ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

不況(2)

2009-02-23 | なんでもないこと
さて。

この不況、我が家の場合。

我がギョーカイは 不況には強い、と思われている。

実際、バブル崩壊の時は あまり影響はなかった。

というか、その頃はまだまだ貧乏だったから、
感じなかっただけかも(苦笑)。






 先日のヒイラギナンテン。






とは言っても、やはり好況・不況の波はある。

少しずつ、ジワリ、と 真綿で絞めるように 効いてくるのだ。

ここのところ、
目立たないように、しかし確実に 仕事は減っている。

去年の後半からは かなり確実に 
以前のような忙しさがなくなっている。

週末だというのに、
一日中バタバタ、なんて日がなくなった。

それどころか、
週末に 予定表が ひとつも仕事で埋まっていない、
なんて日もある。



大口の仕事が入らなくなっている。

あっても、中口(?)や小口だ。

そして その小さめの仕事であっても
これまた確実に 収入が控えめになっている。

収入が途絶えたならば すぐに対策を講じなければならない。

ところが、収入はあるのだ。

あるけれど、減っている。

これは、ヤバイ。







こころなしか、美味しそう?






同業他社も 危機感は抱えているようだ。

危機感はあるのだが、
では、どう対処しようか?となった時、
指をくわえて見ている、そんな感じがする。

「今すぐモーションを起こさなくてはならない」

「食べて行けなくなる」

「なんとかしないといけない」

といった 切羽詰った考え方をしている亭主とは
かなり温度差があるのだという。








過日 神奈川県に住む同業の知人から電話がありった。

その知人ののところでは
亭主には今までどおりの仕事のみを期待し、
女房と息子は 副業に精を出すという計画を立て、

過酷な研修を経て
奥さんはすでに資格を取得したのだと言う。



ウチは。。。

ウチは、どうしよう?

このままでも しばらくは行けると思う。

けれどジリ貧というのは 精神的に辛い。

自分たちは 子どもの頃に 豊かでない生活も経験しているから、
それほど苦労とは思わずにやっていけるかもしれない。

けれど 我が家の場合、
子ども達が学業を終えていない。

息子も もう成人式を今年済ませたのだから、
アルバイトでもなんでもやって
卒業することは可能だろうけれど、

学費くらいは 親として出してやりたい。

娘は・・・(タメイキ)、
最悪、卒業せずに就職すればいいか。。。







先日 ヒイラギナンテンの枝に居座って 
ひとつつづ丁寧に啄ばんでいたのは ムクドリだと思う。






すぐにどうこう、ではなさそうだから、
かえって 思い切ったことはできない。

けれど 将来的には
少子化の末、仕事をたたむ、看板を下ろす、という同業者は
やはり少なからず出てくるはず。

残るのは、有名な「ブランド」を抱えているところと、
交通至便なところだろうと思う。

ダイレクト・メールの効果は目に見えてはいるけれど、
我が家の場合は・・・・・・かなり、アブナイ(汗)。






我が家には 定期昇給もベースアップもない。

ただ リストラもない。

給料は 儲けが少なくなったら 自分で減らす。

願わくは 子どもたちが卒業するまで(あと何年?涙)
波に飲まれることなく 過ごせますように。