各国共通の世界的問題が大きくなり、各国協調の動きが出ている

地球温暖化が各国共通の大問題として認識され、各国は協調して脱炭素に取り組むことを決めました。

新型コロナウイルスは世界的大問題となり、各国が協調してウイルスと戦っています。ウイルスが各国共通の敵になっています。

世界企業がどんどん増えています。世界企業は、自分が主に活動する国（自国）主義ではなく、自分主義になっており、自国の税制がよくなければ、有利な税制の国に本社を置き、節税するなど国の税制の違いで自分に有利な納税国を選んでいます。するとその企業に活動環境を提供している国が相応の税収を得ることできない問題が大きくなりました。そこでG7は税制を同じにする方向で協調することになりました。この考えを世界に広めたいとしています。

このように各国共通の世界的大問題が各国の協調を推進しており、新世界の考えが徐々に強くなっています。外国と戦争することではなく、すべての国が協調して世界的大問題と取り組むことが各国の最大の利益になりつつあります。

アメリカ主導のグローバリズムは過去のものです。中国主導のグローバリズムが実現することはありません。本格的は新世界づくりが始まりました。この新世界づくりに消極的な 国は孤立化し、衰退を免れません。

日本は自分の伝統文化執着、アメリカ追従、隣国と競争ではなく、常に世界の動向を調査研究し、新世界づくりに協力することがだいじです。