2月13日(火)
午前11時 漁港を通って駅に向かう。
向こうから小学生の行進がやって来る。
港にある公立小学校生徒。
東京湾を吹き渡る海風は冷たい。
元気な声が聞こえてくる。
生徒は意外に軽装。
子供は寒さを吹き飛ばす活力がある。
小学生の行進。
戦後 団塊世代は、誰も貧しく
小学生は、半ズボンのお尻にミシン目があった。
粗末な服装で通学。
あんちゃんのお下がりを着る。
弟はその又お下がりだった。
クラスの男の子は皆そうだったので
気にしなかった。
栄養状態も良くなかったのか
手の甲は、あかぎれ、ひび割れでヒリヒリしたが
元気よく、外で遊び回った。
漁港の小学校では、提案できるか?
子供に、大人の感覚でオシャレを強制。
泥だらけで遊び帰宅する子供は逞しい。
制服が汚れるからと、遊びもしない子供は
どんな大人になるのだろう。
幼い頃貧しい家庭で育っても
社会に出て、懸命に働き
自分のお金で好みの服を着こなす。
大人になって、貧しかった僕は 一張羅の服を着てパーティーに行った。
親の金で子供がアルマーニの服着ても
社会人になり、アルマーニの服着て
銀座を闊歩できるとは限らない。
どっちがいいだろう。