心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

中国の専制政治に希望はない

2020年10月15日 | 世界
新型コロナウイルス禍を乗り切り、生産輸出も回復しつつあるとのことで中国に活力を感じますが、政府の専制政治は中国の真の発展の障害になっています。中国が国際法重視の国になるならば、衰退中のアメリカが対中国で元気になるようなことはないのだが、中国政府は、自分自身が原因でアメリカに中国包囲網をつくられていることに気付いていません。アメリカとその同盟国は、軍事的活動の場を中国近くの海域に移し、アメリカは世界警察という顔をしています。中国がアメリカを批判しても、アメリカとその同盟国はもちろんのこと、そのほかの民主主義国も問題は中国にあるという姿勢です。

政経分離の考えで世界の資本家は中国での生産を重視しているが、中国政府の動きをよく観察しています。また中国での生産コストの上昇も問題にしています。すでに生産地として中国以外を選ぶ動きも顕著になってきました。

中国経済はまもなくアメリカを抜くと予測されていますが、それは中国の人々の生産輸出意欲のたまもので、決して中国政府の善政のおかげとは言えないと思います。中国政府は次第に中国の人々の重荷になると思います。政府は自分を守るために軍事力強化に注力せざるをえないからです。政府に恐怖を感じると、‭人々は次第に自由や生産意欲を失い、朝鮮(北)のような貧困化がおこるのではないでしょうか。
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