心の旅紀行

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アッラーアクバル(神は偉大なり)は、武装組織の私欲の表現か

2024年01月23日 | 世界

今回のガザのハマスによるイスラエルに対するテロ攻撃、このテロ攻撃を反撃口実としたイスラエルのテロ報復とガザ支配の動きでアラブ諸国、イスラム諸国の団結が進むかと思ったが、スンニ派とシーア派の宗教対立、部族自立の動き、新興武装勢力ISの武力活動など非常に根の深い分散活動が活発になり、団結の乱れが顕著になりました。

たとえば反イスラエルでイスラム圏における支配力の伸長をはかっていたイランですが、このほど、イランとパキスタンの国境をまたいで広がるバルチスタンに存在する部族が、反イスラエルどころか武力による自立の動きを示したので、両国政府に動揺が走り、急遽、両国は国内治安優先を強いられました。

イスラム圏内対立のベクトルをイスラエルは利用して工作で対立をあおり、イスラム圏の団結を防ぎ、イスラエルは、全パレスチナ制圧、イスラエルの安定化を目指してると言われています。

この動きが国連をいらつかせ、さらには世界の反ユダヤ感情の再燃の原因になり、世界混乱の原因になりつつあります。

ところでいったいいつまでイスラム圏は無益な対立にエネルギーを使っているのか、アッラーアクバルは私欲の表現かと思いましたが、たとえばパキスタンは着々と農業開発を続けていることを再確認して確実な開発途上にあることを知り、新世界の希望は深まりました。

農業はパキスタンの基幹産業です。貧困層の縮小に有効と考えています。パキスタンでは灌漑農地が全農地の8割以上を占めています。パキスタンは、たとえば、最大の灌漑面積を有するパンジャブ州に大資本を投じ、目を見張る灌漑施設・水資源管理関連施設、農業組織、地下水保全管理を実現しています。巨大沙漠が巨大緑地に変じています。

日本はパキスタンの農業開発を支援していますが、日本の農業衰退の方が大問題ではないかと思います。アメリカの主要食料輸出に依存し、主要食料自給率低下の傾向から脱出できず、地方の貧困化、過疎化を加速しています。

防衛力・アメリカとの同盟強化に奔走する自民党政治は狂っていると思います。もちろん、軍事力競争に狂奔するアメリカや中国・朝鮮(北)・ロシアにも呆れています。なにも日本までこれらの狂奔国につきあう必要はないではないかと思います。

日本の地政学的優位を活用し、瑞穂の国を取り戻してほしいと思います。原始神道の本質、自然を畏れ、自然と共生する精神を取り戻し、後進国(後ろに進む国)の汚名を取り除いてほしいと思います。

第三次産業、最先端産業だけでなく、第一次産業も重視するバランスを失っていると日本の後進は止まりません。


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