退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

今がつらいならば、よくやっているということだ

2013-07-19 20:59:36 | 韓で遊ぶ

青春は元々手に余って、苦しいがもじもじしている時ではない
青春は元々手に余ってつらいが、ためらっている時ではない
私は長い間、企業でCEOとして活動してきて、人生の後輩が望む話が何であるかよく知っている。若者は、自分がつらく苦しく、既成世代が享受したチャンスが、すでになくなったと言う。両親と既成世代から、「君達がつらいのはわかる」「大丈夫だ」という言葉を聞きたがる。
子供を持つ親の立場で、私も同じ言葉を言ってやりたい。ただ、大丈夫だと、つらい君たちを理解していると、大丈夫だと、自らを締め付けないようにと、青春は元々苦しく手に余るつらい時だと。しかし、決してためらってばかりいてはいけないと言ってやりたい。余りにも早く青春は過ぎていくから。
「チャンス」は頭だけあって尻尾がない。自分の分野で最高を成した人は、迅速に正確に決定した人だ。ほかの事をしていて、途中で進路を変えてもタイミングを逃さない。そうだ、人生に訪れるチャンスを感知するセンスが必要だ。ためらっていて、ちゃんと気づくことができなければ、ただ過ぎてしまう。二度と再び戻ってこない。今、後悔することが思い出されるのか。そのように惜しくも逃がしてしまったチャンスが思い出されるのか。ならば、もはや、見回して近づくチャンスを逃がさないことに集中しなければならない時だ。どうしたらチャンスが訪れたときに逃がさないで捕まえることができるか。

目標を黙想する人がチャンスを感知する。何の考えも無く一日一日を生きるのに忙しい人はチャンスが来ても気づくことができない。目標があるのか、ないのかの問題ではない。漠然とした夢とか目標は誰でも持っている。誰でも、いい車、いい家を夢見て生きている。そういう段階ではなく、目標は具体的に立てなければならない。それで終わりではない。その目標を絶え間なく黙想しながら生きなければならない。
夢と目標が明確な人は周辺の状況に特に振り回されない。環境に引きずられないで積極的に自分の夢を主導する。度々訪ねて来ては相談を受けた青年の中に、職場生活5年目になる20代後半の代理がいる。経歴を生かして留学したいという目標、そして後々は経営学の教授になろうという夢があった。その人にとって職場の生活は、実務を学び、外国で学位をとるための基礎を固める時間であり、ひたすら月給をもらうための窓口ではなかった。いくらか前に彼女はドイツに向けて出国した。日常の中で海外勤務に対する熱情と本社とのコネクティングへ特別に熱心に打ち込んだ彼女に、本社勤務のチャンスを提供したのだ。ドイツ本社で勤務しながら学位取得のチャンスを持つことができると言った。彼女は明らかな計画と夢を、いつも心に持って生きてきて、5年の間、他の人よりも、より熱情的に業務に臨むことができた。なんでもなく過ぎていく事を絶対絶好のチャンスとして掴んだ。
夢と目標を瞑想する人は、自分の発展のため仕事をするという心で職場生活に臨む。業務と上司から来るストレスも目標がない人より少なくなる。生涯会社に縛られた身ではないと思うからだ。段階別に夢とビジョンに集中して、生きることに、状況に能動的に対処して、一喜一憂しない。仕事が終わってからと、週末には留学に必要な英語の勉強をして、スタディの集まりを通して同じ目標を持った人とネットワークを形成する。職場生活と余暇時間が均衡を持って分離され、暮らしの活力が生じる。関心がある学校に先に留学してきた先輩に会って必要な情報をもらう。自己紹介書に書く話を作成するために多様な経歴を積む。月給日を待ちながら苦労して生きる職場人とは生きる質が違う。

あなたに、明日に対する具体的な目標があるか。ないならば、今すぐに立てなさい。どんなことであろうと関係ない。2年の間に借金を返すこと、来年には昇進すること、1ヶ月に3kg体重減量など、精密に決めてこそ成し遂げられる。努力が必要な部分だという話はいくらでも変えることができるという意味だ。正確な診断だけが問題を確実に解決できる。仕事の成果が出ない理由、対人関係で誤解が繰り返される理由など、不足な部分はあきらめないで理由から探しなさい。わかったら治すことができる。いくら成長するかの問題であり、絶対に失敗しない。
自分にはチャンスが来ないと悲観する人が多いが、チャンスが来ないのではなく、チャンスが来たのか、行ったのかを知ることができない鈍い判断力が問題だ。明らかな目標意識と未来に向かう執念で武装した人がチャンスを掴む。チャンスはあなたを待ってくれはしない。チャンスは人生において明確なコンセプトを持った人に、神がくれる贈り物だ。チャンスが過ぎた後に後悔して悔やんでも仕方ない。
瞬間のチャンスを掴む人は結末が幸福だ。今、あなたに訪れたチャンスは何であるか。でなければ、どのようなチャンスを望んでいるのか考えて見よう。志のあるところに道があり、時には道があるところに志がある。順調な大路に広がった道は、チャンスを掴む人だけが歩くことができるのだ。


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