森の時間 SINCE 2002

Le Temps Du Bois

「森の時間⑯」

2009年12月06日 | 森林・里山・野活

だいぶ冷えてきた。今年最後のつもりで小屋に泊まりに行った。夜半の外気はマイナス3度。Img_5877 まだそれほど寒くはない。のらくら農場のビニールハウスの中は、ターツァイ、コマツナ、シュンギク等がまだ青々としている。このターツァイ、ひとつで大型フライパン一杯の炒め物が出来る。上質のごま油でさっと炒めてミネラルたっぷりの塩を軽く振る。大皿に大盛の青菜の惣菜になる。あっという間に平らげてしまう。そうすると、Nec_6219翌日濃緑色の便が出る。 最初は何かの病気ではないかと心配したが、何度か繰り返しているうちにターツァイが原因どとわかった。

森の時間の小さな菜園の最後の収穫は、ブロッコリー。 パセリも元気だが、歯ごたえが強い。のらくら農場のおいしいニンニクの葉が均等な長さで地表に這っている。来春の収穫が楽しみ。Nec_6218

夜は「山の幸ぶっかけ鍋」、翌朝は「ポパイ鍋」。いずれもNHK「ためしてガッテン」で知った鍋料理。ぶっかけ鍋は甘みを出すエノキ・シメジ・マイタケと苦味のナメコを上手に掛け合わせ沸騰させないのがコツらしい。Img_5872 焚き火をガンガン燃やし、炎を囲んで、語り、飲んだ。赤・白ワイン。ドブロク、更に一升瓶。この日は、のらくら農場の罠にかかった鹿のロース肉のご馳走もあった。雑菌があるから良く火を通さないと危ないと言われたので、焚き火で思い切り焼いたら硬くなってしまった。焼きすぎて珍味にもならない。味付けが足りなかったのかもしれない。それから部屋のコタツでお鍋。そして、語り疲れ、飲み疲れ、そ~して男は~♪、静かに眠った。Nec_6216

森の時間は冬を迎える。2009年の活動はこれで終わる予定。

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