10月6日(金)
午後 桜上水事務所に行く。
中国から、朗報が届く。
トランス(変圧器)の
主要部品であるコア(鉄芯)が見つかったのだ。
2種類のコアがあり、
ハイライト
オリエント
海外メーカーは、ハイライトの製造はしても
オリエントの製造はしていないではと落胆していた。
サンプルを取り寄せることにしたが
実際取引では、最低数量5トンである。
価格は別としても、この鉄材を置く
場所、倉庫が無い。
今までも、アジア諸国とのステーショナリー類の
製造単位が、5桁以上だった。
10年くらい前から、台湾、中国も世界的不況
過剰生産により飽和状況になり
高ぴしゃな取引は改善され
少ロットでも受けるようになった。
しかし、電気製品の基礎的部品は
企業間取引が大手同士のため
少ロットは馴染めないのだ。
中国が、欧州の車部品用として輸出と
日本国内での製造製品が異なることを理解してもらう。
この交渉が難儀なのだ。
互いの国情、文化、人が異なり
互いを理解、協調を忍耐強く説得しなければならない。