ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

二年半検診

2005-09-11 | 乳がん
2005年5月、
術後二年半の検診。

いつも 何かしら ドジをする私、
今度は ちゃんと検査をするぞ、
と思っていたが……。


***************************

検査の日、
がんセンターの廊下に生けられていた
四葉のクローバー。

だからって 幸運がついてくる、などとは
思わないが、

飾ってくれた人の気持ちが嬉しくて。

ちょうど
がんセンターに デジカメ持参で行ったので、
「わ~い」と撮影。

今は亡き230万画素のやつ。

****************************


まず、処置室にて 採血。

血管の太さも申し分なく(?)、
小さい頃から 苦労した事はほとんどない。

針の刺しなおしをした人が
過去に2、3人いるが、
ヘタな割りには 2度目で O.K.



次が、乳腺の超音波検査。

超音波室でヌルヌルをつけた
ホワイト・ボード・イレイサーでぐるぐる。

この時、両腕は 頭の上に、
と指示されてきた。

当然のように、
もう言われなくても 頭の上に
両腕を持ってくる。

特に 検査をする人の側(右)の身体を
ぐるぐるする時は
腕は絶対じゃまになるはず。



今回 初めて女性の検査技師だったのだが
反対側(左)の検査になる時に

「腕をラクにしていいですよ。」
と言われて、面食らった。

「疲れますよねー。」

「慣れました。」
と返事をしたら 済まながってくれた。

びっくりした。

自身が検査の時に 辛いと思ったのだそうだ。

今までいつも男性の検査技師だったせいか、
そんな事を言われたことはなかった。



後日、改めて病院へ行き、
腹部の超音波検査。

午前中に検査の人は
朝ごはんを食べてはいけない。

前回は 食べてしまって、
午後の検査にまわしてもらった。

今回は
間違えて朝食を食べてしまわないよう、
気をつけていたし
食べなかった。(ホッ。)



一番気にしていたのは、
腹部超音波の時に
尿を溜めておかないと、
子宮が良く見えないらしいこと。

筋腫があるし。

これも、気をつけて、頑張って、
トイレに行かずに待った。

早めに来たのに、
なかなか名前が呼ばれない。

ふと見ると
検査室の入り口の箱に入れるべきファイルを
ずっと自分で持っていた!

やっぱり、ドジ子だあ。。

ファイルを箱に入れたら 間もなく呼ばれて
検査室に入った。



そしたら・・・。

オシッコの量が多すぎて 
良く見えないんだって!!!

トイレへ行って排尿してくるように、
と言い渡された。。。

「半分くらいで 止めて来てもらえると
 いいんだけど。」

そんな器用なことができるかい!

でも 何とか乗り越えて
検査の続きを。

あ~~~あ。



結果は6月。

まず見るのは 腫瘍マーカー。

CEA というのと、
NCC-ST439 というのと、
CA15-3 の三つを検査してもらう。

保険診療だと この三つだけだが、
「これだけでは 云々」
と書かれた医師の言葉に 
不安になったこともあった。

でも、まあ、
ひとまず O.K.

三つとも 数値が上がっているのは
あまり 気持ちの良いものではないが
基準値以内、ということで
気にしないことにする。



超音波検査の結果では。

子宮筋腫ができやすくなり、
できてる人は大きくなるという薬を
(なるべく)毎日飲んでるので?
筋腫は わずかに大きくなっている。

それでも グングンというほどの成長ではない。

50mmから54mmに 成長。

それから、乳房の中にあったのう胞は
いつの間にか なくなっている。

できたり消えたりする、とは 
聞いていたが。

カロリーを抑えた食事で なくなるのだろうか?
(もちろん、根拠はない。)

このごろ 健側の胸が痩せてきた気がするのは
のう胞の消失と なにか関連があるのだろうか?
(やはり、根拠はない。)



中性脂肪193(基準値35~149)、
コレステロール221(基準値130~220)、
おまけに脂肪肝。

まだまだ 節制と運動を続けなければ。

愛犬に向かって
エラソウな顔ができないじゃないか。

ドッグ・ドック

2005-09-11 | 考えたこと
犬には
蚊が媒介する フィラリアという病気がある。

蚊がいる間、毎月 一度 薬を飲めば
安全なのだが。

2005年も いつもの動物病院から
‘フィラリア予防のお知らせ’が来た。



一緒に 犬の‘健康診断のお勧め’も来た。

どうせ最初に 採血をして
フィラリアの幼虫がいないかどうかの
検査がある。

それだけでいいや、と思いつつ
通知を見ると

7歳からは 高齢犬に入るから、
高齢犬用の 詳しい検査をどうぞ、
とある。

愛犬は7歳。

この子、高齢なんだ!!!?



やってきた頃の 
ころころと 転がるような
愛嬌のある歩き方を まだ覚えている。

この子も 高齢犬の仲間入りをするとは。

・・・・・・早いものだ。




金額が全然違うので(いくらか、忘れたけど)、
普通のフィラリア・血液検査でいい、
と思っていたが

自分が 健康診断を受けずに何年もいて
乳がんが大きくなったことをあわせて考えると、
フクザツ。

えいや、っと 高齢犬健康診断を申し込んだ。



といっても、血液の検査だけ。

検査項目が
血球計算で16、血液化学で16。

血球計算、という分野では
ヘマトクリット、総蛋白量、
赤血球数、血色素量、などなど。

ほとんどが成犬の‘基準参考値’内に入っている。

ただ、血色素量だけ、
なぜか これだけが、少なかった。

‘評価’の欄には
「小赤血球症・貧血・鉄欠乏など」と書かれている。

ウチの子、貧血?



鉄分が不足しているらしい、
ということで
先生に説明をしていただいて、
帰ってきた。

鉄分は 「一日あたり1.3mg」
と先生に書いていただいたメモにある。

ドッグフードの袋に
そこまで書いてあるのは少ない、
などということも 話に上った。

具体的には 人間用のサプリメントを
量を減らして飲ませるのが
一番簡単かな、という事になった。



血液化学というのは
アルブミン、GOT、GPT、
総ビリルビン、総コレステロール、
中性脂肪、血糖、などなど。

正常値だった。

犬には 更年期というものが
ないのだそうだ。

(ちょっぴり、うらやましい!)



7歳からは 高齢犬ということだったが、
なかなか元気、
との お墨付き。

よかった。

重要なフィラリア検査は マイナスで、
よかった、よかった。



今朝は 朝寝坊したので
散歩はショート・コースで。

仕事の予定もあったので
愛犬を連れての楽しい選挙、
という余裕はなく、
車で投票に行ってきた。