3月4日(火)
3月1日に伊豆城ヶ崎海岸に住む友人から
花便りのメールがきた。
300坪の敷地に植えられた花木。
春夏秋冬の巡る季節の花々が写真だ。
文面も添えられている。
「先日の大雪は城ヶ崎海岸では初めての経験で20cmほど
積りましたが翌日には車道の部分は溶けていました。
国道より上側の伊豆高原では積雪も多かったし残雪も
なかなか溶けません。そんな訳で大室山の山焼きも
2月7日の予定が毎週延びてまだ行われていません。
ですが春の息吹かいろんな花が蕾をもっています。
本日咲いている主だった花の写真をお届けします」
去年末には義母へのお香典も頂いた。
その中に馬酔木の写真があった。
遠い記憶を蘇った。
私は返信メールを送った。
「花便り有難うございます」。
馬酔木の写真、40年前、大学山岳部時代
北アルプス穂高、雪融けの谷間にピンク?だったような気がしますが
自生して咲いていました。
春の暖かい光を受けて、岩場で寝転がり、馬酔木と残雪を眺めました。
馬酔木は、動物を寄せ付けないので野営する時は
近くにテントを張り、熊避けにしました。
マタタビは育てられていないのですね。
やはり、吹雪の谷川岳で動けなくなり
疲れきって清水に下山しました。
豪雪に埋もれた民家に泊まらせていただきました。
そこで、マタタビの実を食べました。
その家のお婆ちゃんが言いました。
マタタビを食べると、元気回復して
又、旅に出ることができると言いました。
学生時代の山登りの思い出が巡りました。
当時の同期は既に泉下の客になりました。
少し涙目になりました。