心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

中国の共産党員は日本の公務員に相当する

2021年11月25日 | 世界

中国では共産党員は中国は開発途上国という認識が働いているので、先進国に科学技術や産業を学び、追いつき、追いこしたいという願望が働いています。共産党員に汚職が多いというお話をよく聞きますが、一生懸命は働いている共産党員の方が多いのではないでしょうか。

要するに中国には国民から選ばれた政治家がいません。言ってみれば共産主義ですが、政府に採用された職員が共産党員で、日本の公務員に相当するように思います。日本はかつて公務員がよく働くので高度経済成長をとげたと言われるように、中国では共産党員という政府職員がよく働いて近年の高度経済成長をとげたのでしょう。中国では日本の事務次官職の上にさらに日本の大臣職に相当する高級職が共産党政府にあるということだと思います。日本では国会議員は国民が、総理は国会が選ぶような仕組みですが、中国では共産党員が選ぶような形になっているのでしょう。

日本では政治の経験知識が乏しい人が大臣のような要職につくことがありますが、中国では経験知識が豊富な人が要職につくので調査企画実行力があるのでしょう。国土拡大主義、共産主義を批判する人を抑圧すること、強権は評価できないが、国づくり、町づくり、経済改善意欲は評価できます。世界の進んだ技術を盗むのは評価できないが、世界から学び、国づくり、町づくり、経済改善にどんどん応用する姿勢は評価できます。何でも世界一を目標に頑張る姿勢は評価できます。

共産党員でなくても改革開放政策で市場経済が導入され、豊かになる道が用意されたことで人々が元気になっていることも評価できます。

問題は共産党政府が永遠に人々のことを考えた政治を続けることができるかということでしょう。国民の自由や参政権を拒否すること、不平等が、社会の遅れ、分断の原因になるということでしょう。

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