ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

T子説

2009-02-09 | 考えたこと
蒸し土鍋のT子さん(参照:T子さんの話)が
かつて話してくれたこと。

それは

「日本人は こっちの人とあっちの人とを
 うまく仲立ちしてあげる、
 ということが得意なの。

 だから 紛争してる国と国を説得して
 仲直りさせることなんかが、上手なの。」

という話だった。

やはり、日本人は、スピリチュアルに、そうなんだろうか。。



「だから、これまでも 
 明石さん(明石 康:元国連事務次長)とか
 緒方さん(緒方貞子:元国連事務次長)みたいな人が出てきてるけど、

 これからもっと そういう人が出てくるはずよ。」







大好きなガーデンシクラメンには メイちゃんのガーデンピックを♪







そういえば NHKの
『爆問学問』(爆笑問題のニッポンの教養)に
紛争地域の武装解除を促す仕事をしている男性が
出ていたことがある。

たいへんな危険を伴う仕事だ。

(→FILE023:「平和は闘いだ」2008年1月15日放送




また、『プロフェッショナル――仕事の流儀』に
国連難民高等弁務官事務所の
ウガンダ・リラ事務所長を務める女性が
出演したこともある。

(→「人は強い、希望は消えない」2008年5月27日放送







もうすぐ咲くよ、オキザリス。






世界をまたにかけて 
国と国との融和のために働いている日本人が
どのくらいの数に登っているのかが わからないので

T子説が当たっているかどうか、判定はできないのだが

昔に比べたら やはり格段の違いで 
増えているのではないだろうか。



同時に、紛争地域で活動していて 
拉致されたり、殺害されたり、といった事件も増えており、

私は ひとりの母として、人間として、 
そういった活動をしている人たちの安全・無事を
心から祈っている。

そして ひとりの日本人として
彼らに心からのエールを贈る。





付記:明石氏はボスニア紛争の解決において 欧米諸国から
   「指導力不足により、スプレニッツアの虐殺を招いた」
   とバッシングを受けたのだそうだ。
   
   これに対し、木村元彦という人は 
   何度か旧ユーゴに足を運んでみて
   明石氏は きわめて公正な視座から
   政治的な解決を求めていたことに気付かされた、と言う。
   (『青春と読書』2008年12月号、「ノーベル平和賞とはなにか?
   ――マルッティ・アハティサーリ受賞によせて」)

   集英社の雑誌、『青春と読書』の今年の1月号から
   木村氏がインタビュアーとなって
   「<独裁者>との交渉術」と題して
   明石康氏の話の連載が始まったので
   楽しみにしている。           
                        (2月10日)