退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

今がつらいならば、よくやっているということだ

2013-07-17 21:15:20 | 韓で遊ぶ


夢に向かった挑戦:崖っぷちから抜け出す方法
コメディアンのキムビョンマン氏は七転八起の芸能人として有名だ。幼い頃からの夢みていた芸能人になるために、30万ウォンを持って何の考えもなくソウルにやってきたが、はじめに行った演技学院で「見込みがない」といわれた。やっと入った劇団では雑役ばかりやった。寝るところが無く、舞台の上で寝て、時には大学路のマロニエ公演で野宿をすることもあったという。KBSの採用試験に3回、MBCの採用試験に4回も応募したがすべて落ちた。しかし彼は夢をあきらめなかった。結局8回目の挑戦で2002年KBSコメディアン採用試験で合格した。彼は当時を振り返ってこのように言う。
「その時あきらめていたら今の私は無いだろう」

崖っぷちから抜け出すことができる最も手軽な方法は挑戦だ。最後まで挑戦しなければならない。キムビョンマン氏がコメディアン採用試験で7回落ちた後に夢をあきらめていたらどうなっていただろうか。学んだものも無く、持っているものも無く、夢も無く、みすぼらしい彼ができることは本当に雑役だっただろう。
夢を実践しようとする能力が本当の内面の成長を引き出すことができる。今、崖っぷちにいるような気がするのか。そうならばもっと学び挑戦しなさい。まぶしく美しい若さがあなたの武器ではないか。失敗を恐れずに夢に向かって挑戦しなさい。

大企業に勤務した時、私が指導したチームに二人の代理がいた。パク代理とオ代理は、二人共にとても誠実で一生懸命仕事をする職員だった。しかし、この二人の仕事に対する姿勢と態度は確然と違っていた。
パク代理は会社に後10年ぐらい勤めたら、会社の一番大きな代理店の所長になることが夢だと言った。彼はその夢を実践するために、崖っぷちに立った人のように仕事に没頭した。現場で代理店の所長が物事をどのように管理して、マーケティングはどのようにするのかずっと勉強した。オ代理は現場に忠実であり、一日一日誠実に生きることが人生観だと言った。むしろパク代理に「今から所長になろうとストレスを受けるのか」と難癖をつけたりした。
仕事においては共に誠実だという評価を受けていた二人。しかし、ある日の瞬間から、この人たちが持っている夢の差が、仕事をする態度と結果に反映され始めた。代理店の夢をもっていたパク代理は会社と代理店の関係改善のために絶え間なく改善方案を提出した。しかし、オ代理は安定した職場生活をするのに満足していた。いくらも経たない内にパク代理は会社の重要な人材となり、オ代理は他の仕事を探すと会社を辞めた。
パク代理とオ代理の話を通してどんな姿勢で仕事をするのかが、どれだけ重要なのか悟った。夢を繰り返して話をして、今が崖っぷちだと考えて没頭したら夢が遠くに感じることがない。いつか成し遂げられる現実として信じられる。しかし、自分の限界を決めておいて、挑戦しない人は自ら決めた限界も守ることができない可能性が大きい。
あなたは夢を語る人ですか。限界を語る人ですか。崖っぷちに立ったように、何も失うものが無いということを武器にして夢を語りなさい。夢は肯定的な話を引っ張りだして、限界は否定的な結果を想像させる。一日に一回、10年後の自分の夢を話して見るのはどうだろうか。

未来は宝くじのように、ある日、急に運が良く回ってくるものではない。人生は実体のない浮雲ではなく、準備しただけその甲斐のあるものだ。目的意識を持って与えられた仕事に最善を尽くしてみれば、未来は現在になる。夢がある人は、明日に対する下絵を描いて生きるために、望んだ暮らしに近づく。しかし、何の考えも無く生きる人は、状況と環境に引きずられた生活をするしかない。下絵を描いた後に一つずつ色をぬる喜びを味わうことを願う。
コメント
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