ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

初めての選挙

2005-09-10 | 考えたこと
今回の選挙は 面白いのだそうだ。

投票率はどのくらいになるのだろう?



年上の同級生が多い上に
早生まれの娘は

友達がみんな 選挙で盛り上がっているのに
投票できない、と 不満げ。



先日 ある人と 選挙の話になったとき
彼女は 初めての選挙に出かけた時のことを
忘れられない、と言っていた。

二十歳になって、初めての選挙。

就職して無理を重ねた彼女は
身体を壊していたのに
無理をして 出かけたのだそうだ。

身体は曲がって、杖を突いて。

近所の人に どんな風に見えていたろうね、
と 元気に笑っていたが

それほど 楽しみにしていたのだそうだ。



私は 
東京都民だった頃
選挙権をずっと行使していなかった。

学生だったし
身近に思えなくて。

都知事選より
離れた茨城県知事の選挙の方が
ずっと気になっていた。

女性の参政権を得るために
苦労した人たちのことなんか、
知らなかったし。

知っていたとしても、
「それが、どうかした?」
という程度の感じ方だったろうと思う。



それが、当地へ来て 一変した。

「誰それが まだ 選挙にきてねえ。」

とウワサになるというのだ。

さすが、
タテマエ全員参加、という行事には
本当に全戸から人を出す
異常な(少なくとも私にはそう思える)
地域だ。

選挙は
「私もちゃあんと、選挙に来ましたよ。」
というデモンストレーションを兼ねた
行事になった。



明日も 
そっちこっちに
営業用お愛想スマイルを振りまきながら、
きっちり 投票してこようと思う。