ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

「ほ」「へ」「と」

2007-02-16 | 乳がん
息子の大学受験の「ほ」「へ」「と」は3連続だった。

ホテルも連泊。

(でも 割安にはならなかった・・・涙)




今年のテーマ・カラーは、白。



「ほ」の受験の日、
初めて池袋で乗り換える息子が心配だったが
ひとりでいい、と本人が言うので
おにぎりを作って 駅まで送っていった。

そういえば 「東京タワー」のおかんのおにぎり、というのが
どこかのコンビニで売られているというが
おいしいのかなあ。

そんなことを考えたりしながら両手で握った。



この日は 
先に受けた 第一志望の「は」の発表の日だった。

夕方 電話がかかってきて
「ダメだったね。」と。

「そうみたいね。」

私は娘と一緒に インターネットでの発表で 
メモしておいた息子の受験番号を探したのだが
見つからなかったのだ。

息子は 電話照会システムで 聞いたのだろう。



もしかして、受かるかも? と思っていたので(根拠もなしに)
亭主も 娘も 私も けっこうがっかりした。

平気そうにしてるけど
息子だって がっかりしているはず。

「あした、頑張れ!」

そうとしか 言えない。

「へ」は 第一志望校への 2回目のトライ。

続いて、「と」。



早朝 家から都内まで出て 緊張の入試を受けるのは
疲れるだろう、と思っていた。

ホテルに泊まるほうが リラックスできるかも、と考えた。

息子の場合、平気、と言えば 平気だったと思う。

でも 3日連続は 疲れたようだった。

息子が選んだ大学が 連続して入試だったのだから、仕方がない。





人は 挫折を乗り越えて 強くなるものだと思う。

劣等感も 人間を深くするキッカケになると思う。

息子も 一度くらい 入試に落ちて 
悔しがったり 悔やんだり 悲しんだり 落ち込んだり
自分自身に怒りを感じたりして
人間性を向上させてほしいと思う気持ちもあった。

娘は 息子の高慢の鼻が折れるから、
「落ちたら落ちたで、ラッキーじゃん。」
とまで 言っていた。

でも 落ちないで 高慢ちきが治れば もっといい。



あとは まだまだ 発表まで日がある。

最後の「ち」は 難しい、と言われているところだけど
一応受けてみる、という感じの大学。

記念受験というらしい?

あくまで、志望校は「へ」。

「へ」、受かってるといいなあ。。。



ああ、人生って、いろいろあるよね。

私だって いろいろあったなあ。。

ここ何日か、
遠い高校生の頃のことを やたらと思い出している。