと思うなよ、とか。いやあ、いつからこんなひねくれた性格になってしまったのでしょうか、ぼくは。けっこうナイーヴだと思っていたのですが。

閑話休題。書きたいテーマはあるのですが、そのテーマで書くと研究室の人にこのブログのことがばれてしまうので(既に一名からは気付かれましたが)、自重します。まあ別に知られたって構わないのですが、なんとなく。