芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

いつも市民派ずっと無党派!
芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

町民の声は何処へ

2014年11月18日 | 議会/委員会
日曜日は「議会フォーラム」が開催されました。議員報酬増額については町民から厳しい声があったのにもかかわらず、今日配布された議運の議事録には記されていませんでした。

「特別な反対はなし」? ほんとう?

今回のフォーラムは、参加いだいた町民と議員がひとつのグループで意見を出しあうワークショップ形式で行われました。

わたしのグループでも「なぜ議員だけが増額なのか」「お手盛りではないのか」と厳しい意見が出されていました。

さらに各グループで話し合われたことを報告する場面がありましたが、報告者である議員ははっきりと反対意見があったことを述べています。

町民のみなさまにこれまで議論してきた議員報酬などについてご意見をいただく機会として位置づけていたはずなのに、

こんな乱暴なまとめ方で良いのでしょうか。

議事録を見る限り、町民のみなさまから出された意見はひとつの方向しかなく、真実ではありません。

全員協議会において班長である議会運営委員会の議員に「なぜ反対意見はなし」となるのか、を質疑したところ、「最初は反対だったが、話をしているうちにご理解をいただいたと認識をした」とのこと。

受け止め方は主観が入りますからほんとうのことはわかりません。


わたしが問題にしたのは、たとえ議運の方向とは違う意見であったとしても(少数の意見であったとしても)尊重する姿勢がないことです。

結果だけではなく、その過程をきちんと説明し、どのような議論がされて結論に至ったのか、その過程をみえるようにする。

「多様な意見」を大事にするというなら一つ一つの意見を大事に扱うなら、どんな意見も「なかったこと」にはなりません。

「(議会は)町民の現状や聞こうという姿勢が見られず、町民も関心を失っている」という厳しい意見が新聞報道にもありました。

議会は町民の声に耳をかたむけるべきです。