中国は、日本との友好交流の拡大を支持していると思います。しかし信頼を保ち、両国関係の改善と発展に有利な雰囲気をつくり出しているとは言いがたいと思います。
中国が管理してきた訳ではないのに、尖閣諸島を中国の固有の領土と勝手に主張し、海警船を繰出し、日本管理海域に入り、日本漁船を追い回すなど、中国の行動は両国の信頼関係を破壊するものです。
中国は常日頃話し合いを重視していると言います。しかし、海警船の不法侵入は、軍事力行使による日本威圧です。中国は自分の信用を落としています。
駐中国日本大使が率直に中国の外交の矛盾を指摘していますが、法にしたがった行動と思います。
国民の幸福度でアメリカと競争する方針は結構なことだと思います。軍事で競争すれば共倒れは必定です。
アメリカは、自由民主主義国と言っていますが、現実は堕落した自由民主主義国です。何かあると軍事力や経済力にものを言わせ、相手をアメリカの都合で動かそうとします。内政を見ると、人も企業もさらに政府までゾンビ化しています。確実に衰亡中です。
一方、中国は上からの命令が、国民の自由人権を制限しすぎという問題があります。人は自由でないとその力を十分発揮しません。これまでの中国の力は、自由民主主義国との交流から得たものだったと思います。
中国共産党が民意に耳を貸す威張らない政党になるかどうか現時点では疑問です。
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