今回の総選挙で自民党が大敗することは予測できていたことです。小泉進次郎氏だって大敗すると予測していたと思います。
それなのに彼が自民党の選挙対策委員長職を引き受けた理由は何でしょうか。
1. 自民党と公明党は両方で、衆議院で議席を過半数取れればいいと思い、取れると思った。
2. 議席は減るが、自分は美男子で情熱的な話し方ができ、国民の間に人気があり、その効果で減少を少なくすることができると思った。
小泉氏は政治家ではないですね。元総理の小泉純一郎氏の支援組織を引き継いだ息子にすぎません。政治学は不勉強ですね。無知無能ですね。真剣に政治学を学問してきた気配がありません。観察力、思考力、予測力、忍耐力が弱そうです。
衆院選の投開票から一夜明けた2024.10.28(月)、小泉選対委員長は、党本部を訪れ、選対委員長を辞任すると言い、石破茂自民党総裁や森山裕自民党幹事長に承認されたそうです。
その後、小泉進次郎氏は、「選挙の結果はすべて選対委員長の責任です」と記者らに言うだけで、ほかの自民党幹部に責任がないかのような見せかけを行い、明らかに国民にウソをつきました。自由にものを言えない裏のある人です。みせかけ美学です。一見、演技が上手な俳優という感じですね。
例の自民党国会議員への政党交付金の分配ですが、選挙活動に使えるように分配時期を決め、実行したのは森山幹事長だったとのうわさが流れています。
自民党公認候補には「公認料500万円」と「活動費1500万円」を送金したが、驚いたことに、非公認候補にも「活動費2000万円」として送金しました。送金を決定実行した人は、国は、非公認議員も対象にして政党交付金を自民党に支給した、したがって非公認議員も2000万円もらう権利があると考えたのでしょう。それにしても分配時期が露骨ですね。選挙運動にお使い下さいと言っている印象を国民は受けます。
自民党は今でもカネカネカネ政党ですね。100%腐っています。自民党が新鮮な政党になる確率はゼロです。石破総裁は無駄な努力をしています。自民党解体しか方法はないと思います。内から解体しなくても、外の力が自民党を解体します。歴史的必然です。自民党時代は終わりました。
なお、「2000万円問題」が、選挙戦で自民党に致命傷を負わせたことは事実と思いますが、これをもって小泉選対委員長に、党内人望、選挙の知識・能力があったとは言えません。
2000万円の分配とその時期を決定実行した人は間違いなく自民党の中の大物です。選挙に勝つことを真剣に考えるべき立場の人です。小泉選対委員長と緊密な連絡をとるのが常識です。石破総裁と緊密な連絡をとるのが常識です。実は常識なき大物だったようです。
小泉進次郎氏は、自民党の中では孤立議員だったのではないでしょうか。
菅義偉元総理に、自民党立て直しを期待する人々がいますが、彼にあるものは悪しき実績(カジノなど)と、老化した神経ではないでしょうか。しかも、自民党の中ではやはり孤立議員です。小泉進次郎氏の後ろ楯になっていますが、現実、なれていません。
派閥解体ではすみません。政党解体でしょう。自民党の罪は重すぎます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます