ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

2005-12-04 | 明るい農村
土手の芝さえ 紅葉する。

これは いつもの土手。

サーモン・オレンジに染まって美しい。



陽ちゃんから ネギをいただいた。

今年は ○○ネギだから、柔らかいよ、
と 人のよさそうな笑顔を見せる。

最近の▲▲▲ネギは 固いけど
前からある品種の○○ネギは 柔らかいのだそうだ。

柔らかいと 八百屋の店先で 早く痛む。
硬いネギは 鍋に入れて火を通してもヘタらない。

必要だから生まれた、硬い品種が人気があるのだろう。



以前当地は 美味しい梨の産地でもあった。

それはそれは 瑞々しくて 
甘くて美味しい梨がとれたそうだ。

しかし これも 店頭で 早く痛むので
八百屋に嫌われた。

私達が当地に来たころは
一箇所 梨を栽培する果樹園があったが

今はひとつの梨もとれない。

以前にも書いたかもしれないが。



学生の頃
冬には青首大根が 甘くて美味しい、と
初めて知った。

首、すなわち 大根の上部が 
薄く緑色をしているのが
消費者に嫌われて 当時は安かった。

その後 青首大根が 甘い、と人気が出ると
夏大根まで 青首になった。

ヘンテコだなぁと思った。



キュウリは ブルームと言って
白い粉を吹く品種がある。

ちょうどカビが生えたみたいで嫌われた。

ブルームレスと言って 白くならない品種が生まれた。

その後 白い粉を吹くものの方が美味しい、
と言われるようになって
また 以前のようなキュウリが主流になっている。

消費者の好みで 
作る作物の品種はくるくる変わる。

踊らされているような、農業従事者。

もっと消費者に教えてもいいはずだと思うのだが。



陽ちゃんのネギ、
太くて長いものを一本
亭主が「焼いてくれ。」と台所に持ってきた。

3等分して やっとグリルに入れた。

初め強火で、
黒く焦げてきたら ひっくり返して弱火であぶる。

黒焦げの外側を剥いて
中身だけ 食べる。

とろりと自然の甘み。

熱いところを ハフハフとかぶりつく。

・・・・・・もっと短く切ったほうが食べやすい(汗)。

でもそうすると ひっくり返すのが面倒。

これからも この野趣あふれる食べ方でいくか。



寒さが苦手な私には 辛い季節になるが 
美味しいものは これからが本番!

Jリーグ

2005-12-04 | なんでもないこと
今年のJリーグは 
ガンバ大阪の優勝で 昨日幕を閉じた。

ずっとずっと首位を独走していた
我が鹿島アントラーズは 勝ち点1の差で3位だった。

私の大好きなトニーニョ・セレーゾが 
監督を止めちゃうというのに
優勝できなかった・・・。

セレーゾ監督、6年間、ありがとう。
(次の監督はどんな人なんだろう?)



Jリーグの試合では
勝つと 勝ち点が3 もらえる。

負けると 当然 勝ち点0で、
引き分けると 勝ち点1。

勝ち点が多いのが、優勝。

今年から 一年を通して優勝を決めるようになった。

前期優勝や後期優勝なんてのがなくなって、

わずかな勝ち点の差のなかに
優勝の可能性のあるチームが5つもあって

無茶苦茶な終盤戦になった。

前日まで首位だったセレッソ大阪は
最終日に引き分けてしまったので
なんと、5位だ。



たとえ負けなくても
引き分け続きだと 1の積み重ねだから
優勝できない。

この 「引き分けたら 勝ち点1」という制度は

何年か前に
引き分け続きで 負け試合がほとんどないのに
上位にあがれなかった
鹿島アントラーズが作ったようなもの。

今年も 大事な所で 引き分けが続いた。



もう ずっとずっと前に
国立競技場に 鹿島アントラーズを応援に
家族で行ったことが二度ある。

子供たちは 二人とも小学生だったと思う。

初めてみた本物の試合では
貴公子・レオナルドが 華麗なプレーをしていたが
ジェフ市原に負けた。

相手チームながら 
やたら動きのいいのが 二人いる、
と思って見ていた。

あの外国人プレイヤーは スキラッチと言ったと思う。

もうひとりは 城彰二。

ふたりの活躍でアントラーズが負け。

なんと城選手の得点した後のバック転まで
見せられてしまった。



競技場を出てから 駅へ向かう道が すごく辛かった。

赤いアントラーズのサポーターと 
黄色いジェフのサポーターが
揃ってゾロゾロ帰る訳だが

当然 黄色い服を着た人たちは大喜びしてるし。

初めての観戦で 負けたくはなかった。。。

子供をつれて 家族で外出、なんてのは 
年に一度くらいしか できなかったのに!



あの時 子供たちは
試合よりも 
周りのサポーターの方を見ていたように思う。

親のほうも初めてで
応援の仕方なんて 知らなかったのだが
声を出しての応援は 刺激的で 楽しかった。

娘のお気に入りは 親指を下にして「ブ~~~」
という、ブーイング。

ニコニコして 父や母の顔を見ながら
「ぶ~~~」してたっけ。



次に見たのは 対ジュビロ磐田戦。

これも負けた。

それからはずっと 観戦に行っていない。

仕事が忙しくなったせいもある。

けれど 今度行く時は 国立競技場はやめよう、
と ずっと家族で言っていた。



・・・・・・今度 Jリーグを観戦する時
子供たちは もう ついてこないかもしれない。

子供が成長するのは 頼もしく嬉しいことだが
寂しくもある。

あああ、亭主と一緒かぁ、
コイツだけかぁ、みたいな。
(パパ、ゴメン。)

(アンタが嫌いになったわけじゃないのよ。

 でも、アンタとふたりで行っても
 子供と一緒の時ほどには
 楽しくはないなあ、と思うの。)



来年は ワールドカップの年。

Jリーグが ますます面白く
(つまり、アントラーズがもっと強く)
なりますように!