日々徒然なるままに

日々感じたことを書いていきます、よろしくお願いします

これはどうしましょう

2017-05-11 20:59:05 | ものの見方 考え方
こんばんは。
いささか疲れ気味の木曜日、皆さんは如何でしょうか。

                             

今日、御祓いに参らせて頂いた方から、あるご相談を受けました。
そのお宅には、現在居間に置いておられる御仏壇、いわゆるご先祖様がは入っておられるものと、あと一つ、以前に
それらのご先祖様がおられたものですが、既に今は何も入っておられない御仏壇の、この二つがおありです。
その、何も入っておられないほうの御仏壇を、随分前に、これはご兄弟皆さんでお買い求めになられたものなので、使いは
しないけれど置いておきたいとのことで、長年別の部屋に封をした形で置かれていたそうです。

しかし、最近、こちらのご夫妻もご自分方の行く末を考えると、娘さん達にどうにかさせるのも忍びないし、思い立った
時に処分したいのだが、どうだろうか、とのことでした。(娘さん方は嫁がれて、それぞれに家を出ておられます)

そううかがって、ではまず見せていただこう、とその件の御仏壇を拝見させて頂きました。
申した如く、既に何も状態、つまりは空の御仏壇です。
だいたい、広島は浄土真宗の方が多く、それに伴い御仏壇も様々な装飾が施されており、それを見るだけでももはや
工芸品、あるいは美術品の域を感じます。
三十年以上前のものと聞きましたが、その当時の職人さん達が、その御仏壇という限られたスペースの中で様々に工夫を
凝らし、細工をし、ある場所では彫刻に螺鈿をはめ込み、また金箔を貼り、極楽浄土といわれるあちらの世界を表現して
おられるのでした。
とても素敵で、これを処分するのは如何にも忍びないと感じたのですが、御仏壇そのものを、今流行り?のリサイクルに
出すわけには当然行かず、さりとてご自分方で勝手に壊してゴミで出すのも、憚られるということもあります。

しばし、そんな思いをそれぞれに感じておりましたが、ふとその細工の施された飾り棚の引き戸をみてみると、外せることに
気がつきました。
そこで、その引き戸部分を取り外してみると、あたかも精緻な工芸品の飾り物のようです。
御仏壇全てを残すわけにはいきませんし、本よりそのおつもりでもないわけですが、やはり長年のご兄弟との思い出が詰まった
ものでもあるわけですので、このように一部分だけでも残せるのならそうされてみては、とご提案し、結局そのようになさる
運びとなりました。

御仏壇本体は、さてどうしようか、ということになりますが、以前に自分が神棚等で永くお世話になっております仏壇屋さんに
聞いた話によりますと、使われなくなったものは引き取って処分いたしますよと云われておりましたので、このお宅の御祓い後に
足を運び、今一度うかがって参りました。

そのお話によりますと、いわゆるお魂を抜いた後の御仏壇は引き取って頂けるとのことで、その後はある場所に集めて焼き上げ
されるそうです。

先ほど、御仏壇とはいえ、工芸品のようなものといいましたが、それを考えると、どうにも自分としては色々な意味で、燃やされ
形が無くなってしまうのは、なんともなぁと感じるのですが、これもいたし方のないことなのかもしれません。


                             
                            
神道においても、古い神棚等は、やはりお焼き上げ致しますし、古い神札等も当然そう致します。
一度、灰となって大地に還り、また何がしかの形を伴い、こちらの世界に戻ってくるのだと思います。
そうすることで、様々なものが循環しているのでしょう。
形あるものは、皆いつかは壊れる そういうことなのかもしれませんね。
無に帰すのではなく、新たに生命を与えられ、甦ってくるのでしょう。
そう考えると、処分も処分なのではなく、新しく生まれてくる一つの手段なのかもしれない、そう感じました。

                             

自分も身の回りの整理、考えてみる必要があるかもしれない、そう感じた今日でした。



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いい日旅立ち?

2017-05-10 19:49:55 | 日記
こんばんは。
今日は、7時過ぎに帰宅しまして、今に至ります(なんだ、それ^^;)
てなわけで、超のつく簡単更新をば;。

                                

実は、息子が県外へ就職が決まり、今日旅立ちました。
広島駅まで送りましたが、今、駅が大幅に改装中。
そんなこともあり、駅の南口の、以前通れていた場所からは新幹線口へはいけなくなっていたりで、自分自身
息子をホームまで見送るつもりが、そんな些細なことで息子とケンカ;。
ま、そんなことで気まずくなるのも、なんだしなと思い、じゃ、ここで、と適当なところで別れ、自分は仕事へ。

帰宅し、連絡してみると、向こうも7時過ぎに東京のカプセルホテルに着いたとか(こちらを2時17分の新幹線で
経ちました)
本来は、明日の始発で行くようにチケットが送られてきたようですが、11時からの入社式にそこの場所まで行けるかどうか
自信もないし、なんせ、おのぼりさん、スマホはあっても迷うときゃ迷うし;という理由にて、前入りしたそうな。

これで、お互い一人暮らし。
息子は、行きたくて行ったわけですので、多分いまのところはルンルンかと。
かたや、残った母ちゃんの方が、どうやら子離れできていないみたいで^^;、自分で自分が心配ですな;。

よく皆さんに、跡は継がせないの?と聞かれますが、デッカイ神殿があるのでしたらば、そうも出来ますが
なんせ零細企業ならぬ小さい当社。
宝くじでも当たればね、とこれまた冗談交じりに皆さんに申し上げながら、なかなかそうはいきませんよね^^;。
まぁ、それでも何年か後にはどうなってるのか、これもまたわからない話ではあります。
大きなお宮の跡継ぎならば、最初からそのように勉強もし、そのように仕事にも就かれるのでしょうけれど、
うちの場合は、主人や自分がそうであったように、ある程度は社会での経験をしてからこの仕事に就いても遅くは
ないのではないか、そうも感じます。

ともあれ、息子が選んだ道ですし、当面はそちらで頑張って欲しいものです。


とそんな今日でした。

ここのところ、こんな身の回り話で終始しておりますが(え、いつもって? どうもすみませんです;)
そのうち、またオバサンの一人語りを致したいと思います。
宜しくお付き合いのほどを^^。

ではでは今日はこの辺で~。

                         



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今日の雑記

2017-05-09 17:58:52 | 陶芸の先生
こんにちは。
というよりも、既にこんばんは、な時間のようです。
こちらは、朝から一日雨の日でした。
夕方、この時間になってもまだ降り続いております。
でも、この雨であの鬱陶しかった黄砂もすっかり洗い流してほしいものですね。

午前中は、仕事ではなく、ちょいとヤボ用で街中へ外出。
こういう時間に出かけることはあまりないので、案外人の流れも違っていたりして面白いものですね。
若い方より、どちらかというとお歳を召した方のほうが多い気がします。
出かけやすいのかな?
まぁ、自分もどちらといわずとも、その方達の方が年齢層は近いんですけどね^^;。

                            

雨なので、あまり良い写真もなく、昨日載せた花の写真の、もう一枚のほうをあげてみました。
やはり爽やかなのがいいですし。

紅茶が結構好きで、出かけた折にまた買い求めて参りました。
しょっちゅう飲むので、というよりも毎朝、紅茶とパンかじって、それが朝御飯ですので結構消費してるかも、です。
ですので、買うといっても一番安いのしか普段は買ってませんですよ、ガバガバ飲むので;。
(米のご飯じゃないんかい?と横槍入れられそうですが、朝以外は殆ど食事はお米でご飯ですので、そこはお目こぼしのほどを;)
買ったお店の店員さんがお嬢さんでしたが、「野焼きとかの、あの匂いが好き」とか言われ、へぇそうなんだ、と
妙なことに関心したりしてました。
紅茶の種類で、かなりスモーキィなものがあり、それについての話題の流れで、その「野焼き」が出てきたわけでして。
まさか、広島とはいえ、一応この辺りでは都会のど真ん中辺り、そんな場所でこういう単語が出てきたことに
これまた、ひとしきり盛り上がり、でもその紅茶は買わずに^^;、自分の好きな種類を買って帰った次第です、アハハ;。

                           
その後も所用を済ませ、あ、そういえば郵便局も寄らねばと、少し歩いた先の何故だかデパートの中にある郵便局に
立ち寄り(ちょうど帰り道にあるので)、その用事も済ませ、階を下りて行くと(件の郵便局は上層階にあります)
そのフロアは画廊もあるところです。
出てくるついでに、よく覗かせていただくのですが、今日もちょこっと拝見させて頂いてきました。

そこで、陶芸作家さんの個展もされておりました。
多賀井 正夫さんとおっしゃる方で、日本伝統工芸展にも何度も入選され、日本工芸会正会員でもあられる方です。
最初、敷居が高い感じがしたのですが、どうぞ作品を手にとってご覧下さいと言われ、遠慮なくそのようにさせて
頂いて、触らせて頂き、お話をしていると、なんとも気さくな方であられました。
コバルトブルー、或いは黒に近いような群青の色味を出した作品は、あたかも宇宙を思わせるようでしたし、釉薬を
幾度か掛けて焼きましたといわれる作品は、どことなくガラス質を思わせるようで、見ていて飽きません。
一番最初に目に留まった、そんなベージュともグレーとも違う色味の、でもどこか『砂漠のバラ』を感じさせる小ぶりの
お皿を一枚、求めさせて頂きました。
(本当は、コバルトブルーの深い青みのコップも欲しかったのですけれど、まぁ、自分の懐から出せる範囲での買い物ですので
 この辺りが妥当で御座いました;)

「陶芸たがい まさお」 で検索されるとご自身のHPが出てこられますので、興味のある方はご覧になられて見て下さいませ。

                           


と、今日の母ちゃんは仕事もせんと、かような事をいたしておったわけです、すみません;;。
明日から心入れ替えて??また仕事に勤しみたいと思います。

明朝には雨が上がっていますように^^。





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黄砂の一日でした

2017-05-08 18:22:02 | 日記
こんにちは。
黄砂が酷い一日でした。
いつも通る橋から、遠く宮島が望めるのですが、今朝は見えるどころか、霞の彼方。
彼方というより、霞だけ。
なんとも鬱陶しい感じで、窓を開けて走ると、どことなくいがらっぽい。
祝詞を奏上させて頂くのも、どこか引っかかる感じがしてしんどい、そんな日でした。

                             

写真は、そんな霞んだ朝日を撮ったもの。
遠くの山並みがぼんやり、靄っています。
これが一日続いたわけですから、そりゃしんどいですよね。
早くすっきりした、あの五月晴れに戻って欲しいものです。

                             

そう思いながら、御祓い先の駐車場へ車を停めると、どこからともなく、かなり甘い濃厚な香りが。
柑橘類ですけれど、種類はわかりません、あしからず;。
九月の御祓いの時には、なんの実がなってるか、わかるかな~?

こんな感じで、昼からもまた別のお宅へ参らせて頂き、さきほど帰って参りました。
そんなわけで、今日はこういう簡単更新で^^;。

どうぞ皆様、佳き今宵を。


  
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今日の一日

2017-05-06 20:49:55 | 日記
こんにちは。
黄砂で、遠くはどことなくかすんで見える日でした。
のどがいがらっぽいのも、そのせいかも?

                

そんな連休最後とも言える日に、御祓いに行って参りました。
途中、安佐動物園という、この辺りでは割と大きな動物園の横の道を通って行ったのですが、やはり駐車場へ停める車は多かったですね。
毎年、こどもの日は入園無料でもあり、この日にこの道を選ぶと、かなりえらい目に逢います。(今日は大丈夫でしたよ)
そう、行きも帰りも渋滞もはまってしまうんですね。
都会の方からすれば、そんなにひどいわけでもないのに、と言われそうですが、普段20分もあれば、かなり進む道が2時間
かかってもどうしようもないほど進まないとなると、やはりしんどいものです。
が、そこは原住民?!
抜け道を通り、渋滞の列を横目で見ながらいつもと変わらぬほどで帰路に着けます、ただし、知らないと相当に入りくんで
いるので、ナビ見ながらとしても、なさらない方が賢明かもしれません。

この時期は、若葉も目に美しく、田舎の方へ車を走らせるのは、それだけでも気持ちよいもの。
殊に今日は、運転手代わりに息子に乗ってもらいましたので、多少のヒヤヒヤはあるものの、周りの景色を堪能出来て
何よりの日となりました。
疲れも、いつもより楽な気がします。
ありがとさん、息子よ^^。

                      

明日もまた一日、今日以上に動く日となりそうです。
更新も、より簡単になってしまうかも?
ま、また落ち着いた頃、ウダウダとオバサンお得意のお話でも展開させて下さいませ。


明朝からは昨日も申した如く、日本列島、またまた再スタートな感じの日となりそうですね。
皆さん、気入れ直して、お互い行きましょうね^^v。


                      


追伸:ブックマークにhirosukeの散歩というブログを載させて頂いております。
   可愛いニャンコやら、行った先の素敵な風景を出しておられます。
   立ち寄ってみられて下さいませ。
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