港が見える丘公園（3）薔薇の小路。

横浜　港が見える丘公園(2) 薔薇の園　小路。

続きです。

外人墓地へ向かう薔薇の園　小路をゆっくりと回る。

港が見える丘公園（3）薔薇の園　小路  

老いると、人生の最終章が現実に迫る。
半世紀前、あの頃青春の身が焦がれる程、呻いた心身には
焼け焦げた傷跡は心に残るが
小さく炭化して、固く艶のある原石になった。
想い出は長い年月を経て美しい甘美な惜春。

横浜で過ごした青春時代を回想しよう。

青春無頼　横浜駅西口５番街！

青春無頼　横浜駅西口５番街！ - 馬鹿も一心！

3月20日（日）午後2時実家に着いて戻ることは出来ないお袋の部屋に入った。仏壇で線香を灯し合掌。３人で飲み始めた。ビール焼酎、日本酒、刺身、天麩羅、信州の漬物を肴に飲み続けた。実家なので心置きなく親父とお袋の想い出を語り残り少なくなった私達の時間に想い馳せた。子供のいない弟夫婦にとっては気が重い。私は言った。「大丈夫、息子が墓守をするし、孫も生まれた」18時40分、実家を後に弟夫婦が道まで出て見送る。街灯が灯る住宅碁盤の道をほろ酔いで駅に向かった。19時40分横浜駅に着いた。駅までの道のりを歩き電車内で眠ったので、酔いは醒めていた。横須賀線に乗り換えてもいいのだが西口に下りた。5番街を回遊した。雑踏の5番街は若者で溢れている。横浜駅西口５番街私の魂と肉体は突如４７年前にタイムスリップした。心身が削ぎ落された２０...青春無頼横浜駅西口５番街！

青春無頼　横浜駅西口５番街！ - 馬鹿も一心！

続く。

港が見える丘　森昌子　Mori Masako